アスティカシアを第四の騎士で駆ける   作:毒撒

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どうも、ルブリスウソーンです。

今回は、スレッタ対エランのお話です。

さて、エアリアルフルバーニアンの性能やいかに?

では、どうぞ!



追記:最近、コラボを視野に入れてきていますが、誰かしてくれませんかね。


第十三話  激突!魔女と魔女の戦い

ロイドside

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャディク「これより、決闘をとり行う」

 

 

翌日、いよいよ決闘が始まろうとしている。

 

エアリアルフルバーニアンもできる限り調整して万全にしたし、後は勝利の女神様に祈るばかりだ。

 

俺は、ニカ達と小型艇でサポート役に回っている。

 

 

リリッケ「スレッタ先輩、勝てますかね………?」

 

ペイル《こればっかりはスレッタを信じるしかないね》

 

アリヤ「始まるぞ」

 

 

アリヤに声を掛けられ、俺たちはモニターに目を向ける。

 

 

シャディク「決心開放(フィックス・リリース)

 

 

さあ、教えてやれスレッタ。

 

エアリアルフルバーニアンの、性能とやらを。

 

 

 

 

 

 

まずは、お互いの遠距離武器で撃ち合う。

 

エアリアルはガンビッドで防御しつつ、ビーム・ライフルで攻撃する。対して、ファラクトは、攻撃を避けつつ、大型のライフルで反撃する。

 

互いに撃ち合いが続くが、突如、ファラクトが射撃を続けつつエアリアルに接近する。

 

そのままビーム・サーベルで斬りかかるが、間一髪、エアリアルもビーム・サーベルで防御する。

 

が、エアリアルがスラスターを一気に噴射し、ファラクトを押し返す。

 

 

リリッケ「機体の負荷、許容範囲内です」

 

アリヤ「上手くいったな、ロイド」

 

ロイド「ああ。だが、ここからだ」

 

ミオリネ「………あのバックパック、あんたの親の会社の?」

 

ロイド「それは事実だ。だが、あんな奴と俺を一緒にしないでくれ」

 

ミオリネ「あんたも親に苦労しているのね」

 

ロイド「………今度、トマトジュース飲みながら語り合おうぜ」

 

ミオリネ「………良いわ、あんたの奢りね」

 

ロイド「おい」

 

マルタン「ふ、ふたりとも、お互い動いたよ!」

 

 

マルタンの声で、握手をしていた俺とミオリネは現実に戻ってくる。

 

今は、エアリアルとファラクトが追いかけっこをしている。

 

そして、ファラクトのシェルユニットが輝きを増すと、肩部のバインダーからスタンビット(仮称)が出てくる。

 

ニカ「やっぱり来た!」

 

アリヤ「スレッタ、避け「その必要はない」ロイド!?」

 

ミオリネ「あんた、どういうつもり!?」

 

 

ミオリネが叫ぶが、俺はお構いなしに続ける。

 

 

ロイド「スレッタ、作戦を実行する」

 

スレッタ『了解!』

 

 

俺がスレッタに指示を飛ばすと同時に、スレッタがバックパックからミサイルを発射していく。

 

発射された大量のミサイルは、スタンビットの進行を防ぎ、誘爆させていく。

 

 

リリッケ「敵機のビット、ぜ、全滅………」

 

マルタン「す、すごい………」

 

アリヤ「これが、ロイドの………」

 

ニカ「作戦………?」

 

ロイド「正確には、スレッタの作戦だ。俺は、原案を聞いて、少し軌道修正をしただけだ」

 

ミオリネ「スレッタが………」

 

 

そう、これはスレッタが提案した作戦。最終調整をしていたときにわざわざ来て、一緒に作戦会議をしていたのだ。

 

 

そして、エアリアルはガンビットを収納し、加速してファラクトを追いかける。

 

エアリアルの方が速いのか、段々と距離を縮めていく。

 

ファラクトが、小惑星を避けてスピードが一瞬だけ落ちる。

 

それを逃さず、エアリアルがガンビットで猛攻を仕掛ける。

 

そして、ファラクトの大型ライフルを破壊する。

 

 

マルタン「やった、当たった!」

 

 

しかし、ファラクトが脚部を変形させ、そこからビームを放つ。

 

内一つは回避したものの、もう一つはバックパックの左舷ユニバーサル・ブースターに当たる。

 

そのまま誘爆する寸前で、エアリアルがバックパックをパージする。

 

 

リリッケ「エアリアル、推力損失!」

 

アリヤ「まずい………!」

 

 

すかさずファラクトは、バインダーからビットを射出し、そのままエアリアルにレーザーを当てる。

 

 

ロイド「しまった、予備があったか!」

 

 

そして、ファラクトがエアリアルに接近していき………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如、エアリアルのシェルユニットが輝きを増し、衝撃波のようなものを放つ。

 

それが中継用のハロに当たった途端、まるで通信妨害を食らったかのように、通信が不安定になる。

 

 

ペイル《何で、回復しない………?》

 

ロイド「一体、何が………?」

 

 

そして、画面が復旧し、写ったのは………

 

 

 

 

 

 

 

ガンビットの猛攻により、ボロボロになったファラクトだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、エアリアルを回収し、今は、エランをペイル寮へ送り届けている。

 

 

 

ロイド「………」

 

エラン「………」

 

 

気まずい………

 

どう話せば良いのか分からん………

 

 

エラン「………頼みがあるんだ」

 

ロイド「………なんだ?」

 

エラン「………スレッタ・マーキュリーを頼む。僕は、もう会えないだろうから」

 

ロイド「………どういうことだ?」

 

 

俺は、エランの言葉が分からなかった。もう会えない?決闘の賭けを破るのか?

 

 

エラン「………僕はおそらく、ペイル社によって、処分される」

 

ロイド「………は?」

 

エラン「ガンダムに乗るために作られた僕が、ガンダムに負けたんだ。上は、処分するだろうね」

 

ロイド「………どういう事だよ」

 

エラン「言葉どうりだよ。僕は、本物のエラン・ケレスじゃない。顔も、声も、何もかも。ペイル社によって用意された、影武者だから」

 

ロイド「どうにかは………ならないだろうな」

 

 

ペイル社が、そんな事を………。

 

………人を何だと思ってるんだ。

 

 

エラン「だから、もし僕について、スレッタ・マーキュリーが聞いてきたら、こう答えてほしい。待ち合わせに行けなくてごめん、って」

 

ロイド「………分かった」

 

エラン「じゃあ、僕はこれで。………さよなら」

 

ロイド「………ッ!エラン!!」

 

 

去りゆくエランに、俺は声をかける。

 

エランが、顔だけこちらを向く。

 

 

ロイド「お前の、本当の名前は!?」

 

エラン「………○○○◯・○○○○○○。それが、僕の本当の名前」

 

ロイド「………〇〇〇〇。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たとえ俺だけだとしても、俺はお前の名前を忘れない!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

〇〇〇〇「ッ!!………ありがとう」

 

 

 

涙を拭きながら叫んだ俺の言葉に、エランは感謝だけを述べ、そのまま歩き去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……でも

 

 

 

 

 

 

 

最後に見たあいつの後ろ姿に、別の男子の影が重なったのは、きっと、涙が滲んでいたせいなんかじゃなかった。

 

 

 




次回予告

第十四話  インキュベーション・パーティー

お楽しみに!
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