今回から、シーズン2編に入っていきます。それと、最後にアンケートがあるので、そちらもお願いします。
では、どうぞ!
第二十話 その後のお話
ロイドside
あの後、俺とペイルはシャトルに帰還したら、皆に思いっきり泣いて怒られた(主に兄貴とイリスさんから)。
んで、プラント・クエタが混乱しているところに乗じて、再び出撃。地球寮の船に向かった。
結論から言うと、全員無事だった。ただ、マルタンとニカが終始俯いて黙っていた。なにかあったのだろうか。
その後、戦闘を行ったという事もあり、到着したドミニコス隊に事情聴取を受けることになった。
今は、ドミニコス隊の旗艦と思われる船の一室で、話している。
ケナンジ「私は、ドミニコス隊司令、ケナンジ・アベリーです。AE社代表の御子息、ロイド・エレネットで間違いありませんね?」
ロイド「………はい」
ケナンジ「そう緊張しないで下さい。むしろ、緊張したいのはこちらもなんですから」
ケナンジさんは、苦笑しつつそう言い、手元のコップのコーヒーを飲む。
ロイド「緊張しなくても、俺みたいなガキンチョに、あなたの首を跳ねるような権限はありませんよ」
ケナンジ「それでも、丁寧に接する必要があるんですよ。ドミニコス隊は、モビルスーツはグラスレー社の物ですが、戦艦に関しては、AE社から特注で建造してもらっていますから」
ロイド「………そういえば、そうでしたね」
その後は、ケナンジさんが質問し、俺が答えるのを繰り返していた。
その後、地球寮の船ではなく来るときに乗っていたシャトルに乗り、アスティカシアに戻ることになった。
なんでも、元々プラント・クエタにいた皆は、更に細かい事情聴取を受けるんだとか。
学園に帰った俺に待っていたのは、予想外の情報だった。
ロイド「ヴィムさんが………死んだ?」
ラウダ「………はい」
地球寮に戻る道中、偶々出会ったラウダ、フェルシー、ペトラから、ヴィムさんの訃報を知らされた。
ペトラ「………昨日、いきなり連絡が来て、ほとんど教えてもらえなくって………」
フェルシー「何回もグエル先輩に連絡しようとしても、繋がらなくて………私達も、なにもできなくって………ッ!」
ラウダ「ロイドさん、何でも良いです。何か知りませんか………?」
ロイド「………俺は分からない。でも、調べてはみるし、何かあったら必ず教える。それと、必要なら俺を頼れ。何かしらの力になれると思う」
ラウダ「………分かりました。よろしくお願いします」
そう言って、三人は俺に深々と頭を下げてから、その場を去っていった。
ロイド「ただいまーっと………俺しかいないんだった」
地球寮に帰った俺は、いつもの癖で挨拶をするが、一人だった事を思い出し、一人で勝手に恥ずかしくなっていた。
ロイド(………誰かに聞かれてないよな?///)
ペイル《………一人で何してるの?》
ロイド「………誰かに言いふらしたりしてみろ。お前を壊す」
ペイル《照れ隠しが物騒!?》
いつものようなやり取りをし、部屋に荷物を置いて、俺はトーリスリッターのコックピットに入る。
ロイド「ふー………ん?」
その時、俺は、戦闘中にも気づかなかった、コックピットの変化に気がついた。
ロイド「………このくぼみ、何か形変わったか………?」
学園の端末を取り付けるくぼみの形が、少し変化しているのだ。少しいじってみると、端末を取り付ける部分が、大きくなったり小さくなったりするようになっているのだ。
ロイド「………これ、もしかして学園以外のスマホ型端末もはめれる様になったのか?」
ペイル《みたいだね。コックピット経由なら、私は端末を移動できるし》
ロイド「………意味あんのか?」
ペイル《………さぁ?》
そして、俺は考えるのをやめ、眠りについた。
そして、プラント・クエタ襲撃事件(仮称)から二週間が経過した。
学園では、明日のオープンキャンパスに向けて、生徒が一丸となって準備している。
そんな中、俺は………
生徒1「………何で死神がここに・・・?」
生徒2「もしかして、次の標的はうちなのか・・・!?」
ロイド(なわけねぇだろ)
俺は、ペイル寮に来ていた。株式会社ガンダムと協力関係にある、新しいエランに挨拶に来たのだ。
エラン「やぁ、ロイド・エレネット!こうして会うのは久しぶりだね」
ロイド「あぁ、久しぶりだな」
………別人で確定だ。あいつはこんなに明るくなかった。とすると、俺の知っているエランは、もう………。
ペイル社に対する怒りを何とか抑え込み、会話を続ける。
ロイド「あの決闘の後、暫く来てなかったのは何でだ?」
エラン「ペイル社の用事さ。終わってから復学しろと言われちゃったからね」
ロイド「なんか変わったな。性格も、服装も。前は氷の君とか呼ばれるやつだったのに」
エラン「スレッタ・マーキュリーが僕を変えてくれたんだ。前よりは、ポジティブに物事を考えるようになったしね」
ロイド「………うちが雇ったんだ。裏切るなよ」
エラン「もちろんさ」
それだけ言って、俺は去っていった。
そして、地球寮に帰ると………
???「やっと会えた、スレッタお姉ちゃん!」
スレッタ「え、えっと………」
………またこのパターンか。
裏設定その六
ロイドが原作イベントをことごとくスルーしているのは、ただの偶然。
次回予告
第二十一話 謎の編入生とランブルリング
お楽しみに!