アスティカシアを第四の騎士で駆ける   作:毒撒

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どうも、主ことルブリスウソーンです。



……言うことが無ぇ……




今回は、チュチュのデミトレーナーを魔改造します。



それでは、どうぞ!


第二話 魔改造をしよう

その後、大急ぎで書類を手に担当の先生の元へ訪れ、若干渋られながらもその場で承認された事を確認し、オペレーターの人にペイルライダーとあるもの(・・・・)を地球寮に移送するよう頼む。

 

 

そして、門限ギリギリで地球寮に駆け込み、ロイドが正式に地球寮に住むことが確定した。

 

 

その後、アリヤとマルタン、ニカに連れられ、軽い施設案内を受けた。

 

 

ちなみに、親睦を深めるためという理由で、敬語は無しでも良い事になった。

 

 

マルタン「ここはラウンジ。皆で集まって話をしたり、決闘を観戦する場所だよ。」

 

ニカ「オジェロとヌーノが、よく賭博をしてるんだ。程々にしてほしいんだけどね……」

 

 

 

アリヤ「ここは畜舎。私が故郷から連れてきた動物を飼っているんだ」

 

マルタン「世話は当番制だから、ロイドにもやってもらうことになるだろうね」

 

 

 

ニカ「ここは格納庫。ペイルライダーは、後でここに運び込まれると思うよ」

 

アリヤ「奥にあるフレームがむき出しのデミトレーナーは、チュチュのものなんだ。改修が終わり次第、授業でも使う予定だ。」

 

 

 

マルタン「で、ここが僕達男子の部屋だよ。丁度四人になったから、ここ一部屋で男子全員が暮らすんだよ」

 

ロイド「俺はどのベッドを使えば良いんだ?」

 

マルタン「順応早いね……。ロイドは、そこのベッドだね」

 

ロイド「おっけ。邪魔にならない程度に荷物広げるわ」

 

マルタン「本当に順応早いね!?」

 

ペイル《あはは……。ロイドはマイペースな所あるし、早めに慣れないと苦労するだけだよ。ちなみにこれ経験談ね》

 

 

二人がそんな会話をしている中でも、ロイドはテキパキと荷ほどきを進める。

 

が、何を思ったか、突然作業の手を止める。

 

 

 

ロイド「………ペイル、明日と明後日って休日だよな?」

 

ペイル《ふぇ?あ、うん。明日からは週末休みだね。》

 

ロイド「マルタン。この二日間で、他の奴らに用事ってあるか分かるか?」

 

マルタン「え、う、うん。外出するときには、事前に寮長を通して、寮監の先生に申請を出す必要があるんだけど、明日と明後日の分は、出されてなかった筈だよ」

 

ロイド「ふーん………」

 

 

ロイドは、それを聞いて、顎に手を当てて考える。

 

 

………心做しか、いつもより目が輝いているのを、センサー越しにペイルは見逃さなかった。

 

 

 

ペイル《………マルタン、覚悟したほうが良いよ。いっつもこういう時のロイドは、何かしら企んでる時だから。》

 

マルタン「え?」

 

 

 

ロイド「……明日、やりたいことがあるんだけど、良いか?」

 

ロイドは顔を上げ、不敵な笑みを浮かべて、そう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヌーノ「あれ?ロイド、もう寝たのか?」

 

オジェロ「マジかよ!まだ九時だぞ!?」

 

 

 

………とても健康的なロイドであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロイドを含めた地球寮のメンバーは、格納庫に集合していた。

 

いつの間にかペイルライダーの搬入作業は終わっており、その横にもう一つ空いていたモビルスーツデッキには、モビルスーツよりやや小さい謎の直方体が鎮座している。

 

 

ニカ「ここに呼び出して、どうしたのロイド?まさか、ペイルライダーを観察させてくれるとか!?」

 

チュチュ「いや流石にそれはねーだろニカねぇ………」

 

ロイド「………半分正解」

 

リリッケ「てことは、ロイド先輩直々の指導ですか?」

 

ロイド「いや、そうじゃない。皆には、俺のやりたい事を手伝って欲しいんだ」

 

 

ロイドが言ったことに、全員が頭に?を浮かべる。

 

 

 

 

ロイド「今日は、皆と一緒に、チュチュのデミトレーナーを改造する!」

 

チュチュ「……あーしのデミを……」

 

アリヤ「私達で……」

 

ニカ「改造!?」

 

ロイド「あぁ。丁度フレームの状態な今しかできないと思ってな。俺とメカニック科を中心として作業を行う。」

 

