一等星より輝く光たれ   作:区星

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続いた


1章 Vtuber いちごみるく
1話 バ美肉お絵描きおじさんいちごみるく爆誕


 Vtuberになることにした、自分で描いてパーツわけした立ち絵をLive2Dを依頼して動きを付けてもらう。

 

 せっかくなら美少女、苺のような瞳に、ミルクのような白い髪の毛がいい、女の子になるならボイチェンをつけてもっと可愛くなりたい。

 

 OBSも動かしてコメントも拾おう。

 

 YouTubeの配信開始は最初は配信できるようになるまで24時間かかるので早めに。ちなみにこれは新人個人Vtuberの失敗談として親の顔より聞いた話なのでわすれられない。

 

 バ美肉イラスト書きおじさんVtuber いちごみるく デビューします!

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

 最初の一月が経った、お絵描き解説動画も作ったしお絵描き配信もいっぱいした。チャンネル登録者は500人だった

 個人的には転生前にイラストのお勉強をさせてもらったS先生やY先生のような、もしくはバ美肉といえばのM先生のようなVtuberになりたかったのでその方面を意識してライブだったり動画作成をしている。

 

 今日は雑談配信、1ヶ月記念でお便りを募集して相談に乗りながら雑談するつもりだ。

 

「バーチャル美少女おえかきおじさん、いちごみるくだよ〜。今日は1ヶ月記念の雑談配信。お便りもそこそこ来てたし早速読んでくよ〜」

 

「一通目のみるくふれんずは無限カツまぐろドラゴンさん、すっっごい名前だね?」

 

 どこかで聞いたことのあるようなないような、そんなトンチキネームが初っ端から飛んできたが気にしない方向で進める。

 

「相談内容は〜」

 

 

「んー時間も遅いしこのお便りがラストかな〜」

 

配信開始から2時間ぐらい経過してしまった、そろそろアーカイブが長すぎて見にくくなるし切らないと

 

「ラストのみるくふれんずは、ヒカリちゃん?相談内容は『人の心がよくわからないので、ともだちのかんがえていることもわかりませんし、おやにあいされているじっかんもわきません。どうしたらいいでしょうか』うーんラストにふさわしいハードなの来ちゃったね〜」

 

「分からないってしんどいよね、きっとあなたには周りの人間たちが違う世界にいるように感じてると思う」

 

 俺には分かってもらえない辛さは分かるが、分からないつらさはきっとわからないんだろう、でも。

 

「でもね、私思うんだ、愛情は分からなくても愛することはできるって。愛情は心だけど、愛することは行動からしか出来ないから。だから大事なのは心じゃない、愛されてると行動で受け取れるかだと思うの」

 

 たとえあなたに相手の気持ちがわからなくても、愛すること受け取ることはきっとできる

 

「だから心じゃなくて行動を受け取って見てほしい、そしたらもっと違う世界が見えてくる、かも」

 

 きっと私は画面の向こうの彼女?にこう伝えたかったのだろう

 

『あなたに心が分からなくとも、愛することも愛されることもできる』

 

 と

 

 エンディング画面を流した後配信終了ボタンを押す、スマートフォンで配信が終わったのを確認して息を吐く。

 

「はー疲れた、なんだよ無限カツまぐろドラゴンって、どっかで聞いたことあるけど思い出せねぇわ」

 

「ラストの相談は重すぎるし、いい答えになってればいいんだが…………」

 

 なんとなくだけど最後ちょっといちごみるくになれたような感覚がある。この感覚は大事にしていきたい、かも。

 

 

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