今回は、株ガン設立に向けて動くお話です。
ロイドside
ロイド「株式会社ガンダムねぇ………」
ニカ「………落ち着いてるね、ロイド」
ロイド「いや、なんか………もう、慣れた」
ペイル《えぇ………》
朝飯(昼飯)をレーションで済ませ、ミオリネに一連の事情を聞いた。
要約すると………
ペイル社(要約)「ファラクトはガンダムでそれに反応したエアリアルもガンダム!よって廃棄!」
ミオリネ(要約)「そうはさせねぇ!ペイル社とシン・セーの一部を買収してガンダムの新規事業、株式会社ガンダムを設立ッ!」
デリング(要約)「ガキが会社などやれるものか!帰れ!」
ミオリネ(要約)「お願い、パパ!友達を助けたいの!(潤んだ目)」
デリング(要約)「し、仕方ないな〜パパ頑張っちゃうぞ〜!でも、途中で投げ出さないように!」
ミオリネ(要約)「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
………って事らしい。
もうこの感じには順応してきたな。
今は、リリッケがホワイトボードを使って、説明している。
リリッケ「決めることが色々あるんですけど、まずは、定款でしょうか。具体的なことは、企業計画書に書くんですけど………」
チュチュ「この会社が何すんのかって話だろ?」
ニカ「スレッタのお母さんの話だと、GUNDフォーマットの安全性を実証しないと、ガンダムは造れないって」
アリヤ「ペイル社のガンダムは?名前………」
ロイド「ファラクトな」
マルタン「あっちとエアリアルは違う技術なの?」
ロイド「さぁな。実際に調べてみないと分からんよ」
リリッケ「ペイル社の書類によると、ファラクト一機を製造するのに必要な費用は………」
そういって、リリッケはタブレットを見せる。
リリッケ「こちらです」
オジェロ「マジかよ………!」
チュチュ「あーしのデミ、何機造れんだよ………」
そこに、マルタンが恐る恐る聞く。
マルタン「………それで、諸々の事をした後の、うちの会社の資金は?」
リリッケ「………こちらです」
オジェロ「マジかよ………」
アリヤ「ティコの餌代にもならないぞ………」
まさかの資金不足に、全員頭を抱える。
………一人を除いて。
ミオリネ「そんなの、派手な事業計画を打ち出して、融資を増やせばいいのよ」
そう、俺たちには、経営戦略科の成績トップがついている。
………初仕事だけれども。
チュチュ「じゃあ、どうするんだよ」
ミオリネ「………そうね………普通に考えたら、兵器として売るのが妥当かな」
ガンダム、売るよ!
………という唐突に思い浮かんだセリフをかなぐり捨て、俺は思考の海に潜る。
ロイド(兵器………モビルスーツ事業か。普通に考えたらそうだけど………。ここは地球寮。言い方が悪いが、ある意味戦災孤児の集まりでもある。戦争によって一人になった奴らが、戦争のための道具を作る。確実に、主にアーシアンから批判を食らうだろう。それは絶対に避けたい。となると、候補としてはモビルクラフトか?人に限りなく近い動きで、作業ができるんだ。悪い案ではないだろう。だが、汎用性を持たせすぎたり、武装を使えるようにしても駄目だ。と、いうか、軍事利用できるようなものが駄目だとしたら、それこそ医療とかくらいしかできないぞ。というか、ガンダムを医療にって………中々厳しいなぁ………だったら………)
ペイル《……ド!ロ…ド!ロイド!》
ロイド「おぉう!?………何だよ?」
ペイル《………また、一人で考え込んでたの?悪い癖だよ》
ロイド「す、すまん」
考えすぎて怒られてしもうた。昔からなんだよな〜。
ロイド「で、今何の話?」
ミオリネ「ロイド、あんたに社長命令よ」
ロイド「………へ?」
二週間後
ロイド「………」
ペイル《ロイドが………消えかかってる………》
ニカ「一体何があったの!?」
………
ペイル《いや、ミオリネさんの命令が、決闘しまくって資金を稼いでこい、だったじゃん。それで、この二周間、とにかく決闘の毎日でねぇ………》
アリヤ「………で、燃え尽きた、と」
ロイド「………も……た………………い」
ニカ「………なんて?」
ロイド「………もう、たた……か……い………たく………ない………」
アリヤ「………少し、休め」
その後
無事に全て終わらせ(その間、俺は臨時休暇)、会社設立まで秒読み、と、いうところで………
ロイド「何のようだ?
………シャディク」
シャディク「………端的に言おう。うちの寮に来い」
ロイド「命令形かよ………で、理由は?」
シャディク「………近いうちに、水星ちゃんから、花嫁を奪い返す」
ロイド「………んで、俺に味方についてほしい、と」
そういや、昔からミオリネが好きなんだっけ、こいつ。
シャディク「ああ。まぁ、水星ちゃんの味方をしないなら、それでも良いけど」
ロイド「………それには応じない。うちの後輩に手を出そうもんなら、俺は容赦しない」
シャディク「交渉決裂だな。なら、俺も容赦しない」
そういって、シャディクは踵を返し、歩きさる。
どんな事をされても、後輩は俺が守る。
って、言ったけどさぁ………。
ニカ「新校則、追加のおしらせ………?」
流石に容赦ナサスギィ!!
おまけ ロイドの決闘の様子
モブ①「僕が、僕たちが、ディランザだ!!」
ロイド「オタクは帰ってどうぞ!」
ズバーン
モブ②「ザウォート・フルドレスって、眩しいんだから!」
ロイド「一人でパーティーでもしてろ!」
ズキューン
モブ③「ハインドリーの右腕が光って唸る!」
ロイド「黙ってやられろ!」
チュドーン
モブ④「あえて言おう………デミトレーナーであr」
ロイド「帰れ!」
ドッカーン
次回予告
第十六話 集団戦
お楽しみに!