アスティカシアを第四の騎士で駆ける   作:毒撒

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どうも、ルブリスウソーンです。

最終話までの構成が決定し、「次は何の小説を書こうかな〜」なんて考えている今日この頃。

今回は、いよいよ株ガン、SDM、ロイドの各陣営が動き出し、決戦まで持っていきます。

では、どうぞ!


第四十一話  デュラハン

ロイドside

 

 

 

 

 

 

ロイド「もう少しだ………もう少しでぇ………!」

 

 

やるべき事が決まり、いつも以上に集中してプログラムのロックを解除する作業をしている。

 

後少しなんだ………最終プロテクトと思わしき物と激闘を繰り広げること二十分。そろそろ負けてくれても良いんじゃないでしょうか………!

 

 

 ピッ    ピコ〜ン!

 

 

ロイド「!解けた………!!」

 

 

ここまで長かった………決意してからはや三日、飯と睡眠の時間を除いてほぼぶっ通しで作業をし続け、遂に成し遂げた………!

 

 

ロイド「さぁて、一体何がかくされてるんだ………?」

 

 

表示された画面から、情報を洗い出していく。

 

 

………デュラハンシステム?

 

 

 

ロイド「これが、このプログラムに隠されていたもの………!」

 

 

簡単に要約すると、GUNDフォーマットとサイコミュを併用することで、機体のポテンシャルを限界以上まで発揮するシステムだが、その代わりにパイロットには通常より大きい負荷がかかるらしい。

 

製造元は………オックス・アース!?

 

 

ロイド「って事は、これは24年前の産物………!?」

 

 

………また、レイラに聞きたい事が増えたな。

 

ひとまず、プログラムをUSBにコピーし、端末に再びロックをかける。

 

 

 

格納庫に向かうと、先日拝借した、ジーライン・アサルトアーマーに人が集まっていた。

 

 

メカニック①「おい、この機体のOSをいじったの、お前さんだろ?」

 

ロイド「丁度いい、少しお話がありましてね」

 

メカニック②「話だぁ?」

 

ロイド「取引しましょう。ここに、この機体をより良い物にするためのデータがあります。俺は、それをこの機体にインストールし、改修の指揮を取る。あなた達には、改修のお手伝いをしてほしい」

 

メカニック①「………なんで、お前さんがそんな事をする?メリットなんてないだろう」

 

ロイド「ありますよ?俺はこの機体をよりじっくり観察できる。あなた方はこの機体をより強くできる。win-winです」

 

メカニック③「………良いだろう。何を企んでるか知らんが、お前さんに騙されてやるよ!」

 

ロイド「ありがとうございます!」

 

 

ひとまず、一定数のメカニック達を仲間にできた。

 

既に脳内で設計図は出来ている。後はこいつを改修するだけだ。

 

 

 

………そう、俺一人で、戦いを止めるための機体。

 

 

 

ロイド「俺は、もう一度戦う………俺が、俺であるために!」

 

 

 

 

 

 

 

レイラside

 

 

 

 

マルク「先の戦闘で、恐らく地球側にも居場所がバレた可能性が高い。この先、大規模な戦闘は避けられないだろう」

 

レイラ「また、戦うんですか………」

 

マルク「………あぁ」

 

 

正直、私はもう戦いたくない。

 

ミオリネ・レンブランに会社を潰されて、残った物資をかき集めて、このフロントで生活し始めて。

 

皆で生きていく為のお金を稼ぐため、自社のモビルスーツであるジーラインとこのフロントの近くで偶然発見したバルギルを使って傭兵を初めた。

 

初めて人を殺した時の事はよく覚えてる。忘れられるわけがない。

 

 

マルク「………戦えるか?」

 

 

マルク隊長………ううん、お父さんが心配してくれる。

 

 

レイラ「………大丈夫。皆は、私が守ってみせる」

 

 

私は戦う。

 

 

もう、戦うしか、私達に道は残されていないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

ペイルside

 

 

 

ミオリネ「ケナンジさん、ご協力に感謝します」

 

ケナンジ「いえいえ。この一大事に、協力しないわけにはいきませんよ。………では、始めます」

 

 

現在、地球本社にて、戦力をかき集めての作戦会議が開催されようとしている。

 

この人達は、皆ロイドの為に集まってくれたんだ。

 

 

………やっぱり、ロイドって凄いなぁ。

 

 

ケナンジ「これより、作戦を説明します。目的は、拉致されたとみられるロイド・エレネット氏の救出。戦力を総動員し、敵の潜伏する金星のフロント、アルカナを強襲します」

 

ペイル《戦力の要となるグエルさんのダリルバルデⅡ、サルネリアさんのリゼルを中心とした陣形を組み、正面から突撃します》

 

 

戦力は集まった。

 

 

 

待ってて………ロイド!

 

 

 

 

ロイドside

 

 

 

 

 

 

遂にこの日が来た。

 

 

周りでは人が慌ただしく動いている。

 

俺は今、借り物のパイロットスーツを来た状態で回収を終えた機体の前にいた。

 

 

周りにあったモビルスーツは全て出撃しており、残るのは俺の機体のみ。

 

 

ロイド「………行くか」

 

 

俺は機体に乗り込み起動させる。

 

 

カタパルトはないので、出撃口付近で停止し、スラスターを全開にする。

 

 

 

 

 

 

 

ロイド「ロイド・エレネット、ペイルライダー・デュラハン。………行きます!」

 

 

 

 

 

 

死神は、再び飛び立った。

 




次回予告


グエル「なんでロイドが攻撃してくるんだ!?」


ロイド「戦いを止められるなら………俺はッ!!」


第四十二話  ぶつかり合う者達

お楽しみに!
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