IS  インフィニット・ストーム 現在凍結中   作:メガネスキー

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EDFあるある

『地下の突入を開始する』

『負傷者多数!もう持ちこたえられません!増援を!』

『よく聞こえない、繰り返せ』

『増援を要請します!』

『通信状況が悪い、もう一度繰り返せ』

『もう持ちません!退却します!』

『退却は許可できない。そのまま戦え』







・・・・・絶対聞こえてるだろ本部・・・・。


無事に降りれました・・・て、え?

第三者視点

 

 

 

 

IS学園入試試験会場 第三アリーナ

 

 

 

「これで一通り実技試験は終わりましたね、織斑先生」

 

「ああ、そうだな」

 

アリーナの管制室で二人の女性が話し合っていた。

1人は黒いスーツに見えを包んんだ視線の鋭い女性、もう一人はメガネをかけた小柄な女性だ。

内容は先程まで行われていたISの実技試験について。

 

「今年もなかなか見どころのありそうな人たちが多かったですね」

 

「いや、まあまあと言ったところだな」

 

「あ、あはははは・・・」(そりゃ織斑先生から見たらそうでしょうけど・・・)

 

スーツの女性、織斑千冬の言葉に、メガネの女性、山田麻耶は苦笑いを浮かべた。

 

「さ、さてじゃあ早く資料をまとめてしまいましょう・・・・!?」

 

「どうした?山田先生」

 

モニターの方を向いて驚いた彼女に千冬は声をかけた。

 

「な、何かがこのIS学園に向かって落下してきています!!」

 

「何?何かとはなんだ?」

 

焦ったように叫んだ麻耶の言葉に千冬は眉根を寄せた。

 

「わ、わかりません!ですがサイズからして人間のようです!」

 

「人間だと!?・・・・まさかISか?」

 

千冬の言葉に麻耶は首を横に振る。

 

「いえ、エネルギー反応はありません・・・。ステルスであるなら反応もしないはずですし・・・」

 

千冬はしばらく黙って考え込むと指示を飛ばした。

 

「山田先生、至急落下予測地点を確認。予測地点にISを装備した教員に向かうように連絡を。念の為我々が到着するまでは落下物の周囲を囲むだけにしておくように徹底させておいてくれ」

 

「わ、わかりました」

 

「・・・まったく・・・、一夏のことだけでも面倒なのに、また面倒事か?」

 

千冬のそのつぶやきは現実のものとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主人公視点

 

 

 

 

どうも皆さん・・・て、誰に言ってるんだよまた・・・。

 

まあいいどうも一(はじめ)です。

 

地面にきれいに着地したら周囲をウイングダイバーみたいな格好した女性たちに銃を突き付けられました。

 

 

ええ!?てわけがわからないよ状態で驚いているうちにあれよあれよと連行され、今は応接室の中にいます。

 

目の前には黒いビジネススーツに身を包んだ目つきのこわい女性、横には優しそうなメガネの女性が座ってます。てか、メガネの女性でか!(なにがとは言わないが)

 

俺はなるべく見ない様に相手の首から上を見ている。女性って視線には敏感だからね。よこしまな視線とか特に。

お茶を出されたけどなんだか飲める雰囲気じゃないな・・・。

 

ついでにいうと二人ともかなり美人だな。でも視線を下げるわけにもいかないから顔を上げて二人を見ている。

 

しばらく相手が無言だったので俺も黙っていたが、相手がヘルメット外せと言ってきたのでひとまずヘルメットを外した。

 

なんか外したときかなり驚かれた。

え?なんかついてたかな・・・、て心配になったけどどうやら俺が予想してたより若い姿だったから驚かれたみたいだ。

て言うより俺も驚いた。部屋にあった鏡見たら俺の姿生前とは比べ物にならない位かっこよくなってた・・・。

・・・自分で言って泣けてきた・・・。

ちなみに今の容姿は黒髪、短髪、黒目、無表情、といった日本人の顔立ち・・・そしてイケメン。

前世の俺が見たら間違いなくイケメンに入る部類の顔だ。

・・・・なんだか自分がイケメンになったというのになんだか釈然としない。

まあうれしくないわけじゃないがなんだかうれしがったら負けな気がする。

ちなみに鏡の前にいた山田さんが視線を戻すと顔を真っ赤にしていた。どうしたんだ?

