一般サイコパス、あの人に転生する。   作:クライザー二世

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運命の双子

 

 

 

やっほー! 皆が愛する有馬かなよ!! 

今日は例のホラー映画の撮影だから車に

乗っている所よ。例の双子と初めて会う日よ。

今乗っている車はハイエースよ。車としての

面白味はいまいちだけど、安くて利便性があって

足として使うには丁度いいのよね。ベストセラーな

だけはあるわね。

 

そろそろ着いたわね。さーて車を降りて例の双子の

ご尊顔を拝みに来ますかね。

 

「ママぁぁぁママぁぁああぁ」

皆様、こちらの生き物が星野ルビーでございます。

ママーママーという独特の鳴き声が特徴です。

生態は度が付く程のドルオタかつマザコンで

幼体の時は母体の星野アイに甘えてばかりです。

少しでも母体から引き離すとストレスにより

ママーと鳴き声を上げます。おわかりですか、皆様。

アニマルプラネット観てたからこんな感じの

解説でいいかな?正直、解説の才能はあんまし

無いわね。

 

「早く帰ってバブりたい!!」

「ママの胸でオギャりたいよー!!」

「私のオギャバブランドに返してよー」

 

 

・・・・・、こいつすげえな。色んな意味で。

転生とかじゃなくて生まれつきこうだったなら

生まれつきのモンスターじゃないの。

 

おや、こっち見たわね。

 

 

「あなた、私の事バカにしてない?」

 

勘は鋭いわね。

 

「そんな事ないけど…」

 

「でもバカにしてる雰囲気があるよ」

 

「気のせいじゃないのかしら?」

 

「そういえば見た事あるよ!重曹を舐める天才子役だったよね?」

 

「ちゃうちゃう。十秒で泣ける天才子役や。」

「まあいいわ。私は有馬かなよ。あんたらと

共演すっからシクヨロ」

 

「うん、よろしく」

 

 

そんな感じで双子と挨拶を終えた。

 

「監督おはよう。」

 

「おう。」

 

私は好きなキャラである監督に挨拶した。

 

「つーか、あの双子何で急遽共演するんだっけ?やっぱコネ?」

 

「いや、俺が面白いと感じたからだ。」

 

「成る程。じゃあ今日は来てないアイドルの人はコネか?それとも枕?」

 

「コラッそういうのすごく良くないと思うぞっ!!」

 

「ごめん。冗談で言っただけだから。」

 

「冗談でも言うんじゃない!」

 

怒られちゃった。まあ私が悪いししょうがないか。

反省しよ。

 

 

 

しかし、私はこの発言をあの双子が聞いていたのに気がつかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・お兄ちゃん」(ゴゴゴゴゴゴ)

 

「こ、子供の戯れ言だよ・・・気にするな」(ゴゴゴゴゴゴ)

 

 

((あいつ…ブッ殺す!!!))

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな訳で練習が始まった。

私は自分なりに頑張って演技をした。我ながら上出来だと言える。

 

 

だがそれ以上に凄いのはアクアの方だ。あいつは

マジですげえよ。あの気持ち悪さは出そうと思って

出せる物じゃねえぞ。

 

てめえはこの世に居ちゃいけねえ奴だ、いったい何考えてんだ?本当に気持ち悪いよ。

そう思わずにはいられない。

 

 

いや、マジでスゲえ!まるで変質者を見ているみたいだ!!

 

 

「あんた凄いわね」

 

私はアクアの所に言って称賛の言葉を送った。

 

 

「お前は…」

 

「私は有馬かなよ。さっき名乗ったじゃん。それよりも凄い演技じゃねえか!!」

 

「そうか…」

 

「ああ、マジで気持ち悪さを最大限出してたじゃん!お前そういう事に関してはすごいよな!!」

 

「い、一応、お褒めに預かって光栄だ」

 

「あの気持ち悪さはプロの役者でも出すのは至難の技なのにあんたは出せた。あんたは気持ち悪さや生理的嫌悪を感じさせる天才よ。」

 

「褒め言葉として受けとっとくが…」

 

「よっ鳳暁生の生まれ変わり!二代目エンブリヲを名乗っていいわ。」

 

「いや、それ褒めてんのか…」

 

「根岸祟一と同類ね。」

 

「いい加減にしろよ!!」

 

「ど、どうしたの?」

 

「何か分からんがそれはやめろ!」

 

「ごめんなさい」

 

何故かアクアが怒った。まあ褒め殺しみたいになったから怒るのも無理ないわね。ごめんアクア。

 

 

 

 





主人公はアクアを貶している訳ではありません褒めてます。本当です! 信じてください!


主人公は原作とはかなり違います。
原作の有馬かなが自分がスポットライトに当たらずとも他の役者にライトを当てるのなら、主人公はライトを当てながらもコーラ飲みながらカウチソファにふんぞり返る、そんなキャラしてます。
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