いよいよ決戦です。余計な事は話しません。
どうぞ、最後までお楽しみ下さい!
※最終回ではありません
ロイドside
イリス「フロント管理社より通達!最大望遠でクワイエット・ゼロを確認、との事!」
ロイド「お出ましか………」
あれから一日経ち、各員が持ち場にて待機している時、遂にクワイエット・ゼロが接近してきたとの情報が入った。
イリスさんから通信機をひったくり、通信を繋ぐ。
ロイド「ネェル・アーガマより通達!フロント管理社より、クワイエット・ゼロを確認、との事!各員はノーマルスーツを着用、持ち場に着け!各パイロットは、自機にて待機!各艦は第二種戦闘配置にて発進準備!十五分後には出港できるように!」
イリス「………ボクの仕事なんだけどなぁ」
ロイド「俺もキャバルリーで待機するから、兄貴は指揮、よろしく!」
サルネリア「あぁ。行って来い!」
アルス「あ、ロイド君。更衣室にプレゼントがあるから、見てみてね」
そう言われたので、俺は更衣室に入り、自分のロッカーを開けると………
ロイド「へぇ………。良いセンスじゃん」
そこには、新しいパイロットスーツが入っていた。
(リディ・マーセナスがリゼルとかデルタプラスとか乗ってた頃のパイロットスーツですby作者)
俺はそれに着替え、格納庫へ向かう途中で、グエルと合流した。
ロイド「グエル、地球寮の奴らは頼む」
グエル「あぁ。任せろ。絶対に死なせないさ」
格納庫に着き、お互いが自分の機体へ乗り込む。
俺は、キャバルリーを起動させ、何時でも出撃、HADESが使えるように準備する。
そして、艦全体に衝撃がかかる。出港したのか。
俺はキャバルリーを中央カタパルトデッキに向かわせ、足を固定して待機する。
横を見ると、右舷カタパルトデッキにはダリルバルデⅡが、左舷カタパルトデッキには、キャリバーンがいた。
ロイド「スレッタ、大丈夫か?」
スレッタ『はい。行けます』
ロイド「………お前は、エリクトと母親のことだけ考えてろ。アナハイムとノーラはこっちでやる。………行きて帰ろうな」
スレッタ『はい!』
サルネリア『射程距離に入り次第、ハイパーメガカノンを発射し、出撃だ。頼んだぞ』
ロイド、グエル、スレッタ「『『了解』』」
そして、カタパルトデッキ下部の砲門から、ハイパーメガカノンが発射された。
イリス『作戦開始!皆、行っちゃって!』
スレッタ『はい!スレッタ・マーキュリー、ガンダム・キャリバーン!出ます!』
グエル『グエル・ジェターク、ダリルバルデⅡ!出る!』
ロイド「ロイド・エレネット、ペイルライダー・キャバルリー!行きます!」
no side
オペレーター①「フロント方向より、高エネルギー反応!」
プロスペラ「エリィ、お願い」
ネェル・アーガマのハイパーメガカノンを察知したクワイエット・ゼロは、エリクトが操作するガンドノードで防御する。
しかし、ハイパーメガカノンの高い威力によって、ガンドノードのおよそ一割が爆発した。
オペレーター②「これは………接近するモビルスーツを確認、数は二。たった今、データストーム空間境界面を突破しました」
ゴドイ「モビルスーツだと………?」
クワイエット・ゼロ外装部に外付けされた、専用簡易ハンガーに収容された、クシャトリヤのコックピットにて、アナハイムもその様子を見ていた。
そして、クワイエット・ゼロに、モビルスーツが二機、スラスターを吹かせ、接近していく。
(BGM RE:I AM)
プロスペラ、アナハイムには、その機体に見覚えがあった。
プロスペラ「キャリバーン………?」
アナハイム「キャバルリー………」
スレッタの駆るキャリバーンと、ロイドの駆るキャバルリー。
化け物と騎兵隊の名を持つ機体は、一斉にクワイエット・ゼロへと向かっていく。
しかし、その行く手を、エリクトが操るガンドノードが阻む。
スレッタ「通して、下さいッ!」
ロイド「邪魔だ、退けぇ!」
キャリバーンはバリアブルロッドライフルで、キャバルリーは右腕に装備したシェキナーのガトリングで、互いに別方向に向かいながら、ガンドノードの包囲網を突破していく。
ロイド「そこぉッ!」
ガンドノードが重なった瞬間、シェキナーの集束していたビームを放ち、数機まとめて撃ち抜く。
ロイド「このまま、突っ込めば………!《pi-pi-pi-》ッ!?」
ロイドはそのまま突破しようとするが、突如鳴った警報に、機体を急速旋回させ、上から連続して撃ち込まれるビームを避ける。
ロイドが上を向くと、そこにはトーリスリッターがいた。
ロイド「ようやく会えたな………ノーラッ!!」
ノーラ《………お願い、ロイド》
ノーラは、こちらにハイパーナックルバスターの銃口を向ける。
ノーラ《………大人しく、帰ってッ!!》
A.S史上、最大の兄妹喧嘩が、幕を開けた。
一方、その頃、グエルは………。
グエル「………そろそろじゃないか?」
アリヤ「そうだな。チュチュ、そっちは大丈夫か?」
チュチュ「あーしは何時でも行ける」
グエル「そうか、じゃあ、タイミングはそっちで《pi-pi-pi-》ッ!何だ!?」
突如鳴った警報に、グエルは警戒する。
その時、クワイエット・ゼロの方向から、緑色の巨体が接近してきた。
グエル「クシャトリヤ!?露払いって訳か!」
クシャトリヤは地球寮の船に向かってビーム・ガトリングガンを連射するが、ダリルバルデⅡがバックパックから六基のイーシュヴァラ・リビルドを展開し、ポイントバリアモードで防御する。
グエル「やらせるか!」
しかし、そう簡単にクシャトリヤは諦めず、ファンネルを展開してダリルバルデⅡを堕とそうとする。
ダリルバルデⅡもイーシュヴァラ・リビルドと携行武装のビームコンポジットで対応する。しかし………
グエル「グッ!?このままじゃ………ッ!」
クシャトリヤの攻めの勢いが強く、グエルは押され気味になってしまう。
そして、クシャトリヤのビーム・ガトリングガンの銃口が、ダリルバルデⅡを捉えた。
その時だった。
ダリルバルデⅡとは全く違う方向から、クシャトリヤに向けてビームが連射される。
アナハイム「何………!?」
クシャトリヤはファンネルを収納し、回避に徹する。
そして、ダリルバルデⅡを庇うような形で、とあるモビルスーツが武器を構える。
ラウダ「兄さんは………やらせない………ッ!!」
裏設定その十七
グエルがフォルドの夜明けに捕まっていた時の話は、最初から外伝で書くつもりだった。本編終了後をお楽しみに!
次回予告
第三十二話 兄と弟
お楽しみに!