知識チートハーレムしたいけど原人は普通対象外だろ   作:たけまさ

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初めましてマーブルゥです。
この小説はなんかこういうタイプの小説無いなーと思って何となく書いただけです。
一応ある程度細かく設定は纏めていますが、いかんせんサバイバル等々の知識が無いため所々ご都合主義というかサバイバルに詳しい人は違和感を感じるとは思いますがご了承ください。


ラノベの転生の仕方って基本同じだよな

「突然ですが貴方は死にました」

 

「は?」

 

「突然ですが貴方は死にました」

 

 気がつくと俺は地面も空も何も無い真っ黒い空間に「突然ですが貴方は死にました」立っていて今目の前にいる無表情の女性に「突然ですが貴方は死にました」と言われた、いや説明にタイミングよく被せんのやめろよ‼️

 

「突然ですが貴方は」「いや、さっきから聞こえているから」

 

 何なのこいつさっきから同じ台詞何度も口にしてまるで俺が死んだみたいに」「先程言ったとおり貴方は死にました」

 

「ようやく違う台詞を言ったって、えっ?」

 

「先程言ったとおり貴方は死にました」

 

 ……まじで、俺死んだの?だったらこの謎空間に説明ができるけど、だからと言って何で死んだのか分からないし、そもそも死んだかすら怪しいところがあるからな

 

「本当に俺は死んだのか?」

 

「はい、死にました」

 

「ちなみに交通事故で即死しました」

 

 そうか、確か俺はニートを辞める為に大手の会社の面接を受けたんだが、まさかその帰りに交通事故にあってニートどころか人生を辞めることになるとは思いもしなかった

 人生何があるか分からないもんだな、身を持って学んだよ、ま、次に生かせる時は無いだろうけどな、泣きそう

 

「貴方は死にましたので、異世界に転生してもらいます」

 

「え?」

 

 いきなりの事で分からなかったけどこれってラノベ「貴方は死にました」「いや同じ説明はもう結構です」、ラノベでよくある異世界転生だよな

 いや〜、まさか本当に異世界転生が実在するとは、神様が間違えて殺してしまい転生とか、とかって

 

「もしかして神様だったりします?」

 

 もし、この人、いやこの方が神様だったら結構失礼なことしてたよな、神様って心が読めたりするらしいし、もしかして神様の逆鱗に触れて異世界じゃなくて地獄行きになっちゃう?異世界生活始まる前に地獄落ちエンドとか笑えないんだが

 しかもさっきから目の前女性が黙っているのが余計に怖いんだけど

 何、俺の罰を決めているのか?

 

「………………いいえ、私は神様ではありません」

 

「ふぅ、なんだびっくりした、じゃああんたは誰なの?」

 

 神様じゃないと分かった瞬間ドリルの様に手のひら返しをする、それが俺なのさ、そこ神様の使いかもしれないという指摘とかしない

 

「……私はただの案内人です」

 

しばらく顎に手を当てて考える仕草をした後そう名乗った

 

「そうか、よろしくな案内人」

 

「では異世界への転生に了承したとみなし、手続きを開始します」

 

 挨拶スルーされたよ、美人だけどなんか好きになれないなこの人

 

「まず最初に異世界に転生するにあたって欲しいチート能力を答えてください」

 

 おぉ、確かに異世界転生といえばチート能力だよな、戦闘チートとか頭脳系チートとか、がっつり戦ってみたい気もするけど頭の良さを自慢してみたい「まず最初に異世界に」「分かったから知識チートで」

 

 あー、凄い急かされたせいで適当にチート能力を言ってしまった

 

「……承知しました」

 

 知識チート能力通っちゃったよ、まじかもうちょっと考える時間欲しかったな

 

「次に転生先のなりたい種族を答えてください」

 

 えー、転生先分からないのに答えられないよ、答えられるとしても人間だけだよ、まぁ、知っていても人間って答えると思うけど

 

「人間で」

 

「承知しました、性別はどうしますか?」

 

「男で」

 

「転生時の成長段階はどうしますか?」

 

「一人暮らしできるぐらいの段階で、流石に赤ん坊プレイは避けたい」

 

「承知しました、最後にチート能力を使用して何がしたいですか?」

 

 ふ、聞かれるかなぁとは思っていたけどとりあえず挙げられる理由は一つあるそれは男のロマンでもある

 

「ハーレムを築きたいから‼️」

 

