筆が乗るから連日投稿ォ!
今回は、グエル対スレッタの2戦目です。それと、前回の補足も少し入っています。
では、どうぞ
ロイドside
善は急げ、という言葉を聞いたことはあるだろうか。
要は、良いと思ったことは早めにやれ、ということわざである。
だとしても………………
ロイド「一週間は早すぎだろ!?」
うん、早すぎ。
と、言うわけで始まってしまった二度目の決闘。地球寮のメンバーは、、モニターで観戦している。
マルタン「ジェターク寮が本気を出したら、勝てっこないよ………」
ニカ「…………」
そんな中俺は、先程返却されたペイルライダーのコックピットで見ている。
ロイド「ガンダム対グエルか………予想できないな」
ペイル《慢心してないグエルさんは、とっても強いもんね………》
そう、前回は慢心していた上、エアリアルがガンダムであるという事を知らなかったため、初見殺しになってしまったが、前回の反省をいかせば、グエルが勝つこともできるだろう。
そして、両者のモビルスーツが画面に写った。
スレッタは、エアリアル。対するグエルは………
ペイル《ジェターク社の新型!?》
ロイド「随分とスッキリしたな」
グエルは、いつものマゼンタのディランザではなく、真紅の機体に乗っている。
ダリルバルデ。
モニターにはその機体名が映されていた。
そして、グエルとスレッタが決闘の宣誓をする。
…………スレッタ噛み噛みだったけど。
そして、シャディクが宣言する。
シャディク「
そして始まった決闘は、思いがけない方向に進んでゆく。
ロイド「ペイル、分かるか?」
ペイル《うん。なんだかグエルさんらしくない戦い方してるね》
決闘が始まり、暫く観戦していて、違和感を感じた。
いつものグエルとは、全く違う戦法を取っている。
囮に躊躇なく突っ込んでいったり、ドローンの操作が直線的過ぎたり………。
そこからたどり着いた予想は………
ペイル「グエルさんが操作してない、のかな?」
ロイド「多分な。大方、意思拡張AIだろうな」
ペイルも同じ考えに至ったようで、考察していると、決闘をしている場所に異変が起こる。
突如、放水が始まったのだ。それによって、エアリアルが放つビームは、全て減衰して消えてしまう。
ペイル《………人口雨?》
ロイド「勝つためには手段は選ばないってか…………」
その後も、ドローンを上手く使い、エアリアルを追い詰めていくも、あと一歩の所で放水が止まり、形勢逆転。
オジェロ「行け!8.6倍!!」
賭けをしているオジェロの声が、ここまで聞こえてくる。うるさすぎんだろ…………。
しかし、突如として、ダリルバルデの動きが止まる。
ロイド「なんだ…………?」
エアリアルが接近し、止めを刺そうとするが、ダリルバルデが再起動し、それを防ぐどころか徐々に押し返す。
体制が崩れたエアリアルを、ダリルバルデが両足のアンカーで振り回す。
そして、ビームサーベルを構えた両者が突撃、交差し…………
ダリルバルデのブレードアンテナが、焼き切られた。
その後、グエルがスレッタに告白し、慌ててスレッタが逃げていく光景を、誰が予想できたのだろうか。
後日、昼食を食べながら、俺は一連の出来事をグエルから聞いていた。
ちなみに、俺が鯖の味噌煮定食で、グエルが人工肉の唐揚げ丼だ。
ロイド「…………なるほど、そんな事があったのか。それにしても、生徒手帳を叩き割って止めるってお前………」
グエル「仕方ないだろ………原型さえ残れば、ダリルバルデは動いてくれるし」
ロイド「ま、俺も人のこと言えないけど………」
グエル「?どういう事だ?」
俺が言ったことに、グエルが疑問を持ったようで、俺はそれに答える。
ロイド「ペイルライダーが暴走した時、俺がどうやって止めたと思う?」
グエル「………まさか」
ロイド「……………生徒手帳を無理やりえぐり取った」
グエル「えぇ………」
学園の規則により、モビルスーツは生徒手帳をセットしないと起動しない仕組みになっている。それを利用して、持ち合わせの工具でどうにかこうにか生徒手帳を外したわけだ。
グエル「力技すぎるだろ………」
ロイド「お前にだけは言われたくない」
放課後、何時ものようにペイルライダーのコックピットで、調整をしていると………
ニカ「皆ー、ちょっといいー?」
ニカに呼び出しを食らった。行ってみると………
スレッタ「あの、えっと………」
なんでいんの?
次回予告
第十話 ロイドの苦労
お楽しみに!