ストーンマン拾ったんで魔改造するです!   作:ヤトラ

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〇後編。マグネットマン編はこれで完結。

※ゴスペルの首領に関しては独自解釈です。

5/29:感想版にて「爆弾を持っていたのなら機内チェックはどうしたのか」+「爆弾騒動があったんなら機内の乗客とか取り調べしないのか」などご指摘を頂き、ガバガバですが独自解釈を追加させてもらいました。


【ガウスから見たストンナ】

 

 アイタタ、腰を打ってしまった……一体何が起こったというのだ……!?

 

 ファーストクラスの乗客を追い出した今、このガウス・マグネッツしかいないはずだ。

 

 デンサン空港到着まであと18分……マグネットマンに自爆を命じさせバグを拡散すれば、ギア制御プログラムとスロットルプログラムは再び誤作動を起こし墜落する。

 故に私は、会長として死ねないという理由で常時している脱出用パラシュートを背負い……その途端に背中が爆発したのだった。

 地面に落ちたPETからマグネットマンとキロクラムの娘が呼びかける中、私は背中を摩る。幸いにも軽い火傷で済んだが……。

 

 ふと私は足元にある物を見る―――これは、ボイスレコーダーか?

 このような物を入れた覚えなど無いが……。

 

『この録音が再生されたということは、お前は失態を晒したようだな―――ガウス・マグネッツ』

 

「この声……首領か!?」

 

 なぜゴスペルの首領の声が……そもそも何故私の名を知っているというのだ!?

 

『凡そ自らの素性が明かされた事に驚いているんだろうが、オレの情報網を甘くみるな。

 貴様の素性などとっくに見抜いていたさ……その下らない復讐心にもな』

 

 下らぬ? 下らぬだと!? 私を見捨てた社会への復讐心がか!?

 

『勘違いするな。社会への復讐はオレも望むところだ……それをすり替えるな。

 若き天才と小国の王女如きに、復讐の第一歩だと言い聞かせて命令外な行動に出た……おかげでオレまで巻き込まれる所だったぞ』

 

 なんだと!? 今まで姿を見せなかったゴスペルの首領が、この飛行機に乗っていたと!?

 

『オフィシャルの本部が潰れる様を見たくて赴いたのだが、チンピラ(アラシ)風情に出来ると思ったのがそもそもの間違いだったな。

 その帰りに貴様を見掛け、もしやと思ってこのボイスレコーダーと爆弾を仕掛けたのだ。まぁ……互いに運が悪かったんだよ』

 

「つまりアレか!? またしても世界は私を見捨てたと!? 社会へ復讐する為に忠誠を誓った貴様に、千載一遇のチャンスを『運悪く』潰されたと!?」

 

 これが高度な頭脳と推理力を用いた録音だというのは解っている。

 だが私は叫ばずにはいられなかった! よもやこの私が……私の復讐がぁ……っ!

 

『そういうわけだ。ハイパワーシステム奪取という最低限の仕事を果たしたことだし、お前には消えてもらう。後はフリーズマンと量産ネットナビに任せるさ。

 尚、このボイスレコーダーは自壊する。証拠は残らないし、私がこの飛行機に乗っている事をオフィシャルに言っても無駄だとあらかじめ言っておく』

 

 おのれ……おのれぇ……っ!

 

『世界はいずれゴスペルの物となる。それまで檻の中で待っていればいい』

 

 その言葉を最後にボイスレコーダーは爆発。細かな破片となって飛び散った以上は証拠に……いや、残っていたとしても証拠になるかですら怪しい。

 

『おじさま……』

 

 呆然としていた所へ、PETからキロクラムの娘の声が聞こえる。

 PETを手に取った途端、私は……アタシは怒りで握る手に力が籠り……っ!

 

「ムッギィーッ!! マグネットマン! 今すぐ、今すぐ自爆するのよっ! せめて道連れにしてやるんだからぁーーっ!!!」

 

『や、やめろっておじさん!』

 

『マグネッツ会長っ!』

 

 そうよ、ここで死のうが関係ないわ! バグを撒き散らして制御プログラムを暴走させれば確実に落とせるわ!

 私はここでキロクラムの娘を……あの憎たらしい小娘を、世界に愛された女を……っ!

