コレも全部テストとレポートってヤツが悪いんや
あとガバプロット、ほんとはオリスト2〜3話と体育祭3話で終わる予定やったんや
それがこのザマよ
あと、アンチ・ヘイトとか入れたほうがいいですかね?
よろしくお願いしますowo
(1/10)
臨時休校を一日挟み、再び学生生活が始まった。
「どうぞお嬢様、足元お気をつけてください」
「ありがと爺や」
いつものお馴染み黒塗りの高級車から、爺やの手を借りて降りる。この車の座席、沈み込むみたいな質感なので“片手だと”立ち上がるのに苦労するのだ。
そう、“片手だと”実はまだ私の左腕は治っていない。というのも単純にエネルギーが足りていないから、USJ襲撃事件の最終場面、死柄木某とやらにせめてもの嫌がらせをするため、無理やり全身からエネルギーを掻き集めたせいで、私の身体は重めの栄養失調状態になってしまったのだ。もちろん“貯臓”に蓄えていたエネルギーもすっからかん、病院でも栄養剤の点滴を受けたけど、それを含めて全くと言っていいほどエネルギーが足りていないのだ。たぶんちゃんと腕が治せるようなエネルギーが貯まるまで1週間くらいはかかりそう。
より効率的にエネルギーを取り込むためのメニュー考案をシェフにお願いしようと考えていると、いつのまにかA組の教室の前に辿り着いていた。
片手で荷物を持ったまま器用に扉を開ける。
「あ!ミシェルちゃん!ミシェルちゃんやー!」
「ミシェルさん、大丈夫でしたか?襲撃事件の後ミシェルさんの姿が見えず、先生方に聞いても病院に搬送されたとしか教えてもらえず…」
「ふぇぇえええ゛ミシェルちゃ゛ーん!!」
「あはは、心配かけちゃったね。大丈夫、特に大きな怪我も後遺症も無いし…ってかトール落ち着いて、制服が、抱きついてもいいけど鼻水はやめて!!」
教室に入るとすぐに女子メンに囲まれた。
泣きながら抱きついてくるトールを宥めるため、荷物を床に置いて背中を摩る。
「ほら、トール大丈夫だから、なんでそんなに泣いてるの?」
「だって゛、私、ミシェルちゃんが頑張ってる時に、みんなが頑張ってるときに一人で、隠れてただけでぇ゛」
なるほど、みんなが困難に立ち向かい、敵と戦っている中で自分は物陰で隠れていたのが気が咎めると。
「大丈夫、大丈夫、何も戦う事が全部じゃ無いから。むしろトールの身を隠した事も正解の一つだから。無闇に危険に身を晒さずに生き残る事もちゃんとした頑張りだよ」
「ぅぅ!ミシェルぢゃんん!!」
「もう、落ち着いて落ち着いて」
なんか、慰めたら余計に酷くなったのでこのまま好きにさせることにする。制服、大変なことになってそうだなぁ。既にお腹の辺りがひんやり湿ってきた気がする。
「なあ、おい機械島」
「あ、ショート。おはよ」
「ああ、おはよう機械島。お前、腕大丈夫なのか?」
ショートの質問に、クラス中が『こいつ普通に聞きやがった!』というような空気になる。唯一の例外はいまだに私のお腹に顔を押し付けて泣いているトールだけ。
「そ、そうですわミシェルさん!左腕は大丈夫なんですか!?貴女の個性は両手足を機械にする個性!致命的な個性のハンデになってしまうのではありませんか!?」
「そそそそ、そうだよ!?病院に搬送されたって聞いたけど、それでも腕が治っていないなんて、完全に欠損してしまったら、そこから治せる個性なんて無いって聞くよ!!」
「という事は☆機械島くんはここでリタイア☆ってことかな」
「青山くん!?!?」
純粋な心配から聞いてくるモモ、なんかひたすらネガティヴな考察を言ってくるイズク、和ませるつもりなのかブラックジョークなのか本気なのか、とりあえず空気の読めてないユーガ。
心配してくれるのはありがたいけど、たかが腕の一本や二本で大袈裟だよ。
「んー、とりあえず腕の欠損だけど、私からしたらこんなのちょっとした切り傷とあんまり変わんないよ。そのうち治るから気にしないでいいよ」
「「「「そのうち治る!?」」」」
「「「あ…」」」
「さては、USJゲート付近にいたメンバー、他の人に説明してないなぁー?」
私の手足は手頃な消耗品って事、てっきりあの場にいたメンバーがフォロー入れてくれると思ってたんだけど。
ジトっとした視線をオチャコを含めて、知っているはずの面々に向ける。
「あ、あーすまん、伝えてなかった。というかこう言う個性の話って本人が言うべきじゃ無いか?」
「あははー…ショックで忘れてたかも」
「けろ」
「うち、普通に忘れてた…」
「なぁ、今ミシェルは個性が正常に使えないって事だよな、ならそのアメリカンダイナマイトを好きに゛ぃ゛」
ンンンン、正論だね!めんどくさがった私が悪かったよ。
それはそうと、ミノルなんでお前そんなんなのにここに来れたんだよ…。そしてツユちゃん、制裁ナイス!