 そう、ハーレム、元いた世界だと絶対に不倫やら何やらで問題になるであろうハーレム、だけどモテる証でもあるハーレムは諦められないよな

 

「承知しました」

 

 なんか気のせいか目が冷たい視線になっている様な気がする

 

「それでは、細かいことは異世界に送ってから説明しますので、只今から異世界に送ります」

 

「え、いやまだ心の準備ができ」

 

「さようなら哀れなお方、せめて最後の一時まで何も知らずにゆっくりと楽しく過ごしてください」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「全くちゃんと説明してくれてから送ってくれてもいいだろ」

 

 案内人によって半ば強制的に異世界に送り込まれた俺は気がつくと草原に立っていた

 

「いやここ何処?」

 

 いや、説明してくれるとは言ったけどかなり内心不安だよ、まじで

 

「このまま放置プレイとか絶対に嫌だぞ」

 

 いや、嘆いても仕方がないか、取り敢えず転生前の自分とは違う筈だから所持品とか確認しておくか

 

 

〜所持品確認中〜

 

 

 まず普段着と思われる衣類が3着分ずつ、作業着も3着分ずつある

 ヘルメットが1つに軍手が10個、寝巻きとあと3日分の保存食と水がバッグに入っていて、それとは別にサバイバルキットが頑丈なケースに入っている、後は死ぬ前に着ていたであろう普段着

 

 そして、何故か異様な存在感を放つ手紙とスマホの二つである

 

 …………手紙は異世界の説明として、スマホは何?自分が死ぬ前に使っていたスマホでは無いし、そもそもこんなデザイン見たこと無いぞ、充電するための穴とか無いし

 

「まぁ、取り敢えず手紙でも読むか」

 

 

 

 WSSGより

 異世界生活を楽しむ貴方にこの世界とチート能力の説明をします。

 この世界はまだ人類が文明を生み出す前の段階、原人が彷徨い安住の地を探し求めています、彼らを知識チートで文明の発展を促してあげましょう。もしかしたらハーレムも築けるかもしれません。

 

 

 

 ふーん、要するに俺が生まれる前の数万年前の世界に送られたということね………馬鹿なの?知識チート能力確かに使えるよ、だって周囲の人間?の知能レベルはかなり低いからね❗️やったあぁ、俺天才だぁ❗️ってならないからな、流石に俺のレベルを上げるんしゃなくて周りのレベルを下げる方法だとは思わなかったよ

 

 それに原人ハーレムというパワーワード生み出したくなかったよ、なにが悲しくて原人とイチャイチャしないといけないんだよ、現代人の美女のハーレムが良かったよ

 

 

 

………諦めてください

 

 

 

 何を?あれ?何で手紙でこんな絶望感を感じてるんだ?

 

 

 

 知識チート能力としてスマホを用意しました

 バッテリー、データ容量共に無限、他の人に使われない様認知妨害機能および生体認証機能を搭載しました

 なお、スマホの情報は2023年現在までにおいて判明した事実のみを検索できます

 

 

 

 試しにスマホの電源を入れ、ダークマターを検索してみるがダークマターの正体は不明だった

 今度はコロナを検索すると2023年5月2日の感染者数などが検索結果としてでできた、恐らく2023年5月上旬までの情報は調べられるのであろう

 

「うーん、何か微妙だなぁ、こうすごーくあたまよさそーなかんじを想像してたんだけどなぁ」

 

 

 

 ちなみにこの手紙はこの文を読んだ30秒後に爆発しますので死なないでください

 

 

 

「早くそれを言えよぉぉおぉおお‼️」

 

 慌てて石に手紙をおにぎりの様に覆ったあと全力で投げた

 この体は死ぬ前の体と比べてかなり凄いらしく雑に投げたがかなり遠くに飛んで行った、そして地面に落ちて数秒後ぐらいに爆音と風と共に石が爆発した

 

「あれ、もしかして俺を殺す気だった?」

 

 数十メートル離れた距離にまで爆発の振動が届いているのでもし反応に遅れていたら確実に死んでいただろう、やっぱり失礼な態度をとってたの起こってる?

 

「まぁ、過ぎたことを気にしても遅いか」

 

 もうこうなったらこの原人生活を楽しむしかないか、でも1つだけ叫ばせてくれ

 

「知識チートハーレムしたいけど原人は普通対象外だろ‼️」

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