数分後、その結果がわかった。
「お待たせ〜、えりち。・・・凛ちゃんや花陽ちゃん、もう来とったんか。」
来たのは、希だった。
「ええ〜、希先輩!?」
「絵里先輩・・・、・・・すごい、超能力者?」
凛と花陽がびっくりする。
「希、手伝ってくれる約束は?」
「少し遅れても大丈夫かと思ったんや・・・。ごめん、えりち。」
希が両手を合わせて絵里にあやまる。
「全く・・・、まあ、あなたが遅れるのは予想済みね。」
絵里は呆れたようだ。
(だから、花陽や凛の次はあなたかなと予想できたのよ。)
「絵里先輩にあてられちゃったニャー。」
凛は悔しさからか、語尾に「にゃ」をつける、昔のクセがでた。
「ちょっと、残念です・・・。」
花陽もガッカリする。
「何やっとったんや。」
希が絵里に訪ねようとすると
「やっと着いたわ。」
真姫が到着した。
「フフフ、真姫の順番まで当てたわ。」
絵里は、ここまで全員を当てている。
「何の真似ですか、絵里先輩。」
真姫は、ジト目で絵里を見る。
「真姫ちゃん、キレイ・・・。」
花陽が、目をキラキラさせる。
「大人っぽくて、凛やかよちんと同い年に見えない。絵里先輩と同格に見えるよ。」
凛も、うっとりした表情だが、言っていることはアホだ。
「凛、それ、ほめてるの?」
真姫は、凛に突っ込みを入れる。
「そう言えばえりち。さっきから当てたとか、外したとか何のことや?」
希が気になったようだ。
「それはね・・・。」
絵里が、メンバーの来る順番を賭けていたことを説明すると
「面白そうやん、ウチも乗るで。」
「せっかくだから、私もやってみるわ。」
希と真姫も同じルールで乗る。
「今度は私が先攻ね。・・・穂乃果、ことり、海未、最後がにこね。」
「じゃあ、ウチはにこっち、穂乃果ちゃん、ことりちゃん、海未ちゃんや。」
「私は、海未先輩、ことり先輩、にこ先輩、穂乃果先輩にしておくわ。」
絵里、希、真姫の順番で予想する。さっき外した凛、花陽は参加しない。
希はアイシャドーも着けて、髪も学生時代とは違っておろしていた。バーに出勤してもあまり違和感はない。
一方、真姫は大人びたファッションモデルがそのまま出てきたような服装だった。高校時代のギャルっぽい感じは、今の真姫にはなかった。
(二人とも、それぞれの個性がよく出ているわ。)
高校時代からオシャレに気を使っていた真姫は
、研修医と言う非常に忙しい中にあっても、ファッションのチェックは要領よくやっていたのだ。
希の方は、仕事柄予想できる内容だった。今の職業についたのにも、彼女の言うスピリチュアルパワーがはたらいたからかもしれない。