先日忙しくバタバタしていました。気持ちも落ち着き、更新再開します。
まぁN1最終予選のゲーム内容を書くのに苦戦したってのが一番ですが(ォ
さぁさぁ、楽しみにしていたのですN1グランプリ最終予選日!
合間にコツコツ生産していた、ヒグレさんに頼まれたバトルチップ『ヨーヨー1』各種コードも無事に納品しましたし。忘れがちだけど私、チップ職人でもある。
なぜか受け取りナビがナンバーマンじゃなくてロックマンでしたが……ヒグレさんが熱を出して休んでいるとはいえ、それぐらいナビに任せればいいですのに。
因みに意外や意外、なんと日暮さん&ナンバーマンも最終予選に残っています! 有名税+チップトレーダーの人気もあってヒグレ屋は大繁盛だそうです。
密かに施した私の魔改造もありますが、日暮さんのレアチップコレクションが火を噴いたのが大きく、プログラムアドバンスが豊富なのです。
とにかく大勢のネットナビが集合場所である『よかよかエリア』に続々とプラグイン。
私達【ラウンズ】のストーンマン・ツンドラマン・バーストマンの他、ロックマンとガッツマン、キングマンにシャークマン、メタルマンにクイックマン(本家)も居るです。ウッドマンは落ちちゃったですか。
他にも色々な国のネットナビや、オフィシャル所属のナビもチラチラ。ブルースは当然として、サンダーマン、グレネードマン、ホーネットもいるです!
『はぁいストンナ&ストーンマン! アメロッパ城以来ね!』
『ゴゴゴ、久シイナほーねっと』
「お久しぶりなのですジェニファーさん」
『あの時は心強い味方だったけど、N1では容赦しないからね!』
ジェニファーさんとホーネットの好意的な敵意、良きなのです!
最初に出会ったときは疑心暗鬼からの敵意を向けられたから新鮮ですねぇ……というか私の事を覚えていてくれたですね、嬉しい。
よく見ればラウルさんとサンダーマンもロックマンとの会話が弾んでいるですね。ライバルが増えるって楽しいのです!
ただしエレキマンてめーはダメだ。ストーンマンそいつから離れておくです。
そこで不気味なぐらい静かに突っ立っている、ネットバトラーQのナビの方がマシなのです。
『はーい皆さん注目ー! こちらのポータルにて移動をお願いしまーす!』
『こちらですケロー』
ざわつくネットナビ達に緑川ケロさんの澄んだ大声が響き、そこには『DNN』と描かれた旗を振るトードマンの姿が。
そこには2桁台のナビに合わせ、4つの黄緑色のポータルが。今度もDNNが主催する特殊なエリアを利用するのですかね?
一番乗りーと言わんばかりにガッツマンがポータルに入って転送、それを皮切りに次々とナビ達が入っていくので、ストーンマンも続くです。
ポータルってすごいね。ストーンマンみたいな超重量級のナビも、一見収まらないかと思ったら普通に転送されたんですもん。
転送された先は―――どこかの監獄かなにかですか?
薄暗く広い電脳空間、これ見よがしに点在する空の牢屋、パネルは大半が頑丈なメタルパネル、坂や矢印パネルも多くて迷宮みたいですねぇ……パッと見でも3階はありますね。
うろついているウィルスはヨーヨット系やニドキャスター系といった無機質なウィルスばかり―――ひぇぇぇ苦手なヘビーアレイ系やドゴーン系もいるですぅぅぅ……。
ざわめくネットナビ達(一部除く)……どころかウィルスにすら気にせずトードマンが先行。
襲い掛からないウィルスを不思議そうに見やるもトードマンの後に続き、一番広いエリアに到着。
そこではカットマン・エアーマン・クイックマンの三人組【ミュージシャンズ】を中央に横一列で並ぶオフィシャルナビが4人。
その端にちょこんとトードマン……とマグネットマンもいるですか? 確かにテスラお姉さまは運営側としてヒーコラ言いながら働いてますが……。
物々しい雰囲気に反しカットマンが『道中お疲れ様さん!』と敬礼。それを見て落ち着いた参加ナビが何人かいました。
すると彼らの背後にディスプレイが浮かび、砂山ノボル氏が映し出されたです。
『N1グランプリ最終予選会場へようこそ! ここは最終予選の為にDNNと愉快な企業達が頑張った作った特別ステージだ、楽しんでいってくれ!』
『イエーイ! なのですー!』
イエーイ! とサムズアップするノボル氏にノリで返す私。
他のナビとオペレーターディスプレイが一斉に
『おいおい反応悪いぞー盛り上がっていこうぜ!……まぁ本命はこっちかな、じゃあケロちゃんにテスラ会長、説明しくよろ!』
そう言ってノボル氏のディスプレイが閉じ、入れ替わるようにしてケロさんとテスラお姉さまのディスプレイが表示されるです。
『はいはーい! ここからは私、DNNアナウンサーにしてN1グランプリ実況者の緑川ケロと!』
『N1グランプリ運営責任者及びガウスコンツェルン会長テスラ・マグネッツが解説するわ』
方やにこやかに、方や不機嫌そうに挨拶を述べるお二方。
『N1グランプリ最終予選の突破方法は簡単、この特設ステージ【監獄】から脱出することです!