「まあ、そんなわけで!改めて説明すると私の手足は“貯臓”に溜め込んだエネルギーを使って作り直せるってこと。ただ今回はちょっと無理しちゃってエネルギーが尽きたから左腕が作り直せなくなっちゃった。病院に搬送されたのも腕のこともあったと思うけど、実際は重度の栄養失調になっちゃったからだね」
「そうでしたの、少し安心しました。それで腕はいつ頃に治りそうですか?」
「早ければ1週間くらいかな?遅くても2週間はかからないよ!」
「1週間…それでしたら、私達A組女子がその間、ミシェルさんをサポートいたしますわ!皆さんいいですか?」
『『『はーい』』』
「ええ!?いいの?」
「もちろんですわ!」
「そーそー、ヒーロー目指してるのが人助けしないでどぉするって!」
「そもそも、お友達を助けるのに理由は要らないわ」
「重いもん持つのは任せて!」
「オイラも手伝うぜ!特にその重そうな二つのおっ」
紛れ込んだ害獣にキョーカがイヤホンジャックを差し込み心音を流し込む。ミノルは白目を剥いてカクカクと震えている。そのままショックで生殖機能とか喪失しないかな…。
「そっか、うん、じゃあお言葉に甘えて!腕戻るまでお世話になります!それじゃあ最初のサポートなんだけど…」
みんなからの好意をありがたく受け取ることにした私は、早速手助けを使うことにする。
視線を下げ、私のお腹にいまだに顔を埋めてえぐえぐ言っている透明娘を見て。
「トール引き剥がすの手伝って……!なんかお腹あたりが湿っぽく、って言うか既にねっちょりしてきた…!!」
慌ててみんなが引き剥がしてくれると、湿っぽい音と共に“きちゃない”アーチが出来上がった。当然のように制服はベトベトのドロドロになっており、クリーニングに出す他はないような有様だった。
流石にコレはもうダメだろうと、モモが個性で新品の制服を創り出してくれたので更衣室で着替えて来る。
やばい、片腕だとめっちゃ制服着難いじゃん!!朝は常駐のお手伝いさんに着せてもらったから全然わからなかった!ネクタイが締めれない!!
なんとか制服を着て、形だけは整える。ネクタイは教室に戻ってから誰かに締めてもらおう。
予想外に時間がかかったので教室まで走って急ぐ。
ほんの少し前まで騒がしかった廊下は静まり返り、それぞれの教室からは先生の声が聞こえてくる。もう既に朝のSHRは始まってしまっている!
