魔進チェイサーはヴィジランテ(別ルート)   作:ティガ・レウス

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魔進チェイサーはヴィジランテの別ルートです。


少年の死、魔進チェイサーの目覚め

人口の約7割が「個性」という特殊体質を持つこの世界。僕緑谷出久は人口の数割の中にいる「無個性」の一人で個性を持たずに産まれてきたんだ。幼馴染、いやもう幼馴染じゃないか爆豪君は僕が「無個性」だと分かると虐めてきたんだ。四歳の頃から始まり現在中学生の15歳。約10年間も虐められてきたんだ。

そんなある日憧れのオールマイトに「無個性でもヒーローになれますか?」と聞いたんだでも返ってきた言葉は「夢を見る事はいい事だ。でも、現実を受け入れないとな!」と否定の言葉だった僕はそんなオールマイトに憧れから一気に冷めてしまった

 

「もう生きるのも疲れた…ごめんね母さん」

 

そして僕は屋上から飛び降りた

 

 

 

 

 

 

 

 

グシャ

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「あれ?此処は…」

 

気がつくと真っ白い空間に出久はいた

 

「お前が緑谷出久か」

 

「貴方は?」

 

「俺の名はチェイス。元敵で仮面ライダーチェイサーだ」

 

「貴方が元敵で仮面ライダーチェイサー?」

 

「ああ、そしてお前は俺でもある」

 

「貴方が僕?」

 

「今から俺の過去を見せる。その方が分かりやすいからな」

 

すると景色が変わりチェイスの過去が映し出された

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ロイミュードとの最終決戦が始まった。仮面ライダードライブである泊進之介は、ハートと共にロイミュードを支配していた敵を倒しに向かい、チェイス、剛は蛮野が変身したゴルドドライブによって地下駐車場に落とされてしまった。剛は制止するチェイスを無視してデットヒートマッハに変身したが、前回の戦いの影響なのか身体にダメージが残っている。その隙を突かれて剛は変身解除され、助けに行こうと駆け出したチェイスはゴルドドライブの攻撃により壁に叩きつけられてしまった。

 

「なッ⁉︎ぐぁぁぁ‼︎」

 

自身の武器で凪ぎ払われ、膝を着くチェイス。腰に着けていたマッハドライバーは、真っ二つに叩き割られていた。

 

「マッハドライバーが⁉︎」

 

「死ねェェェ!!」

 

「剛ッ‼︎」

 

【BREAK UP!】

 

チェイスから奪ったシンゴウアックスを剛に振り下ろそうとしたゴルドドライブの前へ駆け抜け、魔進チェイサーに変身し間一髪で剛を庇った。

 

「はぁぁぁ‼︎」

 

「ぬぁぁぁぁぁぁッ⁉︎」

 

「なッ、チェイスッ⁉︎」

 

「ぬぅぅ・・・ハァッ‼︎」

 

ゴルドドライブの振るうシンゴウアックスに袈裟懸けに切り裂かれるが、最期の意地と言わんばかりにブレイクガンナーを至近距離で放つ。

 

―ドギュンッ!―

 

「がはぁ⁉︎」

 

如何にこれまでのライダーと一線を画すスペックを誇るゴルドドライブでも、流石にゼロ距離銃撃は堪えたらしい。思わぬ衝撃に怯み、大きく後ずさった。

 

「あ・・・あぁ・・・」

 

しかし、そこが限界だった。否、限界はとうに走り抜けていた。全身から装甲がバキバキと剥がれ落ち、変身が解除されたチェイスは力無く崩れ落ちる。

 

しかし、倒れかけるチェイスを剛が受け止めた。

 

「オイ!嘘だろ・・・!?何やってんだよッ⁉︎」

 

「剛・・・これで良いのだ・・・霧子が愛する者達を護れるのならば・・・本望、だ・・・これを・・・人間が俺にくれた、宝物だ。俺とお前は、“ダチ”ではないが…持って、いてくれ。燃えてしまうと、勿体ない・・・」

 

そう言って、チェイスは力無く免許証とシグナルチェイサーを手渡す。黒く焦げ、鋭部が折れたそれは、チェイスが耐え忍んできた膨大なダメージを物語っていた。

 

「うぉぉぉぉぉ‼︎」バチ、バチバチ

 

ひび割れた身体から火花を散らしながら最期の力を振り絞って駆け出し、ゴルドドライブに組みつく。

 

「なッ⁉︎こいつ、離せ‼︎」

 

