ちょっとしたお知らせを一つ。今月中は、バイトや資格試験の勉強などで、暫くはあまり時間がありません。なので、かなりペースが落ちてしまうかもしれませんが、ご了承下さい。
さて、今回は、ロイドが久々に(笑)活躍します。
では、どうぞ!
ロイドside
ロイド「本ッ当に、すまなかった!!」
グエル「分かった!分かったから土下座はやめてくれ頼むから!ここ寮のフロントだぞ!?」
現在、俺はジェターク寮のフロントで、グエルに対して土下座をしている。
………そう、土下座だ。視線が痛い。
まさかグエルが負けるとは思わなかったが、全ての発端は俺がグエルに頼んだことだ。そのツケは俺が払う必要がある。
後々考えたが、「デミ・ストライカー借りればよかったのでは?」とかも思った。
………やっぱ俺ってアホだわ。
とりあえず顔だけあげて、正座で話す。
ロイド「こうなったのは全て俺のせいだ。お前だけではなく、ジェターク社にも被害がまわってしまった………」
グエル「そんな事はない………とは、言えないな。だが、少なからず俺にも責任はある。下手したら企業同士の戦いになってしまうとも考えずに、決闘を受けた俺も悪い。………だから、お互い悪かったってことで、チャラにしないか?」
ロイド「………お前がそう言うなら、良いけど。でも、一つだけ」
グエル「?」
ロイド「………あまり一人で抱えすぎるな。俺も、ラウダ達もいるんだ。誰かに頼るってことを学べ。でないと………心が潰れちまうぞ」
それだけ言って、俺はジェターク寮を去った。
………グエルが何か言おうとしてたけど。
地球寮に戻ると、全員が格納庫に集まって、何やら話し合っていた。
ロイド「どうかしたのか?」
リリッケ「あ、ロイド先輩。実は………」
ふむふむ、ブースターが必要、ねぇ………。
ペイル《たしかに、今のエアリアルだと、ファラクトには追いつけなさそう。それも、フロント外宙域………》
こういう時は、俺の出番か。
ロイド「皆、俺を誰だか忘れたのか?」
チュチュ「え、ロイ先パイ」
ニカ「メカニック界の一等星」
オジェロ「地球寮の死神」
スレッタ「え、えっと………天才、さん?」
ロイド「おい待てニカ」
メカニック界の一等星って………また異名増えちゃったよ、俺。
というか、スレッタからは天才、と。別に天才ではないんだけどな………。強いて言うなら秀才。
ロイド「仕方ない………ペイル、教えてやれ」
ペイル《アナハイム社の御曹子、でしょ?》
ロイド「その通り!俺なら、フライトユニット位、仕入れられるぞ」
一同「「「「「「「そう言えばそうだった!!」」」」」」」
ロイド「ひっでぇなオイ」
スレッタ「ろ、ロイドさん!あの、フライトユニット、貸して下さい!」
ロイド「良いぞ。んじゃあ、っと」
そう言って、俺は下手な辞典程の分厚さのある本を取り出す。
あ、スレッタの笑顔が一瞬で消えた。
アリヤ「………一応聞くけど、それ、なんだい?」
ロイド「アナハイム製オプション装備カタログA.S122版」
ヌーノ「国語辞書の間違いだろ………」
ロイド「んじゃ、おすすめをピックアップしていくか。何かあったら聞いて」
スレッタ「は、はい!」
そう言って、俺の営業が始まった。
ロイド「まずはこれだな、シュツルム・ブースター。プロペラントタンクとブースターが一体化したもので、直線上の速度ならピカイチだ。ただ、小回りが効かないのと、サイズがデカいのが弱点だな」
ニカ「小回りが効かないのはきついんじゃない?」
スレッタ「それは、ちょっと………」
ロイド「なら次はこれだな、シールドブースター。シールドとブースターを一体化させたことで、単純な防御力が上がっただけでなく、いざというときにはシールドとしても使える一品だ。」
オジェロ「………もうシールド付いてるぞ、エアリアル」
スレッタ「いくつもシールドは、いらないです………」
ロイド「まだまだいくぜ。お次はこれ、テールブースター!両脚部に接続する特殊なタイプでな。ビームキャノンを二門装備しているから、火力もアップするぞ」
アリヤ「………攻撃を受けたら、足も誘爆しないかい、それ?」
スレッタ「足は、大事です………」
ロイド「なら、こいつだ、Tブースター!単なるブースターと思うなかれ。大型のサブアームに変形して、肉弾戦を行う事もできてしまうものだぞ。ちなみに、サブレッグに変形するBブースターってものもあるぞ」
ヌーノ「何かしらと一体化させないと、気がすまないのかよ………」
スレッタ「腕も足も、そんなにいりませんよ………」
ロイド「これならどうだ、アクティブバインダー!小回りも効く、推力もある、おまけに安い!」
リリッケ「………物に引っ掛かりそうですね」
スレッタ「流石に、このサイズは………」
ロイド「ゼェ…………ハァ…………ゼェ………ハァ………」
チュチュ「必死になりすぎだろ」
ロイド「ま、まさか………俺のおすすめが………通用しないとは………」
アリヤ「癖が強すぎるんだよ、AE社のは」
ロイド「それがロマンってもんだろうが!?………はぁ、仕方ない、とっておきを出すか」
オジェロ「まだあんのかよ」
ロイド「これだ。ライトニングバックウェポンマークⅡ。限定品だったライトニングバックウェポンを元に製造したものだ。そこまで大きすぎず、推力もピカイチ。おまけにミサイルとビームサーベルもついてくる。汎用性もバッチリ」
アリヤ「良いのあるじゃないか!」
ニカ「スペックも申し分ない、これなら行けるよ!」
ヌーノ「見た目もクールでいいな」
リリッケ「でも、なんで最初にそれを出さなかったんですか?」
ロイド「これ、結構高くて………俺のポケットマネーが………」
一同「「「「「「「ああ………」」」」」」」
数日後
オジェロ「ライトニングバックウェポンマークⅡ、接続完了!」
ティル「各武装、問題なし」
アリヤ「システムオールグリーン。発進準備完了」
ロイド「いいか、スレッタ。今回はテスト飛行だ。先に出てるニカとミオリネの指示に従ってくれ。」
スレッタ「はい。LP041、スレッタ・マーキュリー。エアリアル、出ます!」
スレッタの合図とともに、エアリアル・フルバーニアンは勢いよく射出されていく。
そして、飛行テストを着々とクリアしていく。
リリッケ「すごいんですねぇ、ロイド先輩って」
ロイド「開発に口出したりしてるから、コネがあるんだよ」
スレッタ………明日の決闘、頑張れよ。
………飛行テスト終了後、スレッタがそのままペイル寮にカチコミ(?)をしたのは余談。
エアリアルのオリジナル強化を妄想もいれつつざっくりご紹介
XVXー016FB
ガンダム・エアリアルフルバーニアン
ガンダム・エアリアルにライトニングバックウェポンマークⅡを装備した、本小説のオリジナル機体。原作とは違い、ビームキャノン部にはビーム・サーベルを装備している。
頭頂高:18.0m(エアリアルと変わらず)
全高:20.2m(勘)
総重量48.5t(勘)
制限時総推力:74800kg(百式と同程度)
リミッター解除時総推力:112600kg(Zガンダムと同程度)
※尚、総推力が総重量の1.5倍程の場合、重力下での飛行が可能なものとする
製造:シン・セー開発公社、アナハイム・エレクトロニクス
武装
ビーム・バルカン
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
ミサイルポッド
ガンビッド
次回予告
第十三話 激突!魔女と魔女の戦い
お楽しみに!