「すみません!遅れまし、うわ!?マミー!!?」
謝罪と共に教室に飛び込むと、教壇にマミーが、日本風に言うならミイラが立っていた。
「誰がミイラだ。機械島、事情は八百万から聞いている。朝から災難だったようだが…遅刻は遅刻だ、さっさと席に座れ」
マミー…、ミイラが相澤先生の声で喋る。
ミイラに促されるまま、席に着くとミイラが話し始めた。
「さて、クソ共の襲撃を乗り切ったが…まだ戦いは終わってない」
「なんだ!?まさかまた敵の襲撃か!?」
「雄英体育祭が迫ってる!!」
『『『『『学校っぽいの来たーー!!!』』』』』
雄英体育祭、個性の台頭により既存スポーツが衰退したことで大衆から人気を集めた強力な個性を持った生徒達の競い合い。日本ではかつてのオリンピックになり変わるほどの人気を集めた年に一度の祭典。一応、アメリカでも放送しており私も見た事はある。
特に三年生、最高学年の勝ち抜きトーナメントは毎年圧巻で、アメリカの強豪名門にも劣らない勝負を繰り広げていた。それに私も参加するのか…!!
「待って待って!敵に侵入されたばかりなのに大丈夫なんですか!?」
「逆に開催することで雄英の警備体制が磐石だと示す…って考えらしい、警備は例年の五倍に強化するそうだ。
何より雄英の体育祭は……最大のチャンス!敵如きで中止していい催しじゃねぇ」
ヒーロー育成校の体育祭。そこの生徒が観衆の面前で個性の練度を競い合う。それは即ち、“プロヒーロー”たちに向けて自分を直接的に売り込む事が出来る最大のチャンスって事だ。ちなみにアメリカではこう言った学校開催の大きな発表の場って言うのはない、授業中にプロがふらっとやってきて、気に入った生徒に名刺を渡していくかインターンや職場体験でスカウトするかが主流らしい。ヒーロー科に進んだ向こうの友達が教えてくれた。
「時間は有限、プロに見込まれればその場で将来が拓けるわけだ。年に一回…計三回だけのチャンス、ヒーロー志すなら絶対に外せないイベントだ!」
相澤先生はそう私たちに発破をかけて今日のSHRは終わった。
時間は流れ、放課後。
「うぉぉぉおお…
何事だぁあ!?」
教室から出ようと扉を開けたオチャコが突然叫んだ。
何事かと思いそちらを見ると、A組の扉を塞ぐ程の人集りが出来ていた。
「出れねーじゃん!何しに来たんだよ」
「敵情視察だろザコ」
A組の火薬庫、バクゴーが人集りに近づく。
「敵の襲撃を耐え抜いた連中だもんな、体育祭の前に見ときてえんだろ。
意味ねえからどけモブ共」
「知らない人の事とりあえずモブって言うのやめなよ!!」
あんまりなバクゴーの言葉にイーダが注意をする。
ただなぁ、今回は私の考えもバクゴーに近いんだよなあ、なんかすっごい嫌だな。
「どんなもんかと見に来たがずいぶん偉そうだなぁ、ヒーロー科に在籍する奴は皆こんななのかい?」
「ああ!?」
人集りのなかから一人の少年が出てきた。モサモサの髪を立たせた長身の男子だ。
「こういうの見ちゃうとちょっと幻滅するなぁ。普通科とか他の科ってヒーロー科落ちたから入ったって奴けっこういるんだ。知ってた?体育祭のリザルトによっちゃ、ヒーロー科編入も、検討してくれるんだって。その逆もまた然りらしいよ……敵情視察?少なくともおれは、調子乗ってっと足元ゴッソリ掬っちゃうぞっつー宣戦布告しにきたつもり」
ふーん、ずいぶん強気だねー。自分の現在の立ち位置とかわかってるんだろうか?まあ、わかってたらこんな事やってる暇ないと思うけどさ。
「隣のB組のモンだけどよぅ!!敵と戦ったっつうから話し聞こうと思ってたんだがよぅ!!エラく調子づいちゃってんなオイ!!本番で恥ずかしい事んなっぞ!!」