 

 

・・・まあ俺の容姿はさておき、女性二人が自己紹介してきた。

黒いスーツの女性が織斑千冬さん、メガネの女性が山田麻耶さんだそうだ。二人とも学園の講師だそうだ。

俺も自己紹介をしようとして立ち上がると自然と敬礼していた。

今までの状況からや自分の体、あのウイングダイバーみたいなスーツからしてここが地球防衛軍の世界で間違いないだろうな、うん。

ということはここはEDFの基地か関係施設なんだろうな。

大方さっきのスーツは新型のウイングダイバーのスーツってとこか・・・。

 

 

・・・・・・・やだなー・・・・。

 

 

でも隠しといてもいつかはばれるだろうし、もう開き直るしかない!

覚悟を決めた俺はこう呟いた。

 

 

「・・・EDF(地球防衛軍)日本支部所属、ストームチームリーダー、嵐山一です・・・」

 

 

 

 

 

 

 

千冬視点

 

 

 

「・・・EDF日本支部所属、ストームチームリーダー、嵐山一です・・・」

 

私の目の前に座る男はそう言って敬礼してきた。

 

この目の前の男を見た初めての感想は『ただものじゃない』だ。

 

 

 

 

我々が現場に着いたとき周囲を取り囲まれても平然としていこの男の姿が一番に目に入ってきた。

 

見た目は兵士のようだが見たことの無いような装備を身に着けている。

顔はヘルメットについているバイザーのせいで伺えないが、どうやらこの状況なのに落ちついているようだ。

見た感じ武器らしいものは持っておらず大人しく両手を上げこちらを見ている。

 

私が近くの教員に話を聞くと信じられない答えが返ってきた。

 

この男、一と名乗ったこの男は、

 

 

 

高高度から自由落下してきてパラシュートも開かずにそのまま地面に着地したらしい。

 

 

 

一瞬何の冗談かと思ったが、教員の青い顔を見るに嘘は言っていないようだ。

 

実際男の周囲の地面が陥没している。

中心に立つ一の姿を見るに特にダメージを受けた様子もない。

 

このIS学園に張り巡らされたレーダーは高度8000メートルまで確認できるようになっている。

 

この男が自由落下してきたというのなら高度8000メートル以上の高さから落下してきたのに平気だったと言える。

 

・・・人間じゃなくてロボットだと言われたら納得できる話だ。いや、ロボットでも無理だろうな・・・。

だが念のために武器などもっていないかのスキャンを行っていた山田先生の話だと彼は間違いなく人間だとのことだ。

 

ということは・・・、・・・いやそれはあり得ないだろう・・・。

 

 

身体能力だけで何とかしたなんてことは絶対に・・・。

 

 

 

 

・・・話が少し脱線したな。

 

とりあえずこの男が武器を持っていないということは分かった。

なので他の先生には下がってもらい私たちは応接間に移動した。

 

別に訊問室でもよかったのだが、男の方はこちらの指示に大人しくしたがっているところからしてこちらに対して敵対する意思はないだろうとみた。

ならば、わざわざこちらも不快にさせるような訊問室よりも応接室の方がよいと思い案内した。

もしも万が一があっても・・・、私が何とかするから問題ないだろう。

 

そしてこの部屋に案内してお茶を出したのだが(お茶の用意は山田先生が)男は口を付けずこちらに視線を向かたままだ。

お互いしばらく無言が続いたが、ひとまず私はヘルメットを外すように促した。

 

男がしばらく悩んだようにしたが大人しく指示に従って外した。

 

 

・・・・正直驚いた。

 

 

出てきたのは一夏と年もそう変わらないであろう少年だった。

 

山田先生も驚いた様に口を開けている。

・・・まあそのあとで視線を向けられて顔を真っ赤にしていたが。

 

 

まあ、あれはかっこいい方だろう。

私は特に興味はないが街中ですれ違えば10人中9人は振り返るだろう顔をしている。

ちなみに振りかえらない1人は私だ。

 

しばらく固まってしまったが咳払いでごまかし質問する。

 

「EDF?なんだそれは?どこの組織だ?」

 

「・・・私も聞いたことがありませんね・・・。何の略称なんですか?」

 

「・・・は?」

 

私と落ち着きを取り戻した山田先生の問いに一と名乗った少年は表情を変えず口だけを開いた。

 

・・・どうやらこれでかなり驚いているらしい。

 

一は黙りこむと何か考えるように下を向いた。

 

しばらくするとぽつりと聞き返した。

 

「・・・ホントにEDFを知らないんですか?」

 

「・・・・・ああ、そんな組織聞いたこともない、それに何の略称なんだ?EDFとは」

 

「・・・・・・・・」

 

彼はまたしばらく無言になると頭を振りこちらの問いに答えた。

 

「・・・EDFは『Earth Defense force』の略称です」

 

「『Earth Defense force』?」

 

「・・・え~と、たしか意味は・・・」

 

「・・・地球防衛軍です」

 

・・・地球防衛軍だと?