先ほど使用したポータルに戻ればいいんですが、それは既に配置が変更されております!』
別のディスプレイが表示されると、黄緑色のポータルが全く別の場所に置かれているのが解るです。
私達が今いるエリアは3階で、そこをグルリと円で囲むように1階エリアがあり、その外周に間隔を置いて設置。丁度、四角形を描くような配置となっているです。
これを見るだけでも坂やら矢印パネルやらをあちこち行き来する必要がありますね……ただでさえウィルスがいるのに面倒臭い!
『このエリアにも当然、我がDNNが誇る【エリア機能】が搭載されており様々なルールが施されています。
皆さんはそのルールに従い、出口ポータルを使う為の【キープログラムくん】を探し出してもらいます!』
こっちですケロ~とトードマンが声をかけると……頭にFの字型の鍵が付いたプログラムくんが4体走ってきたです。まんまやん。
しかし足(?)は早いらしく、ぴゅーって効果音が似合う速度で駆けつけトードマンの前で整列するです。
『このキープログラムくんを捕まえることでポータルは起動します! ポータルは1回の使用で
ただし捕まえてから5分経過するとキープログラムくんはワープして逃げますし、他人が捕まえたキープログラムくんを奪うことは出来ません!』
ケロさんに代わって先ほどの説明をイラスト化したものが表示されるです。ガッツマンも「なるほど」と理解して頷く程の解りやすさ。
ちょっと拙いですね……一次予選でストーンマンはローラー移動できましたが、それはエリア機能ルールの範囲外だったからです。今回のルールで移動プログラムが使えなかったらかなり不利です。
ん―――
『鈍重なネットナビには不利じゃん、と思っているアナタ! そこは考えがございますので、テスラ会長ご説明をお願いします!』
そんな私の思考を読んだケロさん流石です。というわけでバトンタッチ、と言わんばかりにテスラお姉さまのディスプレイが拡大されたです。
『テスラ・マグネッツです。最終予選のギミックに一枚噛ませてもらいましたわ。早速ですがこちらをご覧ください』
そう言った直後、オフィシャルナビの皆さんの外観が瞬く間に変わっていくです。
まるで大小様々な折り紙が張り付くようにプログラムを纏い、オフィシャルの皆さんは黒服に黒いサングラスを装着した、まるでSPのような姿に変貌したです。
当然ながらミュージシャンズ3人、トードマンとマグネットマンも、彼らも同じく黒を基調にしサングラスを装備した姿に。なんかトードマンとマグネットマンが「え、聞いていないけど?」と不思議がっているのが気になるですが……まぁサプライズか何かでしょう。
おおー、とどよめく参加者達を前にテスラお姉さまが説明する。
『これは我が社が本年度に発売予定の新作ゲームにも使用される予定の、人間で言う着せ替えが可能なプログラム。それを科学省の許可の下でナビカスプログラム化したものです。名付けるなら【
奇しくもガウスコンツェルンが開発したそれは、私の前世では課金してでも欲しがる者が続出する、様々なゲームのプラス要素。
ネットナビに仮装や衣装を施すプログラムを開発していたのは知っていたですが、それをナビカスプログラムに用いるとは。確かにこれなら容量も抑えられますし、何より他社頼りとはいえ手軽にコーディネートできるのが魅力的ですね!
『そしてDNNのエリア機能と合わせることで、この【ハンタースキン】を装備したナビ相手に苦戦を強いる事になりますわ。何せこのエリアに限り、アナタ達の5倍の力を持つようになったんですもの!』
そう言って高笑いするテスラお姉さまと、驚愕したり叫んだりする多くの参加者達。
冷静なのは私を含め実力のあるネットナビばかりですね……けど5倍ってかなり危ういのでは?