オジェロ「別に構わないけど、ロイドってパイロット科だろ?」

 

ヌーノ「モビルスーツの改造とかできんのかよ?」

 

 

オジェロとヌーノが当然の疑問をぶつける。

 

 

 

ロイド「問題ない。ここに来るまで、会社で勉強してるし、実技についても、何回かやったことあるからな」

 

ニカ「具体的な改修案は?それに、材料だって無いし………」

 

ロイド「改修案については、問題ない。頭の中に入っているから、その場で指示を出す。材料も、アナハイムから持ってきたペイルライダーの予備パーツと持て余していた装甲やら武装やらを持ってきたからな。あのコンテナの中に入ってるぞ」

 

マルタン「………もうそこに関しては聞かないけど、時間は大丈夫なのかい?この2日でやるには、人手があまりにも足りないよ………」

 

ロイド「そこも大丈夫だ。ペイルが操作するペイルライダーにも手伝ってもらうからな」

 

ペイル《昨日の時点で察しがついてたから、準備はできてる。いつでも始められるよ〜♪》

 

 

……地球寮メンバーは思った。

 

(((((((退路を絶たれた!!)))))))

 

 

あまりに段取りが良すぎて、今更やらないと言える雰囲気ではなくなってしまった。

 

 

……元々チュチュのためなので、断るつもりの者はいなかったが。

 

 

オジェロ「……んじゃ、やるとするか!」

 

テイル「……全力を尽くそう」

 

ニカ「ここは、腕の見せどころだね!」

 

チュチュ「あーしの機体なんだ、あーしがこの手で改造してやる!」

 

 

 

ロイド「……うっし、じゃあ、始めるぞ!」

 

全員「「「「「「「「おー!!」」」」」」」」

 

 

 

 

そうして、作業が始まった。

 

 

 

 

 

ロイド「よーし、左側の腕の接続を外した。ペイル!!横にゆっくり引き抜いてくれ!」

 

ペイル《おっけー!………ゆっくり………ゆっくり………》

 

 

 

 

 

ロイド「腕と足の一部に、初期型のムーバブル・フレームを仕込もう。ある程度耐久力が上がるはずだ」

 

ニカ「や、やってみる………」

 

 

 

 

ロイド「この中から、使いたい武器を選んでくれ」

 

チュチュ「うーん……。これと、これと、これだな」

 

ロイド「………一応、頭部にバルカン付けるか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんやかんやありつつも、日曜日の夜

 

 

 

 

ロイド「遂に………」

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「「《完成だー!!》」」」」」」」」

 

 

 

 

 

そのモビルスーツは、デミトレーナーから大部分が改造されている

 

 

まず、メインカメラが、左右と上方向に可動するモノアイに変更されており、総合的に視野が広がっている。

 

各部にも、緊急時用のサブカメラが増設されている。

 

胴体部には、目立った変更は無いものの、各部がシャープになっており、より荒々しいイメージを植え付ける。

 

肩部には、ペイルライダーの脚部に搭載されているスラスターを増設し、なおかつ可動できるようにすることで、機動力が上がっていいる。

 

前腕には、ビームサーベルに似たビーム発生機が四基装備された、ビームスマッシャーが備えられている。

 

腰部側面には、ペイルライダーと同じ、ビームサーベル・ラックを装備している。

 

バックパックには、ビームの刃を形成する大型の剣、リベリオン・スラッシャーを二本装備している。

 

また、一部のフレームをムーバブル・フレームに変更したことにより、四肢が若干長くなっている。

 

そして、クリーム色をベースに、黄色と赤を差し色にした、勇ましいカラーリング。

 

 

 

この機体のパイロットであるチュチュが、叫ぶ。

 

 

 

チュチュ「これからよろしくな…………デミ・ストライカー!!!」

 

 

 

その声に答えるように、デミ・ストライカーのモノアイが瞬いた気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロイド「つっかれた…」

 

ペイル《………なんか、デジャヴュを感じる》

 

 

 

デミ・ストライカーの改造が終わった次の日、俺(と、ペイル)は二回目の登校をしていた。

 

 

その時………

 

 

 

 

 

 

???「お前、ロイド・エレネットか?」

 

 

ロイド「ん?」

 

 

 

 

声をかけられ、振り向くと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かつての知り合い、グエル・ジェタークが、そこにいた。

 




次回予告

原作開始前編


第三話  決闘(二回目)をしよう



お楽しみに!
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