ガチ恋勢の恋模様〜傍観者的に大変そうだなぁって思いましたまる〜   作:色月 茉夜

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こんばんにゃ。色月と申します。暑い毎日になってきましたね。私も冷たい飲み物を飲みたくなるのですが、よく冷えた飲み物ならほぼ確実にお腹がピーピーピーヒャララになります。常温でギリギリです。なので温かい飲み物しか飲めず、暑くて飲んでるのに体ポカポカしてくるという。そして汗かいて冷えてお腹ピーシャラ。なんだこの輪廻。

ガチまる第7話、投稿します。


第七話 誰かのために届ける歌

僕がバヤの配信を離れて約半月。連絡もたまにになっていたある日の朝、彼からメッセージがあった。もちろん、彼というのはバヤだ。

 

優亮:ツマさん、今日時間あるか?

真月:大丈夫だけどどうしたの?

優亮:相談したいことがあってさ。俺んちに来て欲しい。

真月:わかった。30分ぐらいで行くよ。

 

相談とはなんだろうか。支度しながらSNSを見るが順調にトップライバーの階段を上がっているようにしか見えなかった。自転車を漕いでバヤの家に向かうと、着いたことを伝える。

 

「ツマさんおはよー!」

「はいはい、おはよーさん。三日月堂のマドレーヌ買ってきたから後で食べよ」

「さんきゅー!」

 

バヤは実家に住んでいて、母親とバヤの2人暮らしだ。父親はバヤがまだ小さい頃に離婚したため居ない。そのためか、バヤはめちゃくちゃ母親思いだった。僕?僕は普通にアパート一人暮らし、家賃4万yeah。

 

さっそく箱を開けてマドレーヌをもしゃる彼から1個分けてもらいつつ本題を出す。

 

「で、今日僕を呼び出した理由は?」

「ふぁ、ふぉーふぁ!ふふぁふぁんふぃ」

「飲み込んでから言え汚い」

「ぷはっ!そーだ!ツマさんに頼みたいことあるんだよ!こっち!」

「なんだよ‥まったく」

 

2階に行き、彼の自室───ではなく隣の部屋に入る。

 

「相変わらず散らかってるなぁ。なんだこのぬいぐるみ」

「ん?ああ、それこの前買ったトカゲライオンのぬいぐるみ。可愛くない?」

「可愛い‥のか?」

 

ここはバヤが配信で使っている部屋だった。楽譜にギターにミキサーという機材。元々は物置だったとのことだが配信用に片付けたらしい。

 

ちなみに、このミキサーは彼が音楽配信する前に2人で設置した。と言っても2人と機械なんてからっきしだからスマホで調べて四苦八苦しながら1時間かけてようやくといった感じだったが。

 

それはさておき、人をアレにする的なクッションを勧められたので座る。

 

「"まきたん"知ってるだろ?ウチの枠の」

「ああ、確かデカオンのアイコンのリスナーでしょ?」

 

まきたん、というかまきさんは2ヶ月前から彼のファンになったリスナーだ。一眼見て、バヤが好きなんだろうなって思うコメントを打ちまくる多分女性リスナー。僕自身、バヤのファン的な人が苦手なのでほとんど話したことが無い。で、彼女がどうしたのだろうか。

 

「まきたんな、今入院しているらしいんだ」

「え、大丈夫なの?」

「まきたんのお姉さんからDMがあってさ、今度大きな手術を受けるって」

 

そう言って、彼は喋ったーのDM欄を開く。

 

"はじめまして、リンユウさん。私はまきの姉です。妹は大きな病気の治療のため今入院しています。でも、もしかしたら手術を受けてもそのまま意識が戻らなくなるかもしれないと聞いて受けるのを怖がっています。どうしたら勇気が出るか聞いたら、『リンが作るって言ったオリジナル曲、私のために作ってくれたら手術を受ける』と言ってました。お願いします、リンユウさん。妹の応援のために、曲を作ってくれませんか?"

