アスティカシアを第四の騎士で駆ける   作:毒撒

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どうも、ルブリスウソーンです。


テストが終わったので、再び投稿していきます!


今回は、グエルとの決闘、その前編になります。


長くなりそうだった上、テスト終わり直後で作者が燃え尽き、モチベが中途半端になっていたため、前後編に切らせていただきました。


それでは、どうぞ!


第三話  決闘(2回目)をしよう 前編

ロイド「久しぶりだな、グエル」

 

グエル「ああ。アナハイムから編入生が来たと聞いてもしやと思ったが、本当にお前だったとはな」

 

 

 

ロイドは現在、偶然遭遇したグエル・ジェタークと一緒に登校している。ペイルは気をつかっているのか、無言である。

 

 

 

グエル「半年前から連絡が止まっていたが、忙しかったのか?」

 

ロイド「ああ。……色々とな……」

 

グエル「ああ……」

 

 

 

グエルは、数少ないロイドの家庭事情を知っている人間なので、察してくれたようだ。

 

 

 

ロイド「というか、お前の制服、何か違くね?」

 

 

 

ふとした疑問を聞く。今のグエルの制服は、白地に金の差し色が入って、少し豪華なのだ。

 

 

 

グエル「これか?これはホルダー専用の制服なんだ」

 

ロイド「ホルダー?」

 

グエル「ああ。ホルダーは学園での最強の証。そして、デリング・レンブランの娘であるミオリネ・レンブランとの婚約者の証だ」

 

ロイド「へー……って、ミオリネの婚約者ァ!?」

 

 

 

ロイドは心底驚いていた。ミオリネは元々、我儘なお嬢様として有名で、最近はよく地球に無断で行こうとして、その度に阻止されているとの噂。面識はないが、だいぶ面倒な女という印象がついている。

 

 

 

ロイド「そもそも、ミオリネはそれを承諾しているのか?」

 

グエル「多分してない。総裁の決定だろうな」

 

ロイド「……グエルは良いのか?」

 

グエル「良い悪い以前の問題なんだ。総裁の娘と結婚して繋ぎを作ることで、ジェターク社を立て直せる。それに、ドミニコス隊のエース、諦められないからな」

 

ロイド「ミオリネはそのための道具とでも?」

 

グエル「そんなことはない。ただ、結果的に利用する形になってしまう。でも、自分の妻になるんだ、ちゃんと愛してみせるさ」

 

ロイド「……そうか」

 

 

 

グエルの抱いた決意を、ロイドは静かに肯定した。

 

 

 

ロイド「ところで、編入直後、ジェターク寮の連中と決闘したの知ってるか?」

 

グエル「ああ、聞いている。手綱を掴めていなかった俺の責任でもある。本当にすまなかった」

 

ロイド「気にすんな、もう解決したことだ」

 

グエル「だが……それでは俺の気がすまない」

 

ロイド「………ならさ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決闘しようぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決闘委員会のラウンジにロイドが来るのはこれで2回目。それは、ロイドが再び決闘することを意味する。

 

 

 

シャディク「双方、魂の代償を天秤(リーブラ)に。決闘者

はグエル・ジェタークとロイド・エレネット。場所は戦術試験区域12番。1対1の個人戦を採用。異論はないか?」

 

グエル、ロイド「「無い」」

 

シャディク「ロイド・エレネット、君はこの決闘に何を懸ける?」

 

 

ロイド「俺が勝ったらディランザを1機貰う」

 

グエル「……まぁ、良い。了承する」

 

シャディク「グエル・ジェターク、君はこの決闘に何を懸ける?」

 

グエル「そうだな……なら、ペイルライダーの事を教えろ。

俺の望む限り」

 

ロイド「分かった」

 

グエル「……マジか」

 

 

 

ロイドに自社のモビルスーツを要求され、冗談半分で言ってみたら、まさかの即答にグエルは驚く。自社の試作モビルスーツの情報を、こうもあっさりと教えて良いものなのか。グエルは、立会人のシャディクに、自身の考えが間違っていないかと目配せを送る。

 

 

 

グエル(シャディク……)

 

シャディク(安心しろグエル。君の考えは間違っていない)

 