 

 

 

『断る』

 

 

 

「………………ハァッ!?」

 

『マスター、貴方様が悪へ落ちようとも私を捨て駒にしようとも忠実に従えます。そのようにプログラムされておりますし、私自身も納得しております。

 ですが私を使っての自滅行為など……私のプログラムにも忠義にも反します』

 

 ……理解が追い付いた。そうよ……彼は、アタシ自らがカスタマイズした特注品のネットナビ。

 アタシへの忠義を一番理解しているのは……アタシを置いて他にないもの……。

 

 脱力しているアタシを他所に、マグネットマンはギア制御プログラムを操作している。

 明らかな命令違反だけど、それはアタシを死なせないというプログラムに……いいえ、【忠義】に従った行為。

 

『マグネットマン……』

 

『情けないと思えば笑え……バグは取り除いた。降伏する』

 

 ロックマンとかいうネットナビに両手を上げるマグネットマン……アンタって本当にバカねぇ……作ったアタシが言うのも難だけど。

 

『ガウスおじさま……』

 

 キロクラムの娘の顔はいつも通り無表情。何を考えているのか解らない石像のような顔。

 

 けど何故か……悲しそうな顔をして私を見ている気がしてならないのだ。

 

「終わったのだな……私の復讐は……」

 

 最後の最後まで世界に嫌われているのだと……自嘲するしかなかった。

 

 

 

―――

 

 全てのプログラムのバグを取り除いた事で、飛行機は無事にデンサン空港へ着陸。

 乗客はドクグモにやられた一人以外は無事だが、中には精神的に参った者もいるらしく救急車が駆けつけている。

 

 それに混ざってパトカーが数台走っており……警察とオフィシャルが一斉に飛び出し、降りた私を取り囲んだ。

 私は大人しく手錠を掛けられ、PETを没収される。罪状を告げられても私の心は大して揺らがなかった……ゴスペルの首領が居る可能性を告げる気にもなれん。

 

 いざ連れてかれようとした時に、アイツはやって来た。

 

「ガウスおじさまっ!」

 

 パタパタと駆けつける小娘……ストンナ・キロクラム。その小さな背を追いかけるのは……プライドに熱斗、オフィシャルの奴か。恨み節の一つでも言いに来たのか?

 

「どっせいっ!」

 

ドゴッ!

 

「オッフゥッ!?」

 

 横っ腹に走る衝撃―――こやつ頭から突っ込んで来よった!!

 

「うわ痛そ……」

 

「ストンナったらはしたない……」

 

 駆けつけた者達もオフィシャルと警察の連中も唖然と見下ろす中、私は強烈な腹痛で蹲るしかできん……この歳にヘッドダイブは堪えるわい……!

 だが当たり所が悪かったのかキロクラムの娘も頭を押さえて蹲っている……目尻から涙が滲んでおるぞ、一体何がしたいんだこの小娘は!

 

「い、今のでチャラにしてやるのです……ストンナの復讐はコレで終わりです!」

 

 目に涙を浮かべながら、フンスっと鼻息を荒げて仁王立ちするキロクラムの娘。

 腹痛が落ち着いた私は何をするんだと叫んでやろうとするが、びしっと指差され咄嗟に止まる。

 

「次はおじさまの番なのです! まだおじさまの復讐は終わらないのですよ!」

 

 何を言い出すかと思えば……私の復讐が終わらない、だと?

 

「私、ガウスおじさまがこのままマケネッツのまま終わるだなんて許さないです!」

 

 始めに怒り。

 

「おじさまの言う『世界に愛された女』が保証するのです―――あのゲームは世界をひっくり返せるですよ! 誰もがおじさまを称える、素晴らしいゲームに!」

 

 次に羨望。

 

「ガウスコンツェルンは世界一だって、社会に捨てられた男は世界一に成り上がったんだって自慢して、復讐してやるです! 本出したらベストセラー間違いなしなのですよ!」

 

 その次は少女が描く、私にとっての野望。

 

「それに、それにっ……おじさまと一緒に、ゲームっ……しだい゛がら゛……っ!」

 

 最後に、夢と涙。

 

 無表情の顔から溢れ出る涙を袖で拭き取る彼女を、プリンセス・プライドがそっと抱き締める。

 プライドも、その隣に立つ熱斗も、負の感情を見せない。プライドは諦めたように笑いかけた。

 

「マグネッツ会長、あまりストンナを泣かせないであげてくださいね。しっかり反省して罪を償えば、それだけ早く再会できますから」

 

「……貴様らは私が改心すると思っているのか?」

 

 なら無駄な努力だな、と鼻で笑う。するとプライドは小さく笑いだした……何が言いたい?

