アスティカシアを第四の騎士で駆ける   作:毒撒

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どうも、ルブリスウソーンです。

本編の前に、言いたいことを。

この度、なさや式CPメーカーを使用し、ロイドとノーラを作成させていただきました。この下に貼り付けておくので、良かったら見てみて下さい。


【挿絵表示】


さて、終盤にさしかかり、この話含め二話でシーズン2編終了となりました。

どうか最後まで、見届けてくださると嬉しいです。

では、どうぞ!


第三十四話  ペイルの選択

no side

 

 

 

 

 

 

ロイド「………ありがとう、ノーラ」

 

 

ロイドは、少しばかり溢れた涙を振り払い、キャバルリーを動かす。

 

その少し奥では、トーリスリッターが静止している。

 

 

キャバルリーをクワイエット・ゼロの逆方向を向かせ、迫りくるアナハイムのクシャトリヤを見据える。

 

 

ロイド「………決戦の刻だ………クソ野郎ッ!!」

 

 

ロイドは、チャージしていたシェキナーから、ビームを解き放つ。だが、クシャトリヤはそれを、胸部拡散ビームキャノンで相殺し、ビームガンを連射する。

 

ロイドはそれを避けるが、クシャトリヤはその隙に接近し、ビーム・サーベルを振り下ろす。

 

ロイドもビーム・サーベルを振りかざし、鍔競り合いになる。

 

 

アナハイム「大人しく投降しろ。そうすれば命は奪わない」

 

ロイド「ここまで来て………諦めきれるかッ!」

 

アナハイム「………ならば、ここで散れ」

 

 

そう言って、アナハイムはキャバルリーの周りにファンネルを展開する。

 

 

 

 

 

 

その瞬間、後方から八本のビームが撃たれ、八割ほどのファンネルを撃ち落とす。

 

 

ペイル《これで、サイコミュの意味は、ほぼなくなりましたね》

 

アナハイム「ペイル………貴様………ッ!」

 

 

撃ったのは、トーリスリッターだった。インコムと背部ビームキャノンを展開している。

 

そして、アイカメラとシェルユニットは、ランブルリングの時と同じように、水色に染まっている。

 

 

 

 

ペイル《………私はもう、あなたの言いなりにはならない。私はもう一度、ロイドと一緒に未来に進む!!!》

 

 

 

ロイド「………そう、来なくっちゃな。行くぞ………ペイルッ!!」

 

 

ロイドはそう叫び、一度クシャトリヤから離れる。それと同時に、トーリスリッターも動き出す。

 

 

アナハイム「クッ!」

 

 

トーリスリッターがクシャトリヤに接近、四本のビーム・サーベルを振りかざす。

 

が、クシャトリヤはビーム・サーベルをもう一本取り出し、二刀流で防御する。そのまま残ったファンネルで、トーリスリッターを包囲する。

 

 

ペイル《トライブレード!》

 

 

しかし、トーリスリッターもインコムのワイヤーをパージ、トライブレードとしてファンネルにぶつけ、全て破壊する。

 

 

アナハイム「甘い」

 

 

しかし、アナハイムの方が一枚上手だった。各バインダーからサブアームでビーム・サーベルを展開し、トーリスリッターに突き刺そうとする。

 

 

ロイド「させねーよ!」

 

 

そこに、遠くからキャバルリーが接近、リミッターを解除し変形させたビーム・サーベルもといビームジャベリンで、バインダーの一つをアームごと切り落とした。

 

 

アナハイム「クッ!」

 

 

ペイル《ロイド、このまま!》

 

ロイド「あぁ、畳み掛けるぞ!」

 

 

アナハイム「させるものか………!」

 

 

クシャトリヤは全ての射撃兵装で弾幕を張る。

 

 

キャバルリーとトーリスリッターは、互いに離れ、各自で迎撃する。

 

 

ペイル《近づけない………!》

 

ロイド「でも、それはあいつも同じ………!」

 

 

互いに遠距離で攻撃し合い、持久戦になるかと思われた。

 

 

………しかし、天はロイド達に味方した。

 

 

アナハイム「パワーダウン………!?」

 

 

クシャトリヤは、度重なる戦闘でエネルギーを消費し、遂にパワーダウンを起こした。

 

 

