推しの子 双子との大切な繋がり   作:ニャン吉

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7話 ★

side…

 

「白崎遥輝

彼奴は邪魔だなぁ。

このままじゃあ僕の命の価値を重く出来ない。」

 

そう言いながら僕はアイに対しての仕掛けを考えるも白崎遥輝のせいで星野アイの足取りが掴めない。

 

「白崎遥輝の両親は○ったのにそれ以降も何も変わらない。

それどころがそれ以降どんどん価値が重くなって、繋がりが増えて…手を出せなくなっている。」

 

人脈がもうわからない様になってきた。

何処まで進んでる?

 

何処まで広がってる?

 

僕と繋がっていた警察も白崎遥輝と繋がっていた。

 

それだけならいいが、僕じゃなくて白崎遥輝より。

 

人脈で負けている。

 

それにあの仲間達も人脈作りをしていて、僕の人脈が追い付かない。

 

「くそ!」

 

side back

 

いま、警察に来ている。

俺と繋がりのある警察と会う為に。

 

 

 

「お久しぶりです。〇〇次長。」

 

と先に挨拶すると

 

「久しぶり白崎君。

 

今回はどんな様かな?」

 

と返してくれた。

 

「宮崎県の病院で働いていた雨宮吾郎のこと。何かわかりましたか?」

と聞くと

 

「有澤さんから電話があった話だね。

宮崎県警の部下から聞いてるよ。

白崎君から送られた地図の位置の崖下付近から1人の遺体が見つかった。

名札には雨宮吾郎と書いてあったよ。君の推理通りだ。

幼い頃からだけど君の頭脳には驚かされる。

どうだい?警察になるつもりは無いかい?」

 

と誘われるが

 

「すいません。

俺にはこの芸能界でやらないといけない事があるので。

でも個人的な協力ならします。

ただ、地図で判断できるレベルの事でしかわからないですが。」

 

「それだけで十分だ。

それと、雨宮吾郎の遺体が着ていた白衣から指紋が見つかった。

そして、彼の携帯からの最後の電話があの病院へのものだったよ。

内容は」

と言って音声データを聞かせてくれた

「入院中の星野アイさんのストーカー又はファンがここまで来てます!

今、追いかけられています!

もう直ぐ出産なので直ぐに戻ります!」

「何があったんですか!雨宮先生!」

「黒いフードを被った男が患者を狙って病院に来ています!

今、追いかけられているので、逃げてます!

患者の対応お願いします!」

 

「ここで電話が切れている。

そして雨宮吾郎の携帯から最後にGPSに反応があった場所が白崎君の印をしたあたりだ。

ここは崖になっていたよ。」

 

「やっぱり。」

 

「まだ確実なことは言えないが、これは滑り落ちた訳では無いと考えている。

確実にこの黒いフードを被った男に背中を押された落とされた。

そして落ちる最中に後頭部を強く撃ち、

死亡したと考えられる。」

 

「おそらくですが、情報提供を受けたアイのファンの反抗だと思う。

今は、アイの安全の為にあるマンションに住んでもらってる。」

 

「聞いてるよ。

そこは俺の島でもある。

だから白崎君も住んでるしその星野アイの安全も守る。

不審な者の侵入は許されない。

何故なら」

 

「警察署の目の前にあるから。」

 

「ですよね。大家さん。」

 

「そうだな。

俺が大家をする以上はこのマンションの住人は守り抜く。

それと白崎君。

新しい芸能事務所を始めようとしている話を君から聞いているけどいつ頃から本格的に動くのかな?」

 

「もう動き始めてますよ。

初期メンバーは固まっていて資金もある程度は。

遅くても25歳になる頃には事務所を付けます。

今の所は家賃をある程度負担する形であのマンションに住んで貰っています。」

 

「なるほど。

と言うことは俺のマンションは仮の事務所みたいな感じだな。

なら、一室提供しようか?」

 

と聞いてくれる。

やはりこの人はいい人だ。

 

「もう、事務所用の部屋は借りています。

1つお願いするとすれば、今後も家賃は安めにお願いします。」

 

「任せろ。俺は元々君の祖父の部下でなくなる数日前に君の事を頼まれている。

そしてそんな尊敬出来る白崎さんの孫が今は芸能界を変えようとしている。

中々裏のある世界だからこそ誰か守る人も必要になる。

だからこそ最初は白崎君が俺に相談してくれたのが嬉しかったよ。」

 

と話をして、話を詰め始めて数時間。

 

昼前に話を始めたはずが今では陽が落ち、すでに19時になっている。

 

「今日はこの辺にしよう。白崎君。

君はまだ未成年だ。早く帰って彼女を安心させてあげなさい。

それと、今は俺が君達双子の親代わりだ。

だからこそ、有澤花名と結婚するなら一度挨拶しに来てくれると俺としては嬉しい。

妹の遥香にも伝えておいてくれ。」

 

やはり俺はこの人の元について正解だ。

 

まぁ気恥ずかしいが

たまには呼んでやるが

 

 

「ありがとう

 

 

 

 

 

父さん。

たまには遊びに来てくれ。」

 

俺はそう言って部屋を出て少し進むと

 

先程までいた部屋から

 

 

「遥輝!

近いうちに行くぞー」

 

となんか泣きながら叫んでそうなオッサンの声が聞こえてきた。

 

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