 

「ええ。ストンナがそう信じていますので。マグネッツ会長もご存じでしょう?」

 

―ストンナは石頭の頑固者だって。

 

 そう言われて、私は思わず身動ぎ―――鼻水を啜って見上げるストンナと目が合った。

 

 ありのままに振る舞いありのままに才能を振るう才女。好きな事に一直線で、やりたい事の為なら決して妥協しない凝り性。

 曖昧なゲームの計画案を気まぐれで話した途端に食いつき、その才能を余すことなく発揮し、時には言い争いに発展してでもゲームの話で盛り上がった。

 

 全てはやりたい事の為に。それがストンナ・キロクラムというネットバトラー。

 それを改めて理解した私……いやアタシは深く溜息を溢す。

 

「……もっと早くアンタらと会えていたら、アタシはきっとゴスペルなんかに入ってなかったワ」

 

 石頭でお転婆な少女と、一国を背負う可憐なお姫様……こんなお友達が居たら人生楽しいわ。

 

「これだけは約束するわ。必ず罪を償ってまた会いに行くわ。だから娘を……テスラの事をお願いね」

 

「テスラお姉さまですね、解ったのです!」

 

「ガウスコンツェルンに関しては我がクリームランドが支えますわ」

 

 だから戻ってこい……そう視線で訴えているように感じられる。

 相変わらず胆力のある女達ねぇ~。そうでもないと一国を背負えないものね、この子達は。

 

「……マグネットマン。必ずアナタを娘に渡るよう手配するわ」

 

『解っております、マイマスター』

 

 オフィシャルの手に持ったアタシのPETに声を掛ければ、当然とばかりにマグネットマンが応じる。この子の扱い方は娘も理解しているし、大丈夫でしょう。

 

『マグネットマン、息災でな』

 

『ゴゴゴ……達者デヤレヨ』

 

『ふん……お前らもな』

 

 あら、あんたらいつからそんなに仲良くなったのよ……忠義者の友情ってヤツかしら。

 

「頼んだわよ……勝負は預けるわ、キロクラムの娘」

 

 そう捨て台詞を吐いて背を向ける。オフィシャルも察したのか、そのままアタシを連行させる。

 

「……ガウスおじさまーっ!」

 

 遠ざかる中、キロクラムの娘が叫ぶ。もうアタシ……いや私から言う事はないぞ。

 

 

「ストンナはー! ずっとー! 待ってるですよーっ!!」

 

 

 私は振り向かない。まっすぐ前を見据えて、歩き続ける。

 

「ふん……相変わらず生意気で憎らしい小娘だ」

 

「……? お前……」

 

 ああ……ストンナ(・・・・)よ。どれだけお前を憎いと思い続けても。

 

「最後まで……お前を嫌いになどなれなかったよ……!」

 

 思えば彼女を亡き者にしようとしたのは、これ以上生かしてはならないと本能が悟ったから。

 我が半身とも言える【社会への憎しみ】が薄れる事を恐れたが故の奇行だったのだろう。

 自分のことながら本当に愚かだったな……それだけの力をゴスペルなどに捧げたのだから。

 

 後から知ったのだが、この時の私は厳つい顔のままポロポロと涙を溢していたらしい。

 それだけストンナに……世界に愛された女に好かれていた事が、嬉しかったのか。

 

 それを知った私はパトカーの中で悶えるのだった……。

 

 

 

 

 

 ガウス・マグネッツを乗せたパトカーの後ろ姿を見送った熱斗は、共に戦ったオフィシャルのお兄さんに問いかける。

 

「……ねぇ。ガウスのおじさん、これからどうなるの?」

 

「ガウスかいt……元会長のした罪は重い。ゴスペルに深く関わっていた以上、重罪は免れない」

 

『ゴスペルの幹部だったらしいし、残念だけど……』

 

 仕方のない事だと、お兄さんとロックマンの話を聞いた熱斗は思う。

 

 ゴスペルの手によって友達を、国ですら失う所だった。そんな奴らを許しておけない。

 ガウスも身勝手な理由で飛行機を落とそうとしたし、ゴスペルの幹部として様々な悪事を行っていたという。

 

 そんなガウスを、ストンナという友達はとても信頼していた。だから完全な悪党ではないのだろう、と微かな希望ですら湧いてくる。

 

「ふひひ、大丈夫なのですよ」

 

 ストンナは妙な笑い声を上げて、自信ありげに言う。

 

「ガウスおじさまは社会に嫌われても、会社には好かれているはずなので!」

 

 胸を張る小さな少女を見て、パパを自慢する小さな頃の自分と重なる熱斗。

 

「ストンナはガウスのおじさんの事が好きなんだね」

 

「ええ、私が嫉妬するぐらいに」

 

 見えなくなっても見送り続ける少女の背中を見て熱斗が呟き、それをプライドが肯定する。

 

「やりたい事に全力で、意固地で。その道が悪事かそうでないかの違いでしかなくて」

 

 プライドは覚えている。

 

 ガウス・マグネッツと過ごした日々を。偉大なる男の背を追いかける少女の後ろ姿を。

 

 

「あの二人は正反対の―――似た者同士なんです」

 

 

 磁石(ガウス)(ストンナ)(プライド)が見守る日々は、とても楽しかった。

 

 

 だから、再会は遠くないと信じて待つのだ。これからも、いつまでも。

 

