今回は、いよいよシーズン2編のラスボス機体が登場します!
では、どうぞ!
ロイドside
格納庫に到着した俺は、マックスさんに声をかける。
ロイド「マックスさん、なんか余ってるモビルスーツ無い?」
マックス「お前に丁度いいのが一機だけあるよ。着いて来い!」
マックスさんは格納庫の奥に向かっていくので、俺もそれについていくと、そこには、布を被った大きな何かがあった。
マックスさんが布を引っ張って取ると、そこには見たことのないモビルスーツがあった。
青色系をベースにしたカラーリング。
HADESとはまた違う、赤いバイザーとアイカメラ。
バックパックにある大型の突起。
ロイド「………新型機?」
マックス「あぁ。RGZ-95リゼルだ。次のコンペに出そうと、開発していた機体だ。完成すれば、世界初の可変機となるんだが………あいにく、完成したばかりでテストが出来てなくってな。ぶっつけ本番だが、行けるか?」
ロイド「………上等!」
no side
パイロット①「………繰り返す、直ちに退艦せよ」
戦艦ドッグにて、ロイドたちの乗る新造艦を、三機のジェスタと、四機のジェガンが囲っている。
パイロット②「隊長、あいつら、こちらの指示を聞く気は無いようですね」
パイロット⑤「隊長、攻撃の許可を」
しかし、ロイドら反アナハイム派は、発進準備を続け、しびれをきらした隊員達が、隊長に指示を仰ぐ。
パイロット①「………そうだな。各機、攻撃を《pi-pi-pi-》ッ!何だ!?」
隊長が攻撃の許可を出そうとすると、各機のコックピットに警告音が響き、警戒態勢をとる。
そこに、恐らく新造艦から発射されたミサイルが数発飛んでくる。
各機の射撃によって、ミサイルは撃ち落とされるが、爆発したミサイルから、煙幕が溢れ、辺りを包む。
パイロット①「チッ、スモーク弾か………ッ!各機、闇討ちには注意しろ!」
しかし、AE社の屈指の実働部隊、すぐに対応し、警戒を強める。
少しの時間がたったその時、後方から隊長機に向けてビームが放たれる。
そのビームは、寸分違わず隊長機のジェスタの頭部を撃ち抜いた。
パイロット①「なっ………!?」
そして、接近してきた青い機体が、ジェスタの四肢を切り裂いていく所で、衝撃によって隊長は意識を失った。
ロイドside
ロイド「まずは………一機ッ!」
完全不意打ちの形で一機を戦闘続行不能まで持っていたけど、こっからはそれが通じない。
恐らく気づかれただろうし、操縦技術は精々、五分五分が良いところだ。
ロイド「ま、やるしかねぇよ………なッ!」
俺はリゼルを巡航形態へと変形させ、別の機体に向かう。
パイロット⑥『何だこいつ、モビルスーツが、ちっさい船に変形しやがる!』
パイロット②『どうせこけおどしだ、散解して仕留めるぞ!』
ロイド「なら見せてやる、リゼルの性能を!」
射撃しつつ、速度を維持したままモビルスーツ形態へ変形させ、そのままビーム・サーベルで切り裂き、巡航形態へ変形して別の敵機へ向かうを繰り返し、数を減らしていく。
そこに、イリスさんからの通信が入る。
イリス『ロイド君、こっちは何時でも出せるよ。戻ってきて!』
ロイド「ここまでか、了解!」
俺は、リゼルの巡航形態で素早く帰還した。
ロイド「兄貴、おまたせ!」
サルネリア「待ってないよ。んじゃ………行きますか」
ロイド、サルネリア「「ネェル・アーガマ、発進!!」」
俺たちの声で、大型艦「ネェル・アーガマ」が発信した。
イリス「敵機、急速接近!」
ロイド「対空防御!近づけさせるな!」
ライア「あいよ!」
先程倒しそこねたジェガンとジェスタが接近してくるも、対空防御で近づかせない。
サルネリア「最大全速!このまま月から離脱する!」
アルス「アイ・アイサー!」
アルスさん、結構ノリノリですね………。
そうして、俺達は月から離脱する
………その直前
イリス「これって………!敵機接近!数は一。ジェガンのおよそ三倍の速度で追ってきています!」
サルネリア「何!?」
ロイド「三倍とかマジかよ!?」
リゼルでも精々1.3倍位なのに、三倍!?
ロイド「ここでやられる訳にはいかない!俺がリゼルで出る!」
サルネリア「頼む!」
俺はすぐリゼルに乗り込み(パイロットスーツは着たまま指揮を取ってたのでそのまま)、再び出撃した。
そして、敵機の姿が見えてきた。
緑色の巨体。
鋭く光るモノアイ。
そして、肩部から繋がっている四枚の羽のようなバインダー。
ロイド「何だよ、コイツ………でも、やってみせる!」
俺は、直ぐ様ビーム・ライフルとビーム・キャノンを連射するが、四枚羽(仮称)はそれを人間とは思えない軌道で避け、各バインダーから小さな円柱状のものを射出する。
射出したそれは、内蔵されてあるであろうスラスターを使い、リゼルの周囲に展開し、一斉にビームを撃ってくる。
ロイド「ガンビッド!?」
俺は慌ててそれを避け、包囲網を抜け出して四枚羽に斬りかかる。
しかし、あと少しのところで四枚羽もビーム・サーベルを展開し、防御される。
ロイド「隙がなさすぎだろ、こいつ………ッ!」
???「お前では私は倒せない」
ロイド「!?」
俺は、接触回線で聞こえたその声に、驚愕する。
同時に、一度お互いが離れる。
ロイド「………アナハイム………ッ!!」
アナハイム「お前では、私とクシャトリヤには勝てない」
裏設定その十
当初、ラスボスはネオ・ジオングの予定だったが、意外と無理ゲーだったのでクシャトリヤになった。
次回予告
第二十五話 アスティカシアへ
お楽しみに!