『どのようにデリートされてもエリア内の牢屋のどこかに入れられるだけですし、勝てないことはありません。アナタ達へ対するデバフも【無断でプラグアウトしたら予選敗退】というだけですし』
そこらじゅうにある牢屋がそうですか。物陰に隠れることもできそうですね。
エリア機能のデバフは予選失格のトリガーのみなのですね、ちょっと意外。
『さらにエリアには【牢屋のカギ】も落ちておりますので、これを回収すれば牢からナビを出してやることもできますわ……つまりこれはチーム戦でもありますのよ。
協力しあうことでウィルスやハンターを退け、キープログラムくんを捕獲し脱出する……単身で突破できる実力も大事ですが、不特定多数の敵が存在する施設の脱出には必要だと思いますわよ?』
挑発気味に見下すテスラお姉さま。
これはゴスペル事件の事もあるのでしょう。各国のナビが協力しあったあの日から、チームプレイの重要性が問われていますもんね。
市民がオフィシャルに協力を要請したり、逆にオフィシャルが市民や科学省に助力を申し出ているのもあって、ネット犯罪だけでなくサビ残も低下しているとのこと。
世界一のネットバトラーとネットナビを決める大会に必要な要素かと言われれば怪しいでしょうが、『歩み寄る姿勢』というのは、自分と相棒のコンビネーションに必要な要素かもしれないのです。
話は以上です、とテスラお姉さまがお辞儀してケロさんに交代するです。
『はい、ではこれまでの説明を纏めますね!』
さっきから頭から煙を吹き出しているガッツマンと見やる―――おっと他にも幾つか煙が上がっているですね? 例えばロックマンの隣で浮かんでるディスプレイとか。
1.このエリアから専用ポータルで脱出することが突破条件。32名脱出で終了。
2.脱出用ポータルは『キープログラムくん』で使用可能。1回につき最大3人まで脱出可。
3.『キープログラムくん』は4体。他人から奪うことはできない。捕まえてから5分経過でワープで逃げる。
4.ハンターナビはエリア機能により5倍の戦闘力を持つ。中でも「ミュージシャンズ」と「トード&マグネット」は強力。ハンターナビがデリートされたら新しいハンターナビが補填される。
5.デリートされると各所の牢屋に転送され閉じ込められる。牢屋は「鍵プログラム」で脱出可能。
6.上記以外の方法でプラグアウトすると即失格になる【エリア機能】を展開中。
結構複雑なのですよ……特に『捕まえてから5分経過で逃げ出すキープログラムくん』が厳しい。たった4体しかいないそれらを奪い合うのですから。
仮に捕まえられたとしても、ポータルに近い場所なら兎も角、この複雑な地形で5分以内にポータルに駆けつけるのは余程のスピード自慢ぐらいでしょう。
更に限りはあるとはいえハンターナビの存在も厄介。ウィルスと違って思考能力があるので、間違いなくキープログラムくん持ちを狙うことでしょう。
トードマンとマグネットマンの「だから聞いていないんですけど」という反応に対しオペレーターはしれっと「今話したばかりですから」と答えたです……おいおい。
ではお約束のアレお願いするですケロさん!
『世界一のネットバトラーになりたいかー!』
『おー!』
『N1グランプリ本戦に行きたいかー!』
『おー!』
参加人数は3桁ですが、最初期と比べると随分と賑やかさが減ったですねぇ……。
『それでは最終予選、スタート!』
『ゴゴゴ、協力シテモラウゾ!』
『流石ストーンマン、考えている事は一緒でしたね! ではお願いするですよ―――!』
ちょっと複雑化しちゃいました。『〇〇中』の再現って難しかったです(汗
ならやるなよって話ですが(汗
〇魔改造ナンバーマン
本格的に強くなるのはエグゼ4からなのですが活動報告のを採用させてもらいます。
アニメ版では「レアチップは未使用が命」とレアチップは使いませんが、こちらの日暮さんはバンバン使います。割と強そう。
〇特別ステージ『監獄エリア』
最終予選で使用される特別ステージ。DNNを主体に各企業が共同開発したサーバーを使用。因みに発案者は砂山Dとテスラ。
このエリアは後にテレビ番組『脱走中』でも使用され、多くのチャレンジャーと視聴者を楽しませる。番組のウケ具合にとってはリアル世界にも設置予定。
〇キープログラムくん
頭に黄色いFの字型の鍵を乗せたプログラムくん(アルバイト)。終わったら鍵を取ってくれる。
モチーフは『ロックマンDASH2』に登場する鍵リーバードだったりする。
〇ポータル
『ロックマンエグゼ3』に登場するワープ装置。あれガッツマン入るんだろうかって疑問に思ってた。
〇スキンシステム
ネットナビに衣装を纏うようなプログラム。
今回はガウスコンツェルン作、黒服とサングラスを装備できる【ハンタースキン】を使用。
ナビカスパーツとして活用させてみました。ロールちゃんのコスプレスキンとか絶対流行る(ぉ
〇黒服トードマン&マグネットマン
【ハンタースキン】を装備させられハンターナビとして参加された二人。
トードマンは「できれば前もって言ってほしかった」と密かに愚痴っている(マグネットマンは気にしない)
どうでもいいがトードマンのサングラスは丸型で、マグネットマンのサングラスは三角型。
次回は視聴者視点。色々なキャラから見るエグゼ風『逃走中』をお見せしようかと。
いつも感想や誤字報告ありがとうございます!