 

 

 

「あ、プライド様も連行させてもらいますね」

 

「お兄さん空気読めってー」

 

『熱斗君からそんな言葉が出るだなんて……』

 

 そうでした、私は事情聴取の為にニホンに連れてこられたんでしたっけ……プライドはようやく本来の目的を思い出すのだった。

 

「失礼します、たったいま進展がありました!」

 

 そこへ駆けつけたのは警察官だった。オフィシャルのお兄さんへと近づく彼は、どこか焦っているようにも見える。

 

「どうかしましたか?……もしや乗客にゴスペルの者が居たのですか?」

 

 ガウス・マグネッツの非常用パラシュートに仕込まれていたという爆薬とボイスレコーダー。あの騒動を見ていた彼は、乗客の中にガウス以外のゴスペル団員が居ると思い、警察に乗客全員を取り調べるよう協力を願い出たのだ。

 

 しかし、返って来た答えは予想外の物だった。

 

「それが、先程アメロッパ空港から連絡が来まして……搭乗前の荷物チェックセンサーにハッキングされた痕跡が見つかったとのことです。

 どうやらガウス元会長の荷物に入っていたヒールナビ達用のPETを隠す為、極僅かな時間だけ誤作動を起こすよう細工を施したそうで、係員の1人が関与していました。その者はゴスペルと通じており、ガウス会長とも通じていたそうです」

 

「ガウス元会長の荷物だけというと、爆弾を仕掛けられたのはそれ以前ということになる訳か」

 

 警察官の報告に少し考えこみ、自らの推測を口にする。

 その推測に待ったを掛けたのは熱斗だった。

 

「けどさ、確かガウスおじさんはハイパワーシステムを奪う為に乗り込んだんだろ?

 仮にガウスのおじさんがゴスペルの幹部だって知って飛行機に乗る前から爆弾を仕掛けたとたら、なんでそんなことするのさ?」

 

『口封じ……というわけでもなさそうだし……』

 

「ガウス会長だって知ったからこそ……とも考えられる。

 ネット社会崩壊後に自分の企業をより拡大する目的があると見込んで、万が一の逃げ道を塞げば余計な真似はしないだろうと爆弾を仕掛けたのかもしれない」

 

 実際ガウスはストンナに執着して飛行機ごと墜落させようとし、自分だけパラシュートで逃げようとしていた。悪あがきに道連れを選ぶとは思わなかったが……。

 

「だけどなー……妙にガバガバというか、物さえ手に入れば後はどうでもいいっていう雑さというか……」

 

『ストンナを誘拐して脅そうとするぐらいだもん、自分以外はどうでもいいのかな……ゴスペルって』

 

「ともかく油断はできません。プリンセス・プライドは引き続き厳重態勢でニホン支部に引き取ります」

 

 既にニホンへ来たことに興奮しているのか耳に入っていないプライドを引っ張りながら、オフィシャルのお兄さんは車へと連れて行く。

 

 

 結局お兄さんの名前解らなかったな……と熱斗とロックマンは思うのだった。

 




〇ゴスペルの首領
オフィシャル本部が潰れる様子を見たくてアメロッパに来たという独自展開。
そしてガウスの素性を知っているからこそ「あ、これ復讐に走るな」と感じて爆弾をこっそりと仕掛けました。もうお前用無しって言う短絡的な発想。
ボイスレコーダーの一方的なやり取りなど、裏ボス感出せたら幸いです。

〇ガウスとストンナ
はい、そんなわけで本当は仲良しでいたい磁石コンビです。
ガウスおじさまはアニメ版を見たからこそ好きなんですよね、個性的で。
あれだけの逆境の中を生き抜き大企業の長へと上り詰めた根性も憧れます。
だからこそストンナにとって憧れのおじさまなのです。

〇マグネットマンの忠義
磁石のように強靭な忠義の心を持ったネットナビ。
いずれナイトマン・ストーンマンと並んで鉄磁石トリオ!してみたい。

〇ゴスペルの首領と爆弾
機内チェックの際にガウスが手引きしたゴスペル係員が細工し、その前に首領がこっそり爆弾を入れてました。ごり押し設定です。
わざわざガウスのパラシュートに爆弾なんか仕掛けるより、扉のロックを突き破ってドクター・アイアンフィストが突入して止めた方が楽だったなと後悔(ぉ


次回からは以下の息抜きをチマチマ描く予定です。
・クリームランドの悪魔
・〇〇拾ったんで魔改造するです!(IF編
・ウラ掲示板ネタ(わーつべ、クリームランド、ゴスペル等々
・暇なんでガッツマン魔改造するです!(ストンナの日記編

※良ければガウス会長の結末についてアンケートをお願いします(5/31まで)

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