アスティカシアを第四の騎士で駆ける   作:毒撒

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お久しぶりです、ルブリスウソーンです。

学校とかバイトで忙しく、ここまで待たせてしまいました。

しばらくは頻度が落ちますが、ちゃんと完結はさせますので、気長にお待ち下さい。

では、どうぞ!


第三十八話  金星

ロイドside

 

 

 

 

 

 

飯も食ったし、これからの事を考えるか。

 

使えそうな道具はない。ベッドも固定されてるし、それ以外に物もない。

 

………とりあえず、当面の目標は、どうにかしてスレッタ達に居場所を伝えることだな。どれだけ時間が掛かる事やら………。

 

 

さて、ひとまず情報を整理しよう。

 

ペイルとの会話によれば、恐らくここの奴らはSDMという名の傭兵集団。傭兵ってことは、必ず雇い主がいるはずだ。恐らくそいつが、ミオリネを殺そうとしている。

 

そいつをひっ捕らえてカテドラルor議会連合に突き出せばOKだな。

 

そんな事を考えていると、ドアが開き、あいつが入ってくる。

 

 

レイラ「………部屋を出て、私についてきて」

 

ロイド「………は?」

 

レイラ「働かざるもの、食うべからず。今のは良いけど、次からご飯を食べたかったら、ちゃんと働いてから食べて」

 

 

そして、あいつは部屋を出ていく。

 

 

ロイド「………俺、本当に捕虜なんだよな?」

 

 

俺は疑問を抱きつつ、後に着いていった。

 

 

 

 

 

そして着いたのは格納庫であろう場所。

 

俺が戦った量産型のモビルスーツや資材の周りを、整備士達が無重力を利用して縦横無尽に飛び回って作業している。

 

 

レイラ「あなたはここじゃない。もう少し先だから、着いてきて」

 

ロイド「わーってますよ………って、ん?」

 

 

俺はふと、一機のモビルスーツのコックピット周りに人が密集しているのに気がついた。

 

俺はレイラを無視し、その場で止まり聞き耳を立てる。

 

 

整備士①「どうなってんだよ、上手く起動しないぞ?」

 

整備士②「どういう事だ………?整備はちゃんと出来てるのに………」

 

 

なるほど。つまり俺の出番か。

 

 

ロイド「ちょっくら働いてくるから、そこで待っててくれ」

 

レイラ「え?な、ちょっと、待って………!」

 

 

騒ぐレイラを無視し、俺はそのモビルスーツに向かう。

 

 

ロイド「失礼しますよー、っと」

 

整備員②「な、何だお前!?」

 

整備員③「おい、こいつこないだの捕虜じゃねぇか!」

 

 

整備員達を押しのけ、俺はコックピットに座る。

 

 

整備員①「おい、何やってんだお前!!とっとと降りろ!!」

 

ロイド「まぁまぁ、見てなさいって。って、このコックピットは………ユニバーサル規格なのか。これはありがたい」

 

 

コンソールを展開し、チェックを始める。

 

 

ロイド「どれどれ………オート姿勢制御は正常、ジャイロセンサーも問題無し。なら、配線接続をチェック………駄目か。なら、システムチェック………お、動作プログラムに問題、これか。うーわ、延々とループするようになってるし。そりゃ起動しないわけだな………ここのプログラムを書き換えて、っと………」

 

 

俺は問題のプログラムを書き換え、機体を再起動させる。

 

すると、モビルスーツらしい起動音がなり、モビルスーツが起動する。

 

 

整備士④「お、おい………起動したぞ!」

 

整備士③「すげぇ………俺等で出来なかったのを、あんな一瞬で………」

 

ロイド「これでちゃんと動きますから。下手にプログラムをいじるのは推奨しませんよ」

 

 

そう言って、俺はコックピットを出て、待っているレイラの元へと向かう。

 

 

レイラ「………あなた、何のつもり?」

 

ロイド「何って、働いてきたんだ。お前の言う通りな」

 

 

俺がそう言うと、レイラはため息をつく。

 

 

レイラ「………大体、あなたがどういう人間なのかが分かった気がする」

 

ロイド「そりゃ、どうも」

 

 

そう言って、再び進んでいく。

 

 

その後、コンピュータールームみたいな所に連れて行かれ、変なプログラムを解く作業をさせられた。

 

理由や概要を聞いても教えてくれず、只々プログラムをいじったりしていた。

 

 

ある程度やっていると、飯と一緒にいきなり元の部屋に戻された。

 

 

その後、飯を食いながら考えていた。

 

 

………警備がザル過ぎる。

 

仕事に関しても、捕虜にやらせるような内容じゃないし、モビルスーツの近くを通らせるのも無軽快過ぎる。まぁ、こちらも流石に無理だと判断はしたけども。

 

お陰であの量産型モビルスーツの情報も密かに入手できた。

 

 

GX-81 ジーライン。

 

ざっくり言えば、装備換装ができる汎用性重視モビルスーツってところか。

 

スペック、武装、換装ユニットの詳細まで、全てではないものの大部分が頭に入った。

 

スペックはかなりヤバい。ジェガンと同等かそれ以上とかすげぇな。

 

 

でも、ならなんでベネリットグループで話題にすらならなかったんだ?ユニバーサル規格な以上、ベネリットグループの会社で製造されているはず。

 

それに、このフロントの情報についても気になる。

 

どうやら、ここは金星近くのフロント「アルカナ」と言うらしい。

 

わざわざ金星まで連れてきて、ただただミオリネを殺すためとは考えにくい。

 

 

………考えても仕方ない。寝て明日に備えよう。

 

 

そして、俺はベッドに入り、眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイラside

 

 

???「あいつにやらせて、どうだった?」

 

レイラ「手応えはあった。彼は、メカニックとしてかなり優秀みたい」

 

???「そうか………なら、このまま作業を続けさせよう。あれがどういったものなのか、こちらも知りたいからな」

 

レイラ「分かってる。早めに解析させる。あのプログラム………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………デュラハンシステムを」

 

 

 

 

 




次回予告


グエル「ロイドが拉致された!?」


五号「心配しなくとも、あいつならやれるよ」


第三十九話  立ちあがる者達

お楽しみに!
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