アスティカシアを第四の騎士で駆ける   作:毒撒

8 / 61
どうも、ルブリスウソーンです。


今回は、決闘のその後と、戦利品の魔改造回です。あと、オリ主の兄貴が登場します。


それと、今回、試験的に一人称視点を使用してみます。読みにくかったら、最後の方のアンケートで教えて下さい。


では、どうぞ!


第五話  魔改造(パートⅡ)をしよう

ロイドside

 

 

ロイド「早くこねーかな………」

 

 

俺含む地球寮メンバーは、現在、地球寮の地下にあるコンテナ発進設備で待機している。

 

と、言うのも、昨日行われた俺とグエルとの決闘は、引き分けに終わったのだが、シャディク曰く……

 

 

シャディク「今までの決闘で、引き分けということは一度もなかったんだ。引き分けになる条件が難しすぎてね、完全に同時のタイミングで、両機のブレードアンテナが折れる事なんだ。判定的には採用されていたけど、起こることはないだろうということで、賭けについてなどは決闘委員会でその時に決める事になっていて、詳しくは決まってなかったんだ。だから、俺が決める事になるんだけど………両方の賭けを実現するってことでいいかな?」

 

 

………と、決まった。

 

なので、賭けの商品として、ジェターク寮からディランザが送られ、同時に、俺がペイルライダーを送り返す事になったんだ。

 

シャディクよ、そんなテキトーでいいのか………?

 

 

チュチュ「ロイ先パイ、来たっぽいぞ」

 

ロイド「ようやくか………」

 

 

かれこれ13分待ったぞ……。時間は守れやジェターク寮………。

 

コンテナが到着し、中から人が出てくる。

 

 

………待て、人?グエルからは、無人で引き渡すと言っていた筈だが………?

 

 

グエル「待たせて済まない」

 

ロイド「お前かよ」

 

 

来たのはまさかのグエルだった。何してんだよ御曹子。

 

 

グエル「いや、別に大したことじゃないんだが………」

 

ロイド「話せ」

 

グエル「………ジェターク寮のアーシアンを嫌う連中に引き止められてた。時間が過ぎてたし、手動操作で来た」

 

 

またかよ。ジェターク寮アーシアン嫌いな連中多すぎない?

 

 

グエル「とりあえず、約束の物は持ってきた。ペイルライダーはあのコンテナの中か?」

 

ロイド「ああ。三日後に返せ。返さなかったらジェターク寮爆破してでも取り返す」

 

グエル「冗談でもやめろ!?」

 

 

そのくらいの覚悟は決まってるぞ?ペイルは俺の相棒で、大切な家族だからな。

 

グエル「分かってるよ。じゃあ、三日後にな」

 

ロイド「おう、またな」

 

 

それだけ言って、グエルはペイルライダーのコンテナに乗って、帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、俺を中心に作業し、貰ったディランザを地球料の格納庫に運び込んだ。

 

その夜………

 

 

ロイド「さて、どうしたもんか」

 

 

現在俺は、ディランザを今後どうするか考えている。

 

………解析?分解?んなもん数年前にやった。

 

 

普通に考えれば、デミ・ストライカーの予備として、改造するのがいいのだろうが、チュチュはそもそも決闘をあまりしない。それどころか、実習で使うくらいだ。

 

そう言えば、チュチュがこの前、試験で恐ろしい点数叩き出して、教官が口をあんぐりさせてたらしいな。さすがは俺の改造品。

 

………話が逸れたな。んで、結局どうしよう。

 

ペイル《やっほ〜ロイド。元気?》

 

ロイド「お、ペイル。」

 

考えていたら、ブレスレットを通して、ペイルから通信が来た。

 

 

ロイド「そっちはどうなんだ?」

 

ペイル《全然進んでないよ。さっき、ようやく第一プロテクトを解除したとこ。あ、大柄な人が床にスパナ叩きつけた。やってられるかって叫んでる》

 

 

マジか、予想より進んでないな。てか、スパナを乱暴に扱うなよ。

 

 

ペイル《そっちはどう?ディランザの使い道、決まった?》

 

ロイド「まぁ、俺の機体にするか、兄貴にあげるかのどっちか」

 

ペイル《あー、サルネリアさんかぁ………》

 

 

そう、俺には兄がいる。名前はサルネリア・エレネット。次期社長になるのが決定しているほど頭が良く、おまけに俺とペイルのコンビに勝るとも劣らない程のモビルスーツの操縦能力を持つ、正に完璧超人だ。

 

 

ペイル《まぁ、ロイドには私がいるし、あげていいんじゃない?》

 

ロイド「だな。そうと決まれば、連絡するか」

 

 

とりあえず、兄貴に連絡してみよう。

 

 

プルルルルル………

 

ガチャ

 

 

サルネリア『もしもし、エレネットです』

 

ロイド「もしもし、久しぶりだな、兄貴」

 

サルネリア『その声、ロイドか!久しぶりだな。何かあったのか?』

 

ロイド「ディランザいる?」

 

サルネリア『本当に何があった!?』

 

ペイル《ロイド、説明不足だよ……》

 

 

………それもそうか。

 

てなわけで、俺は兄貴に今までの出来事を簡単に説明した。

 

 

ロイド「……っていうことなんだけど、ディランザいる?」

 

サルネリア『どっから突っ込んでいいのか分からん』

 

ロイド「ディランザいる?」

 

サルネリア『いや、ちょっと待っt』

 

ロイド「いる?

 

サルネリア『………アリガタクチョウダイシマス』

 

 

昔からいつもそうだ。俺のことになると、兄貴は断りづらいと感じる。そこでゴリ押せば大抵のことは了承してもらえる。

 

 

ロイド「じゃあ、一週間後に届くように送るよ。今何処?」

 

サルネリア『地球支部店』

 

ロイド「………月の開発本部に、改造案と一緒に送るから、できたら受け取って。んじゃ」

 

サルネリア『いやちょっとm』

 

 

ブッ

 

ツー ツー ツー ツー

 

 

ロイド「………よし、改造案考えるか」

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

 

 

 

………の、放課後

 

 

 

 

プルルルルル………

 

ガチャ

 

 

???『もしもし、デトロンですけれども』

 

ロイド「あ、マックスさん?俺です、ロイドです」

 

マックス『ペイルライダーの型式番号は?』

 

ロイド「RX-80PR」

 

マックス『よし、本物か』

 

ロイド「マジでビビったんですけど」

 

 

俺は、徹夜で改修案を考案し、次の日の授業を乗り切り、AE社の開発課課長、マックス・デトロンさんに電話している。

 

 

ロイド「兄から話は聞いてます?」

 

マックス『聞いてる。ディランザの改修だろ?』

 

ロイド「はい。一週間後に届くようにするので、受け取りお願いします。では」

 

マックス『あいよー』

 

 

ブッ

 

ツー ツー ツー ツー

 

 

ロイド「さて、俺も頑張るか」

 

 

そう言って、俺は学園の課題に向き直った。

 

 

………簡単だな。

 

 

 

 

 

  おまけ

 

 

  ージェターク寮にてー

 

 

カミル「グエル!このプロテクト固すぎる!あと2日じゃ到底無理だぞやってられるか!」

 

ペトラ「グエル先輩!このフレーム何なんですか!?いじったら壊れそうで怖いんですけど!?」

 

 

グエル「………あの野郎」




次回予告


第六話  平穏の終わり

お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。