ガチ恋勢の恋模様〜傍観者的に大変そうだなぁって思いましたまる〜   作:色月 茉夜

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こんばんみゃ、色月と申します。みゃーではなく、みゃです。ここ重要です。焼きそばの紅生姜ぐらい重要です。紅生姜あんま好きくない。

初投稿します。遅筆&稚拙な色月ですが、よかったらお付き合いしていただけると嬉しいです(❃´◡`❃)

それでは物語はじみゃりみゃす。
ガチまる、プロローグ投稿します。


プロローグ

『ハナちゃん、こんばんは!来てくれてありがとー!』

「お、ハナちゃんだ」

 

ラノベを読んでいた僕は、一回それを置きスマホを手に取る。『ハナちゃぁぁぁぁん、やほぉぉぉぉぉ!』───僕の打った文章に返事はなく、彼女から画面の向こうの彼へと愛のこもったメッセージが送られる。すげぇなぁ、この子愛してますとか普通にいうんだもんイタリア人か。数秒後、彼へのラブメッセとはだいぶ温度差がある『ツマキさん、こんばんは』が届く。絵文字?無いけど何か?

 

『今日もリンユウくんかっこいーっ!』

『リン、今日は何歌うのー?』

『ユウちゃんの配信を楽しみに今日頑張ったんだよー!』

 

流れていく黄色い声援を横目に僕はラノベへと視線を戻す。べ、別に嫉妬なんてしてないんだからね!このイケメン野郎爆発しろとか99割ぐらいしか思ってないんだからね!

 

配信アプリ───名前を"Eleven Studio"。通称はイレスタ。

春からリリースを始めた新しいアプリだが、他の配信アプリとは違う身内のような距離感の近さで人気を博していた。

 

チラリと画面を見ると、どっかで聴き覚えのある流行りの歌を歌う彼と目が合う。いや、目が合うっていうか配信だからカメラなんですけどね。

相変わらずのイケメンっぷりと優しい歌声に、ギフトアイテムというアプリ内コインで買うアイテムも飛びまくる。と、画面中央にめちゃくちゃ派手な演出のアニメーションが出る。

すげー、エンジェルじゃん。あれ確かリアルマネーで5万ぐらいするのに。

 

『うわぁ!すげぇ!ありがとうエミリさん!!』

 

歌っている最中にも関わらず嬉しそうに叫ぶ配信者。コメントでもギフトアイテムを投げた彼女を讃える拍手が流れる。よかったね、と思いつつも僕は何も打つことなく配信は進む。

この曲はアレだね、ちょっと前に流行ったアレだよね。声も顔も武器を取って戦え戦士たちよ目指すは国を滅ぼさんとする敵どもだ!的な歌よね。そんな歌を彼が優しい声色で歌うと、キラコメという弾幕が流れる。みんなウットリと彼の歌を聞いてるかのようで、中にはほとんど告白に近いような事を言うリスナーさんもいた。これが彼の配信(せかい)の日常だ。

 

さて、この物語はある配信アプリを巡る恋だったり戦いだったり笑顔だったり涙だったりする物語である。

その物語での僕の役割は───傍観者。

主役どころか脇役でもない、ただの通行人C。

恋だったり戦いだったりにも参加しない僕目線で綴られるそんな物語。

 




第一話も投稿します。あ、しみゃす。
今日は遅刻しましたが基本22時更新ですー。
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