推しの子 双子との大切な繋がり   作:ニャン吉

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4話 ★

あれから少し話をして俺と花名は自宅に帰り、明後日の撮影の為の準備をしていた。

 

俺と花名はとあるドラマの夫婦の高校生時代を演じる事になっている。

 

シーンは部活終わりの帰り道。

 

俺の演じる人物の帰り道の途中に花名演じる人物の家があり、親同士の約束で部活終わりに毎回一緒に帰宅をする。

 

この作品は各1時間の12話構成となっていて、毎週何かしらの高校生時代の2人が出てくる。

 

周りの演者の方達は皆実力派と呼ばれる一流の人達のみ。

 

だが、そんな中に1人

 

異質な空気を放つ年下の男がいた。

 

 

カミキヒカル

 

俺と花名、グループの仲間達が揃って言う。

 

「こいつと関わるな」

 

それだけ危ない雰囲気を持っている。

 

「おはようございます。

白崎遥輝さん。有澤花名さん。

本日からこちらのドラマの撮影でお世話になります。」

と言ってくる。

一見、しっかりした若者に見えるのだが

こいつの目は、花名を見る時、常に視線が胸と下に向く。

そして目を見る時、目の奥にはドス黒い星のような物が見える。

 

アイにもあるが、アイのものはもう少し色が優しい。

花名は明るい色をしている。

妹の遥香はアイと同色でありながらアオより明るい。

 

 

そして遥香と花名曰く俺もあるようだ。

 

明るい青色をしているようだ。

 

正直に言うと目の星が何だって話だが、

 

こいつの目だけはダメだという確信がある。

 

少しカマをかけてみるかな。

根拠はアイの反応だな。

 

「カミキ、久しぶりだな。」

 

「はい。ドラマで共演というのは初めてでしたか?」

 

「そうだな。今まではララライの舞台で。

少し話が変わるんだがいいか?」

 

「はい。」

 

「何人○した。

何人○した?」

 

「質問の意図は分かりかねますが

前者は3人ですね。そのうち1人は産まれ、1人は病院です。もう1人は知りません。

後者はまだですよ。

これで満足ですか?」

 

「そうだな。警戒心の強いお前は話さないと思っていたが、やはりお前はそういう奴だったか。

お前の中では花名は4人目の予定なのか?」

 

「なんの事か分かりかねますね。

ですがこれだけは確信できます。

貴方には僕の嘘は何一つ通用しないと思うので。」

 

「そうか。

今後、お前のちょっかいが俺達に向かない事を願うよ。」

 

「4人ですか?」

 

「いいや。俺達は6人だ。

そしておまえの3人の内1人は俺達の仲間だ。

これ以上手を出すなら覚悟しとけよ。」

そう言って俺は花名の腰に手を回して控え室に向かうのだった。

 

 

side カミキ

 

白崎遥輝と有澤花名が少し離れた。

 

僕は考えなくてはならない。

 

僕の命の価値を高める為には星野アイを・・・

 

「あの人達がいると邪魔だな。

特に有澤花名と白崎遥輝の2人。

有澤花名も命の価値が重いから僕により価値を与えてくれる筈なのに手を出せない。

星野アイも後は・・・するだけなのに彼らのグループという認識だと繋がっている警察が出てくる。」

 

どうにかなる手は無いものか?

 

そう言えばもうすぐ星野アイの子供が産まれるはずだ

 

やるならここか?

 

どうするか?

 

 

僕は何が何でも命の価値を奪ってでも高める必要があるんだ。

 

諦められない。

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