 

一瞬ふざけているのかと思ったが男の目は真剣そのものだ。

この男はまじめに自分が地球防衛軍の隊員だと言っている。

 

当然だがそんな組織聞いたことすらない。

この男の妄想か何かだと断言すればそれまでだがこの男の目、それに装備やたたずまいからそう断言できない自分がいる。

たしかにそう言った組織の隊員と言えば納得できることも多々ある。

だが現実に聞いたことのない組織だからこそ納得いかない。

 

しばらく無言で向き合うと彼は懐をまさぐり始めた。

私とと山田先生が思わず身構えるが男は気にせず一つの物を取り出した。

 

彼が取り出したものそれは、携帯電話だった。

 

 

 

 

 

 

一視点

 

 

俺は驚愕のことを知らされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

EDFがない

 

 

 

 

 

 

 

ということはここは地球防衛軍の世界ではない。

 

 

 

俺かっこつけて「おれはEDFのストームリーダーだ!(キリ)」「・・・・・え?だれ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

やっちまったあああああああああああ!

 

 

 

 

うわめっちゃ恥ずかしい!!

いき込んでかっこつけたら全く関係ない世界だったのがわかり俺はものすごく恥ずかしくなった。

 

うわうわうわうわ・・・、何だよ俺!なにかっこつけてたんだよ!

 

悪乗りしていた頭が冷え、まともな思考が戻ったことでさらに恥かしさがこみ上げくる。

 

再度正式名称を出して確認しても二人は知らないと言う。

うわこれは完全にやらかしちまった・・・・。ほら二人とも『何言ってんだこいつ?』みたいな目で見てるよ~。

 

二人に見られ俺は恥かしい中必死に思考する。

 

どうしようどうしよう!?今更ただの一般人だっつっても信じてくれるかわからないし。

それに何よりあの俺の恥かしい発言を何とかしないと・・・。

ごまかすための言い訳を考えているとそうだと思い俺は懐を探った。

 

えーーーーーと、あった!

 

 

俺は目当てのものを見つけるとそれをテーブルに置いた。

 

俺が取り出したのはスマホだった。

 

「・・・これを見てもらえばわかります」

 

俺は言葉少なくそれだけを言った、いや言えた。

 

この体になってからなんだかしゃべることが大変になった。

うまく言葉が出せないというか、本当にうまく説明ができない、いやできるかわからない状態なのだ。

 

しかし俺にはスマホ、携帯電話がある。

このスマホの中には俺の前世での記録、つまりは俺がこの世界の人間でないこと、そしてEDFについてのデータが入っている。

ちなみにデータというのは、ある地球防衛軍のプレイ動画だ。

俺がゲーム機を買う理由となった動画で3と4の動画が入っている。

これを見てもらえば俺の格好がゲームの物

そして俺がこの世界の住人じゃないことが分かってもらえるはず!

もしくはわかってもらえなくても俺の格好がコスプレか何かだと思ってくれるに違いない。

コスプレと思われるのは確かに少しいやだがこのままどこの奴かもわからない兵士として扱われるよりはまだましだろう。

そう判断してんの言葉だ。

・・・・完璧だ、完璧じゃないか、ふははははははは!(棒シスコン魔王風の笑い声)

(主人公はかなり錯乱しています)

 

 

俺の言葉を聞いた千冬さんはしばらくスマホを眺めるとそれを手に取りついでに俺のはずしたヘルメットも持って行った。

「少し詳しく調べたいから」だそうだ、どーぞどーぞ。

 

そのあと山田先生に案内してもらい一つの部屋についた。

何でもひとまず一晩はここで過ごしてくれだそうだ。

正直助かった転生後、即野宿は嫌だったからな。

俺はが部屋の中に入ると外からカギが閉められた。まあ当然かな。

 

俺はベットに倒れ込むと思考するまもなくそのまま眠りに落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私と戦ってもらおう、ストーム1」

 

 

 

 

 

 

千冬さんに勝負を挑まれた。

 

 

 

 

 

 

 

え?なんで?




ちなみにこの主人公の格好はEDF4のレンジャー(黒)です。
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