そんな宣言を聞き、我らが火薬庫は……特に何も反応せず人垣を押し除けて帰ろうとした。
「待てコラどうしてくれんだ、お前のせいでヘイト集まりまくっちまってんじゃねぇか!!」
エージがバクゴーを引き止める。
「関係ねえよ……上に上がりゃ関係ねえ」
「くっ……!!シンプルで男らしいじゃねえか」
「上か、一理ある」
「騙されんな!無駄に敵増やしただけだぞ!」
一瞬で論破されるエージ。フミカゲもリキドーもなんか感化されてる。
ただ、まあ、私も他クラス。バクゴー曰くモブ共の感覚にイラッと来たから少しだけ首を突っ込もう。
「んー、私バクゴーのことあんまり好きじゃないんだけどさー、本っ当に!好きじゃ無いんだけどさ!!」
「うぉ!?機械島!なんかめっちゃ嫌そうだけど!?でも、そうだよな、あいつ敵を増やしただけだよな!!」
ごめんデンキ、今回の私はバクゴー側だ。
「今回は今 回 は!!バクゴーの意見に賛成かな。意味ないことしてるからモブなんだよお前ら」
『『『『『!?』』』』』
「き、機械島!?どうしちまったんだよお前」
「バクゴーと意見被るの嫌だけどさ、《b》本当、すっごい嫌なんだけどさ!《b》敵情視察だの宣戦布告だの、馬鹿らしい。ヒーロー科に落ちて普通科?普通科からヒーロー科に編入?大いに結構、で?実力あんの?実力ないからヒーロー科落ちたんじゃないの?足元掬う?そもそも足元掬えるだけの実力持ってる?敵と戦ったから話を聞く?聞いてどうするのさ、経験を活かす?実戦をしらないのに実感できる?個性も戦闘スタイルも全然違うのに?ああ、話を聞く時間で私たちの訓練の時間を削る作戦?それだったらすごいね効果的だ。ただ自分の訓練時間も犠牲にすることを除けばだけどね」
『『『『『………。』』』』』
「そもそも、君たちに君達にこんな所で時間を浪費してる余裕なんてあるの?元々ヒーロー科と普通科、A組とB組、実戦経験の有無。スタートも機会も平等じゃないんだよ?特に普通科、もしかしたら君たちは『ヒーロー科に落ちたのは運が悪かった』とか『次があれば必ず受かる』とか『いきなりで準備が足りなかった』とか考えてるかもしれないけどさ、だからお前らは普通科になったってなんで気づかないの?『運が悪い』だの『次がある』だのそんな考えでヒーロー目指すならヒーローの資格ないよ、さっさと雄英から出ていけ。ヒーローには一切の言い訳が許されない、運が悪くても、準備不足でもヒーローとして成し遂げなくてはならない事が山のようにある。ヒーローの活動に次なんてのは無い。運がなくても準備不足でも掴み取れたから私たちはヒーロー科、できなかったから君たちは普通科、格付けはもう終わってるんだよ。入学してすぐのこのタイミングならそこまで実力差は無いとか考えた?甘いよザコが、お前らが机に座ってる間に私たちは何回も戦闘訓練を始めとした個性の訓練をしてきたんだ。君らがこそこそ自主練してた程度で埋まるような差なんてどこにも存在しないんだよ。なのに、なんでこんなところで敵情視察だの宣戦布告だのできる余裕があるの?そんな無駄なことしてる時間あるなら少しでも体鍛えろよ、個性を磨けよ。確率0%を責めて1%にできるように努力しろよ」
煽る、煽る。徹底的に煽る。心を折る気で煽り上げる。本気でヒーローになろうとするからこそ、コイツらみたいな『あいつができるならオレも』みたいな甘い考えのやつを排除するために煽る。他でも無いこいつら自身のために、身の丈に合わないヒーローなんてもので自分の将来を押し潰さないために。コレで諦めるならその程度のヤツだった。私たちに下剋上を挑むのならこの程度は乗り越えろよ?
