評価ウレシイ...ウレシイ...
どうも。トレセンの入試を受ける予定の私だ。
調べたところ、入試の問題自体は普通に中学校で学ぶ範囲ができていれば学力試験は問題ないらしい
ここからが厄介なんだが、実技に関してだ。一定の実力を示せば良い...らしい。ボーダーがわからんから面倒だ
そして、一番の問題。面接だ。私はまあ、世間で言うところのコミュ障だ。前世でもそうだったからな
コミュ障は死んでも治らない。嫌過ぎる不治の病だよ
私がこんなことを思っているのはなぜかって?入試が明日だからだよ...
腹くくって、当たって砕けろの精神で入試を受けよう。砕けたくはないが
もう深夜だ。緊張して寝不足のまま受験するぐらいなら早く寝るほうがいいか。おやすみ諸君
...私は誰に話しかけているんだろうな
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どうも。入試当日の私だ。緊張度がオーバーフローして逆に冷静になっている
「ノーちゃん?起きてる?」
「ああ、起きてるよ、母さん」
こちら、私の母スティールライフ。レースでは戦績はパッとしないがG2は勝ったらしい。十分上澄みだよな、母さんも...。私をノーちゃんと初めて呼んだ人
「早く着替えるのよ?お父さんも下で待ってるんだから」
「うん、急ぐよ」
今日は受験だが...これでいいか。白の長袖シャツにデニムのロングパンツ
さて、着替えたし降りるとしよう
「今日は送ってってやる。頑張れよ、ノーティラス」
「うん、頑張るよ、父さん」
こっちは父親の荒川重久。某機動警察2の荒川さんに似ている。自衛官でもなければ柘植の同志でもない、ただのしがないサラリーマンだが、なんとなく頼りがいのある大人という感じ
さて...合格できると良いのだが
そんなことを思いながら車に揺られること1時間弱、到着したらしい
「着いたぞ、トレセンだ。入試、受かれよ?」
「うん。合格祈っててね、父さん」
そう言って振り返らずに歩を進めた。枯れた桜並木が寂しそうに揺れている
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どうも。実技が終わった私だ
え?実技の内容はどうなんだって?そんなもの作者に描写できるわけ...
作者?...うっ頭が
...よくわからん電波を受信してたいたようだ
面接があるんだよな、まだ。面接で落とされるなんてことがないようちゃんと受け答えしないとな
落ち着けば問題ないはずだ。前世を思い出せ。前世でも同じことをしただろう
「次、ノーティラスさん」
呼ばれてしまった...行くか
「失礼します。ノーティラスです」
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理事長side
ノーティラスが入ってきたときから、微妙な違和感が拭えなかった
人生を諦めた中年男性と話しているようで、それでいてまだ人生に希望を見ている少女と話しているようで。それをたづなも感じているようだった
「質問ッ!なぜトレセンに来たいと思ったのかッ!」
「やれることをやらずに後悔なんてことはしたくありませんから。お金が欲しかった、というのも」
声は少し小さいが、十分に聞き取れた
後悔したくない、お金がほしい、か。自分の希望と、現実的な理由
大人に吹き込まれた、という風でもない。少し不気味だが、その目は真剣だ
この子は入学させるべきだ。私の勘がそう告げている
たづなに合図を送り、退出を促す
「これで面接終了です。あちらから退出してくださいね」
「はい。有難う、御座いました」
出ていく彼女の後ろ姿は、妙に哀愁が漂っていた
評価して...して...