「ぬぅぅ・・・うおぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

―ドゴォォォォォォォォォン‼︎―

 

「グアァァァァァァァ‼︎」

 

チェイスの身体から炎が迸り、限界を越えて赤熱化。光と衝撃波を放ちながら、チェイスは自爆する。

 

「あ、あぁ・・・ッ!!チェイスゥゥゥゥ‼︎」

 

炎の中からチェイスのコアが弱々しく揺蕩い、遂には砕け無に帰る。小さく爆ぜた000の文字にチェイスの死を痛感し、悲しむ剛。しかしゴルドドライブは、ダメージはあったが生きていた。そしてチェイスを「裏切り者の愚かな奴」と嘲笑う。

 

「人でなしが・・・俺の"ダチ"を笑うなッ!チェイス・・・一緒に戦ってくれ‼︎」

 

―キュラリラッ―

 

【シグナルバイク‼︎】

 

「・・・Let's、変ッ身ッ‼︎」

 

【ライダーッ!!チェイサーッ‼︎】

 

チェイサーマッハに変身した剛は圧倒的な強さでゴルドドライブを追い詰め・・・

 

「終わりだ‼︎」

 

パネルを開き、ブーストイグナイターを叩いた。そしてパネルを叩き下ろし、必殺の構えをとる。

 

『ヒッサツ!フルスロットル‼︎』

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

バイラルコアを味方に付けたライダーキックを放つが、ゴルドドライブは耐える。しかしその瞬間、チェイスの幻影が現れダブルライダーキックとなり、ゴルドドライブを貫いた。

 

―ドゴォォォォォォォォォン‼︎―

 

ボディを打ち砕かれ、ベルトだけになった蛮野。シンゴウアックスを持った剛は、シグナルチェイサーを装填。

 

『ヒッサツ!マッテローヨ‼︎』

 

死神の刃が、付け上がった愚者に迫る。

 

蛮野「ま、待て!待つんだ剛‼︎止せ、止めろ!早まるなッ!!この偉大な私の頭脳を、この世界から消してはならないッ!!」

 

『イッテイーヨッ!フルスロットル‼︎』

 

「"行っていい"、ってさ。さよなら、父さん・・・俺の未練」

 

そのまま信号アックスを振り下ろした。

 

―ドゴォォォォォォォォォン‼︎―

 

「ウゥアァァァァァァァ‼︎」

 

「・・・終わったぜ、チェイス」

 

駆けつけた霧子にデットヒートシフトカーを託した剛は意識を失った。

 

その後泊進之介の活躍により全てのロイミュードは倒された。チェイスを代償にして…

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ーー

「今のが僕の過去…」

 

「お前は一度死んだが俺が蘇らせるから安心しろ」

 

「ありがとうございます」

 

「お前の夢を否定した奴と虐めていた奴はどうすんだ?」

 

「どうもしません。僕が死んだ事を後悔させたいですからね」

 

「なら俺の名をやる」

 

「確かチェイサーでしたっけ?」

 

「ああ、人前ではこう名乗れ"魔進チェイサー"とな」

 

「分かりました」

 

「あと、これを渡す」

 

チェイスは出久にシグナルチェイサー、マッハドライバー(改)ブレイクガンナーを渡した

 

「暫くはブレイクガンナーを使え。マッハドライバーはお前の好きなタイミングで使うといい」

 

「分かりました」

 

「そろそろ時間だな。俺はお前でもあるから安心しろピンチ等にはアドバイスもする」

 

「ありがとうございます」

 

チェイスは出久と一体化するように消え出久は再び意識を失った

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「うっ…ここは路地裏?そうか、僕は飛び降り自殺したんだ」

 

出久は誰も通らない暗い路地裏で目を覚ました。

 

「さて、いくか…待ってろよ偽善者共。"俺は死神の魔進チェイサーだ」

 

【BREAK UP!】

 

魔進チェイサーに変身した出久は路地裏の闇へ消えていった




緑谷出久無個性

無個性の少年だが前世はゴルドドライブ (蛮野)の攻撃から剛を庇って死亡したチェイスの生まれ変わり

能力重加速

相手の動きを鈍らせ自身は高速で動く
所持しているバイラルコア

チェイスバイラルコア(魔進チェイサーに変身)

バットバイラルコア(飛行能力が可能)

ファングバイラルコア(攻撃、防御どちらも可能)

コブラバイラルコア(蛇のような鞭で攻撃)

マッハドライバー(改)

シグナルチェイス

容姿

髪型はチェイス似

服は紫のライダースーツ
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