ガチ恋勢の恋模様〜傍観者的に大変そうだなぁって思いましたまる〜   作:色月 茉夜

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こんばんにゃ。色月と申します。いぇーい、ふぅー、いやっはー。
勢いだけで前書き埋めようと思いましたが陽キャ力が足りませんでしたですわでござるでゲス。語尾で頑張ってみましたがあつ森力が足りませんでした。あれ、なんだかんだ埋まった。私すげぇネ申。

ガチまる第14話、投稿します。


第十四話 アイスを愛するあいっすぅ

Luca:例の依頼だけど、俺の方から彼女に連絡してもう君の幼馴染くんには関わらないことを約束させたよ。だから安心しなよ。

 

 

 

ルカからそのチャットメッセージを受け取ったのは昨日の夜ログインした時。もうめちゃくちゃびっくりした。依頼して1日も経っていないというのもあるが、ルカが直接まきさんに連絡をしてくれるとは思わなかった。それに長期戦になると思っていたまきさんがSNSに関わらない約束もあっという間に解決してしまった。

 

僕は何度もお礼を言い、その後楽しく2人で狩りをした。

そして今日。

 

「ツマさん、ちゃんと持ってて!」

「はいはい、バヤこれでいい?」

「よし、おっけー!」

 

今日も今日とて僕はバヤに呼び出されていた。今回は"車の内装変えるから手伝って"と。全く興味の無いことだったがバヤの頼みなら仕方ないと暑い中汗をかきながら手伝いをしていた。

 

「よし、これで終わり!いやぁありがとなツマさんっ!」

「はぁはぁ‥‥お、終わり?」

 

作業すること3時間、ようやく終わった。バヤは車好きの一面もあるため注文も細かくちょっとズレただけで何度もやり直しさせられていた。

 

「よし、オススメのカキ氷屋があるから今から俺の車で行こうぜ!」

「いや、大丈夫」

「え、いや別に遠慮しなくても」

「結構です」

「だ」

「よし、近くのコンビニ行ってアイス買おう」

 

バヤの提案をにべもなく断る僕。バヤはあれだ、あまり人に言うことじゃないがめちゃくちゃ車を飛ばすのだ。普通にカーブがあるところでも100キロ近く出すからすんごい怖い。多分僕が悲鳴をあげて怖がるからなおさらふざけているんだと思う。だって僕以外に乗ったことある人から怖かったって聞いたことないもん。

 

そんなわけで2人で近くのコンビニ、ジャンボスタートに行く。ちなみに僕はレモンの輪切りが載ったカキ氷、バヤはメロンの入れ物に入ったアイスとスイカ型のアイスとチョコでバニラを包んだ6個入りミニアイスだった。明らかにバヤの選んだ数がおかしいが、バヤはEleven Studioのフォロワー200人達成記念でアイス15個大食い企画やっても余裕だった怪物並みの胃袋なので多分余裕である。

 

僕とバヤは家に帰ると早速アイスに口をつける。と、僕のスマホが鳴る。

 

「え、おコメちゃんのゲリラ配信!?バヤ、観てもいい?」

「ん、別に好きにしていいぜー」

 

早速Eleven Studioを開くと推しの配信に入る。

 

『あっ!ツマキン来てくれてありがとやで♬』

 

歓迎の言葉を受けおコメちゃんにラブコールを打ちまくる。

 

「お前ホントにおコメちゃん好きだねぇ」

「当たり前だろ、僕の推しなんだから」

 

呆れたように言ってくるバヤに、僕は画面から目を離すことなく答える。

 

「というか、あなたおコメちゃんの良さ分かって無いのか?プレゼンしてやろうか?」

「いや、俺彼女と同じイベント出てるし。なんなら彼女のギターの師匠だし俺」

「そうだった‥なんでおコメちゃんがこんなやつの弟子に」

「お前、舌切りスズメも冷気ありって諺知ってる?」

「親しき中にも礼儀ありでしょ、バカ」

「バカって言う方がバカなんだぞ」

「バカって言う方がバカって言う方がバカなんだよ」

「バカって言う方がバカって言う方がバカって言う方がバカなんだぞ」

「以下略あなたバカ」

「ただの悪口っ!?」

 

そんな感じで推しを観ながら日常会話するのだった。どうでもいいが僕が配信入った時よりバヤが入った時の方が推しが嬉しそうだったのにはイラッとした。イケメン滅びろ。

 

 

「ギター上手くなったなぁ、おコメちゃん」

 

配信が終わりほとんど溶けかけのアイスを食べながらバヤが呟く。弟子の成長を見てめちゃくちゃ嬉しそうだ。そんな彼を見て、僕はあの日(・・・)から何回目かの質問をする。

 

「ねぇ、バヤ。配信者に戻る気はないの?」

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