本編の前に、言いたいことを。
この度、なさや式CPメーカーを使用し、ロイドとノーラを作成させていただきました。この下に貼り付けておくので、良かったら見てみて下さい。
【挿絵表示】
さて、終盤にさしかかり、この話含め二話でシーズン2編終了となりました。
どうか最後まで、見届けてくださると嬉しいです。
では、どうぞ!
no side
ロイド「………ありがとう、ノーラ」
ロイドは、少しばかり溢れた涙を振り払い、キャバルリーを動かす。
その少し奥では、トーリスリッターが静止している。
キャバルリーをクワイエット・ゼロの逆方向を向かせ、迫りくるアナハイムのクシャトリヤを見据える。
ロイド「………決戦の刻だ………クソ野郎ッ!!」
ロイドは、チャージしていたシェキナーから、ビームを解き放つ。だが、クシャトリヤはそれを、胸部拡散ビームキャノンで相殺し、ビームガンを連射する。
ロイドはそれを避けるが、クシャトリヤはその隙に接近し、ビーム・サーベルを振り下ろす。
ロイドもビーム・サーベルを振りかざし、鍔競り合いになる。
アナハイム「大人しく投降しろ。そうすれば命は奪わない」
ロイド「ここまで来て………諦めきれるかッ!」
アナハイム「………ならば、ここで散れ」
そう言って、アナハイムはキャバルリーの周りにファンネルを展開する。
その瞬間、後方から八本のビームが撃たれ、八割ほどのファンネルを撃ち落とす。
ペイル《これで、サイコミュの意味は、ほぼなくなりましたね》
アナハイム「ペイル………貴様………ッ!」
撃ったのは、トーリスリッターだった。インコムと背部ビームキャノンを展開している。
そして、アイカメラとシェルユニットは、ランブルリングの時と同じように、水色に染まっている。
ペイル《………私はもう、あなたの言いなりにはならない。私はもう一度、ロイドと一緒に未来に進む!!!》
ロイド「………そう、来なくっちゃな。行くぞ………ペイルッ!!」
ロイドはそう叫び、一度クシャトリヤから離れる。それと同時に、トーリスリッターも動き出す。
アナハイム「クッ!」
トーリスリッターがクシャトリヤに接近、四本のビーム・サーベルを振りかざす。
が、クシャトリヤはビーム・サーベルをもう一本取り出し、二刀流で防御する。そのまま残ったファンネルで、トーリスリッターを包囲する。
ペイル《トライブレード!》
しかし、トーリスリッターもインコムのワイヤーをパージ、トライブレードとしてファンネルにぶつけ、全て破壊する。
アナハイム「甘い」
しかし、アナハイムの方が一枚上手だった。各バインダーからサブアームでビーム・サーベルを展開し、トーリスリッターに突き刺そうとする。
ロイド「させねーよ!」
そこに、遠くからキャバルリーが接近、リミッターを解除し変形させたビーム・サーベルもといビームジャベリンで、バインダーの一つをアームごと切り落とした。
アナハイム「クッ!」
ペイル《ロイド、このまま!》
ロイド「あぁ、畳み掛けるぞ!」
アナハイム「させるものか………!」
クシャトリヤは全ての射撃兵装で弾幕を張る。
キャバルリーとトーリスリッターは、互いに離れ、各自で迎撃する。
ペイル《近づけない………!》
ロイド「でも、それはあいつも同じ………!」
互いに遠距離で攻撃し合い、持久戦になるかと思われた。
………しかし、天はロイド達に味方した。
アナハイム「パワーダウン………!?」
クシャトリヤは、度重なる戦闘でエネルギーを消費し、遂にパワーダウンを起こした。
ペイル《ロイド、行こう!》
ロイド「あぁ。………終わらせるぞ」
アナハイム「このままでは終わらん………!」
アナハイムは残るエネルギーを全て胸部拡散ビームキャノンに回し、最大威力で照射する。
キャバルリーとトーリスリッターはそれを回避しながら、クシャトリヤに近づいていく。
ペイル《ロイド!行っけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!》
トーリスリッターがキャバルリーの腕を掴み一回転、そのままの勢いで、キャバルリーをクシャトリヤの方向へぶん投げる。
ロイド「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」
アナハイム「ッ!?」
キャバルリーは、拡散ビームをジャベリンで全て切り裂き、そのままコックピットハッチごと胸部拡散ビームキャノンを横に切り裂く。
そして、勢いを殺さず一回転しながら、ビームジャベリンを逆手に持ち替える。
ロイド「これで、終わりだァァァァァァァァァァッ!!!」
そして、ジャベリンを勢いよく、クシャトリヤの頭部に突き刺し、貫通した状態になった。
ロイド「………いつまでも………過去に囚われてるんじゃねぇよ。………こんなことで、お袋が………喜ぶわけねぇだろ。………人を救うために………GUNDを研究してたんだろうが」
アナハイム「………………」
ロイドはアナハイムに語りかけるも、アナハイムは反応しない。
その時、周りに変化が起きた。
データストーム空間が消え、周囲のガンドノードも動きを停止する。
ロイド「………はぁ。作戦成功、か」
イリス「ロイド君、無事!?………どうなった?」
通信でイリスの声が聞こえ、改めて作戦成功を実感する。
ロイド「………ペイル、救出成功です!!」
イリス「やった〜!!」
イリスだけでなく、ブリッジにいる全員が喜ぶ声が聞こえる。
ロイド「………ペイル、聞こえてるだろ?お前を大切に思ってくれてるのは、俺だけじゃないんだよ」
ペイル《………うん。ありがとう》
サルネリア「ロイド、皆を連れて、今すぐそこから逃げろ!!!」
いきなりサルネリアが通信を繋げ、そんな事を言ったので、ロイドは困惑する。
ロイド「兄貴………どうしたんだよ。作戦は………成功したんじゃ………」
サルネリア「月に残って情報収集してた人達から連絡が来たんだ!議会連合が、惑星間送電システムを使ってクワイエット・ゼロを攻撃する気だ、って!!」
ロイド「はぁ!?議会連合、何しようとしてんだよ!!」
その時、周りに再びデータストーム空間が展開され、ガンドノードが同じ方向に向かっていく。
そして、閃光。
眩しくて、思わず目を隠すほど。
少し経って、光が収まった。
ロイド「………どうなったんだ?」
ペイル《行ってみよう》
そして、キャバルリーとトーリスリッターが、光があった方向へと向かうと………
スレッタ「エリクト、しっかりして!エリクト!」
ペイル《………ひどい》
ロイド「エアリアルが………」
無数のガンドノードの残骸と、大破したエアリアル改修型が、そこにあった。
グエル「スレッタ!ロイド!」
ロイド「グエル!スレッタ、エアリアルを………スレッタ!?」
スレッタ「グゥッ!ア、ガァァァァァァァァァァァァァァァッ!?」
スレッタがいきなりもがき苦しみだし、意識を失った。それと同時に、キャリバーンも停止した。
ロイド「………ペイル、俺も………そろそろげんか………い………………」
ペイル《ロイド!ねぇ、…イド!ロ……、しっか………!》
そして、俺の意識も、暗闇に落ちていった。
裏設定その十九
アナハイム・エレネットのモチーフは、見た目、性格は碇ゲンドウ、戦闘はゼハート。
次回予告
第三十五話 祝福
お楽しみに!