ペイル《ロイド、行こう!》

 

ロイド「あぁ。………終わらせるぞ」

 

 

アナハイム「このままでは終わらん………!」

 

 

アナハイムは残るエネルギーを全て胸部拡散ビームキャノンに回し、最大威力で照射する。

 

 

キャバルリーとトーリスリッターはそれを回避しながら、クシャトリヤに近づいていく。

 

 

ペイル《ロイド!行っけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!》

 

 

トーリスリッターがキャバルリーの腕を掴み一回転、そのままの勢いで、キャバルリーをクシャトリヤの方向へぶん投げる。

 

 

ロイド「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」

 

アナハイム「ッ!?」

 

 

キャバルリーは、拡散ビームをジャベリンで全て切り裂き、そのままコックピットハッチごと胸部拡散ビームキャノンを横に切り裂く。

 

そして、勢いを殺さず一回転しながら、ビームジャベリンを逆手に持ち替える。

 

 

 

 

ロイド「これで、終わりだァァァァァァァァァァッ!!!

 

 

 

そして、ジャベリンを勢いよく、クシャトリヤの頭部に突き刺し、貫通した状態になった。

 

 

 

 

ロイド「………いつまでも………過去に囚われてるんじゃねぇよ。………こんなことで、お袋が………喜ぶわけねぇだろ。………人を救うために………GUNDを研究してたんだろうが」

 

アナハイム「………………」

 

 

ロイドはアナハイムに語りかけるも、アナハイムは反応しない。

 

 

 

その時、周りに変化が起きた。

 

 

データストーム空間が消え、周囲のガンドノードも動きを停止する。

 

 

ロイド「………はぁ。作戦成功、か」

 

イリス「ロイド君、無事!?………どうなった?」

 

 

通信でイリスの声が聞こえ、改めて作戦成功を実感する。

 

 

ロイド「………ペイル、救出成功です!!」

 

イリス「やった〜!!」

 

 

イリスだけでなく、ブリッジにいる全員が喜ぶ声が聞こえる。

 

 

ロイド「………ペイル、聞こえてるだろ?お前を大切に思ってくれてるのは、俺だけじゃないんだよ」

 

ペイル《………うん。ありがとう》

 

 

 

 

サルネリア「ロイド、皆を連れて、今すぐそこから逃げろ!!!」

 

 

いきなりサルネリアが通信を繋げ、そんな事を言ったので、ロイドは困惑する。

 

 

ロイド「兄貴………どうしたんだよ。作戦は………成功したんじゃ………」

 

サルネリア「月に残って情報収集してた人達から連絡が来たんだ!議会連合が、惑星間送電システムを使ってクワイエット・ゼロを攻撃する気だ、って!!」

 

ロイド「はぁ!?議会連合、何しようとしてんだよ!!」

 

 

その時、周りに再びデータストーム空間が展開され、ガンドノードが同じ方向に向かっていく。

 

 

 

そして、閃光。

 

 

 

 

眩しくて、思わず目を隠すほど。

 

 

 

 

少し経って、光が収まった。

 

 

 

ロイド「………どうなったんだ?」

 

ペイル《行ってみよう》

 

 

そして、キャバルリーとトーリスリッターが、光があった方向へと向かうと………

 

 

 

 

スレッタ「エリクト、しっかりして!エリクト!」

 

ペイル《………ひどい》

 

ロイド「エアリアルが………」

 

 

無数のガンドノードの残骸と、大破したエアリアル改修型が、そこにあった。

 

 

グエル「スレッタ!ロイド!」

 

ロイド「グエル!スレッタ、エアリアルを………スレッタ!?」

 

 

スレッタ「グゥッ!ア、ガァァァァァァァァァァァァァァァッ!?」

 

 

スレッタがいきなりもがき苦しみだし、意識を失った。それと同時に、キャリバーンも停止した。

 

 

ロイド「………ペイル、俺も………そろそろげんか………い………………」

 

ペイル《ロイド!ねぇ、…イド!ロ……、しっか………!》

 

 

そして、俺の意識も、暗闇に落ちていった。

 

 

 




裏設定その十九

アナハイム・エレネットのモチーフは、見た目、性格は碇ゲンドウ、戦闘はゼハート。


次回予告

第三十五話  祝福

お楽しみに!
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