シャディク「アーレア・ヤクタ・エスト(賽は投げられた)。決闘を承認する」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルタン「何やってるのさ!?ジェターク社の御曹子と決闘なんて!?」

 

チュチュ「あーしが言えた口じゃねーけど、先パイってバトルジャンキーなのか……?」

 

アリヤ「流石に無謀では……?」

 

ロイド「酷い言われようだなオイ」

 

 

 

決闘の宣誓が終わり、ロイドは地球寮に戻ったのだが、そこで待っていのは、他のメンバーからの言葉責めだった。

 

 

 

ペイル《皆の感覚が普通なんだよ……ロイドがおかしいだけだって》

 

ロイド「お前まで言う!?」

 

 

 

まさかの相棒の裏切りに、ロイドは肩を落とす。

 

 

 

ペイル《でも、本当にどうするの?ジェターク社のモビルスーツ相手に、いつもの避けてから近づいてのゴリ押しは効きづらいし、ペイルライダーが勝っているのは、精々火力と機動力位だよ?》

 

 

 

そう、いくら相棒とはいえ、ペイルはAI。学習させなければより的確な判断は出せない。ペイルにはまだ、経験が足りないのだ。となると、必然的に、ロイド自身が作戦を考える必要があるのだ。が……

 

 

 

ロイド「一般のディランザなら何とかなるんだが、問題は、パイロットがグエルって事なんだよなぁ……」

 

 

 

今回の相手はホルダーであるグエル。油断すればあっさりやられてしまうだろう。

 

 

ロイド「とりあえず、ディランザの動きを止めるために、火力を底上げするか。ペイル!ペイルライダーに陸戦重装パックを取り付けろ!」

 

ペイル《分かった。今夜中に終わらせる!》

 

ペイルに指示を出し、ロイドも作戦を考えようとすると…

 

 

♪~

 

 

ロイド「ん?……悪い、電話だ」

 

 

 

ロイドは自身の携帯端末を片手に、その場を去って行った。

 

 

 

オジェロ「電話……?こんな時間にか?」

 

ニカ「親御さんかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピッ

 

 

 

ロイド「何のようだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親父」

 

 

そう、電話をかけてきたのは、ロイドの実の父である、アナハイム・エレネットだった。

 

 

 

アナハイム「ロイド、どういうつもりだ?」

 

ロイド「何のことだよ?」

 

アナハイム「しらを切るつもりか?聞いているぞ。お前が決闘でかけられたものを」

 

ロイド「全部お見通しとかストーカーかよ……で、あれの何が問題なんだ?」

 

アナハイム「自社の試作モビルスーツのデータを他人に、しかも御三家の1つに渡そうとするとは、お前には失望した」

 

ロイド「負けなきゃいいんだろ?それに、あれを複製することは出来ないって、お前が言ったんだろうが。それに、こっちからしたらお前の信用なんてとっくにマイナスだっつーの!」

 

 

これ以上小言を言われたくなかったので、言いたいことだけ全部言って、そのまま通話を切った。

 

 

 

ロイド「あんのクソ親父……自分が言った事すら忘れるくらいボケたのかよ」

 

 

 

気分の悪くなったロイドは、そのまま自室のベットに寝転がり、意識を手放した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ねぇ、○○○、何処にいるの?』

 

 

『寂しいよ……………会いたいよ…………』

 

 

『また、いつもみたいに頭を撫でてよ…………』

 

 

 

 

 

 

 

『○○○………………………………………』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロイド「ッは……!?」

 

 

 

ロイドは飛び起きた。が、部屋は暗く、他のメンバーも寝静まっている。

 

 

 

ロイド「夢、だったのか………?」

 

 

 

ロイドが見た夢は、何かが自分を探している夢だった。

 

 

そして、どこか懐かしさを感じる夢だった。

 

 

 

 

 

 

 




伏線下手だな、俺…………


最近ガンダムSEED放送してるので、SEED風次回予告



遂に迎えた、ホルダー、グエルとの決闘!

互いの全力をぶつけ、戦いは膠着状態へ移る!

しかし、ロイドの奇策により、戦況は大きく動く!


次回、アスティカシアを第4の騎士でかける


決闘(2回目)をしよう 後編


己の迷いを、振り切れ!ロイド!
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