ガチ恋勢の恋模様〜傍観者的に大変そうだなぁって思いましたまる〜   作:色月 茉夜

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こんばんにゃ。色月と申します。今日は特に書くことがないなぁという。あ、今月誕生日です。祝ってくらさい。

ガチまる21話、投稿します


第二十一話 舞香の恋愛秘策

そして、1週間後。僕はバヤの家にいた。

時刻は昼過ぎ。

 

「なぁ、ホントに俺も食べていいのか?」

「僕とバヤにって言ってたから当たり前でしょ」

 

僕の手にはさっき届いたばかりの荷物。宛先に書かれていたのは、舞香の名前だ。

 

 

Mai:料理作って送るからまちゅとゆーすけで一緒に食べて。そのままマイカに電話繋いでオンライン食事会しよ!』

 

 

先日の電話での舞香の提案により、オンライン食事会作戦は始まった。バヤはトップ配信者だから住所公開するわけにはいかないとのことで僕が住所を教えて受け取ったわけだ。

 

というか思いっきり舞香の住所書いてあるのだが大丈夫なのだろうか。

 

「えっと‥ここに置いてっと。バヤ、そこ座って」

「あいよ」

「よっしゃ電話掛けるよー」

 

レインで舞香に電話を掛ける。そして3分後。

 

真月:舞香さんや。

Mai:‥はい、真月さん。

真月:うん。電話出ろや。

 

コールすること5回。全て彼女は切りやがったのだ。目の前のバヤはどうしたんだ?という顔で見ている。

 

Mai:‥だって今からゆーすけと電話するんでしょ?

真月:うん。

Mai:無理。

真月:諦めんなぁ!

Mai:やだぁ、勝手に食べてぇ。

 

あーもぉ、めんどくせぇ!もはやご飯よりも帰りたい気持ちの方が強くなった僕は思ったままメッセージを書く。

 

真月:次に掛けるのが最後ね。出なかったら料理置いて僕は帰るから。

 

既読はついたが、返事はない。僕は最後のゴールを鳴らす。すると。

 

『‥もしもし』

「舞香、おっそい」

『うるしゃい、まちゅのばかぁ』

「はいはい、ほらあなたのお目当てがいるぞ」

 

そう言って僕はビデオ通話にしてバヤに向ける。いいのか?という顔で僕を見るバヤに頷くと、彼はカメラに顔を近付ける。

 

「えっと、舞香さん?ゆーすけだけど」

『え!?○!※□◇#△!』

「うおっ!?」

 

バヤが喋った途端、声にならない声と共にドタバタとすごい音が響く。

 

「大丈夫?舞香」

『ま、まちゅ!か、カメラをまちゅに向けて!』

「はいはい」

 

そう言ってイケメンの顔を映していたカメラをフツメンの方に向ける。だれがフツメンやねんという心の中での1人ボケツッコミはさておき。

 

「舞香、とりあえずカメラONにしなよ」

『うぅ‥ホントにしなきゃダメ?』

「しなくてもいいならしなくていいけど、それなら僕は協力しないよ?」

『‥わかった』

 

舞香の声に僕は待つ。置いてけぼりにしているバヤには申し訳ないが彼女に覚悟の時間をくれてやって欲しい。

 

『‥絶対笑わない?』

「笑わない」

『‥絶対見捨てない?』

「見捨てない」

『‥えいっ!』

 

彼女の小さな声とともに画面がつく。

 

「可愛いじゃん、舞香」

『‥まちゅのばかぁ』

 

そこに映って居たのは白いワンピース姿の女性だった。聞いていた身長では150後半とのことで小柄というほどではないが、何となく雰囲気的に儚さがある。髪は茶髪のロングで‥え、ロング?

 

「あれ?舞香ってショートヘアって言ってなかった?」

『‥ウィッグだよぉ。恥ずかしいからちょっとでも顔隠させて』

「はいはい」

 

そんな感じで可愛らしい女性だった。ようやく姿が分かったところで、今日の主役のひとりのはずなのに蔑ろにされていた彼が口を開いた。

 

「‥なぁ、そろそろ食べていい?」

 

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