 

まきさんのお姉さんからのメッセージは妹への愛が伝わる内容だった。そのあとに、バヤが了承する返事を送っていた。

 

「前々からオリジナルを作る話は配信でもしてたんだ。だから、まきたんのために歌を作りたい」

「ん、でもいいの?初めての作詞作曲なのに、誰か個人に当てた物で」

「当たり前だろ!俺の作った歌でまきたんが元気になってくれるなら、歌手としてこれ以上の幸せはない」

「‥そっか。バヤが決めたなら僕に反論は無い」

 

頑固なバヤを説得する気は元々なかったが、それだけの強い思いがあるなら是非とも応援したい。

 

「‥うん?じゃあ僕はなんで呼ばれたの?」

「作詞の手伝いしてくれっ!ツマさん国語得意だったろ」

「できるかぁ」

 

国語と作詞を一緒にするんじゃ無いよ、こちとら提出物サボりまくったからテストの成績はよかったのに評価3だったんだぞ。

 

「大丈夫大丈夫っ!」

 

カラカラ笑う彼に仕方なく、協力する。と言っても僕の出したアイデアは一切採用されなかったのだが。

 

そして夕方も過ぎて夕飯時。推しの配信が始まる前に帰ろうとバヤの家を後にする。結局歌はようやく1番の仮り歌ができただけだったが。

 

『ありがとなっ!絶対いい歌作るから聴きに来いよ!』

 

楽しそうにギターと作詞ノートに向き合う彼を思い出し、完成を祈る。彼女(・・)からのDMが届いたのはそんな時だった。

 

 

ゆきり:ツマキぃ

ゆきり:話があるんだけど時間ある?




登場人物(6話時点)
ツマキ
アイコン:実家の猫(白黒模様・雑種)
本名:飛川 真月
年齢:24歳
特徴:ハイテンションで女好き(キャラ)
リアルの職業:会社員
リアルの容姿:黒髪に黒縁眼鏡。身長はやや高め。
好きな食べ物:甘いもの
嫌いな食べ物:コーヒー等苦いもの
一人称:僕
呼び方:優亮→バヤ、リンユウくん
   Luca→ルカ
   きよみず→キーさん
   ゆきり→ゆきりん
   まき→まきさん
リンユウ
アイコン:笑顔でピースする自撮り
年齢:非公開(20代前半)
職業:Eleven Studio配信者。
容姿:金髪のイケメン。やや小柄。
特徴:ファッションセンスが奇抜。
本名:林 優亮
リアルの職業:会社員
リアルの年齢:24歳
好きな食べ物:タピオカ
嫌いな食べ物:ブロッコリー
一人称:俺
呼び方:真月→ツマさん
   きよみず→キーさん
   ゆきり→ゆきりん
   まき→まきたん
きよみず
アイコン:自作の犬の絵
年齢:30歳
職業:Eleven Studio配信者
容姿:?
特徴:絵が得意。雰囲気が穏やか。
本名:?
リアルの職業:?
好きな食べ物:スパゲティ
嫌いな食べ物:野菜全般
一人称:俺
呼び方:真月→ツマキ
   優亮→リンユウ
   ゆきり→ゆきりん

ゆきり
アイコン:自撮り(マスク姿にニット帽)
年齢:?
職業:Eleven Studio新人配信者
容姿:ショートの黒髪に黒目。童顔な美人。
特徴:控えめな性格
本名:?
リアルの職業:?
好きな食べ物:からあげちゃん紅
嫌いな食べ物:乳製品(アレルギー的に)
呼び方:真月→ツマキぃ
   優亮→ユウ
   きよみず→パパ

まき
アイコン:デカオン(アニメキャラクター)
年齢:?
職業:Eleven Studioリスナー。リンユウ枠メインリスナー。
容姿:?
特徴:?
本名:?
リアルの職業:?
好きな食べ物:?
嫌いな食べ物:?
呼び方:優亮→リン

ルカ【Luca】
年齢:?
職業:学生
特徴:厨二病気味の厭世家。
好きな食べ物:甘いもの
嫌いな食べ物:苦いもの、辛すぎるもの
容姿:?(ゲーム内アバターは爽やかイケメン)
一人称:俺
呼び方:真月→ツー
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