「ちっ、敵に負けて片腕無くした程度で偉そうに」
モサモサ頭の普通科が呟くように、小さく悪態をつく。
普段なら聞き取れないような声の大きさだったけど、私の煽りで静まり返った中では、とても大きく響いた。
「認識が甘いよ普通科、敵に負けて腕だけで済んだ?そんなわけないだろ、敵に負けたヒーローは基本死ぬんだよ?ヒーロー殉職のニュースとか見ない?敵からしたら敵やってる時点で殺人も強盗も特に変わらないって言うしね、っていうか、知らないの?敵に負けた女ヒーローの話、日本ではあまり無いかもしれないけどさ、アメリカだと良くあるんだよね。負けた女ヒーローは殺されることは少ないんだけど“お持ち帰り”される事が多いんだってさ、なんのために?そりゃ
モサモサ頭に三倍くらいに増やして言い返してやると、顔を青白くして黙り込んでしまった。
「それで?他になんか用事ある奴いる?居ないならさっさと退いてくれない?帰宅の邪魔で普通に迷惑なんだけど」
ほんの数分前までうるさい程にごった返していた人集りは蜘蛛の子を散らすように逃げ出してしまった。
ふぅ…すっきり!!気持ち良かったぁ!!
スッキリとした晴れやかな気持ちで教室から出る。
「…あ、待ってよミシェルちゃん!!」
「そうでしたわ!A組女子!ミシェルさんを追いかけますわ!お手伝い部隊出動!」
教室から出るとモモたちが追いかけてきてくれた。どうやら荷物を持ってくれるみたい。ありがたいな。
廊下を歩きながらみんなとお話をする。っと、そうだ!
「ねぇ!みんな」
「どうかしましたか?ミシェルさん」
「いきなりで悪いけどさ、今日この後私の家でお泊まり会しない?」
「本当に突然だね!?」
「まあ、一応明日はお休みだけどさ」
「うーん、ちょっとお母さんに連絡してみる」
「けろ、私も」
「ウチはええよ!一人暮らしやし」
「お友達とお泊まり会…!わ、私何としても許可を貰ってきます!」
「だいぶ前に私の家でお泊まり会しよって話してたの思い出してさ。みんな集まってるし、色々手伝っても らってるしちょうどいいかなって思ってさ」
突然の誘いだったけどオチャコは一人暮らし故のフットワークの軽さで即決で参加。モモも乗り気で何としても許可を取ろうと気合を入れている。
とりあえず私も爺やに連絡入れておこう。いつもの車だと全員乗り切れないし。
メッセージアプリで連絡を送ると、『十分ほどお待ちください』とすぐに返信が来た。
「ミシェルちゃん、ミシェルちゃん。私、行けるわ」
「おお!ツユちゃん!やったね!!」
「アタシもいけるよ!」
「ミナ!」
「あー、ウチも大丈夫っぽい」
「キョーカも!」
「私も私も!行ける!やったー!」
「トール!いぇーい!」
「ミシェルさん…」
「モモ!…モモ?」
モモの声に振り返ると、スマホを握りしめてモモが俯いている。
「モモ?どうしたの?」
「ミシェルさん、私、わたくし…!」
「どうした?だめだった?」
「私!許可を貰えました!!」
「おおー!!」
「私、夢でしたの、お友達のお家でお泊まり会をするの!ようやく叶いましたわ!!」
「おめでとうモモ!じゃあ全員来れるんだね!」
『『『はい!!』』』
「じゃあ、正門まで行こっか。爺やが迎えに来てくれるから。それに乗ってこう」
「あ、大丈夫ですか?その、みんな乗り切れます?」
「大丈夫!さっき爺やに連絡したら十分で対応するって、みんなでおしゃべりしてればすぐだよ」
そう言ってみんなで並んで正門まで移動する。
爺やはまだ来てなかったけどみんなが居るから時間なんてあっという間に過ぎ、いつもよりも大きな車で爺やが迎えに来た。
「お待たせしましたお嬢様とそのご友人の方々、さ、どうぞお乗りください」
「え、うわぁミシェルほんとにお嬢様だったんだ」
「やっば、こんな車乗った事ないよ…」
「もう、所詮ただの車だよ。気にしないで乗って乗って」
「ケロ…けろ」
「流石、技術の機械島ですわ。座り心地が段違いです。私の家の車もコレに変えてもらえますでしょうか…」
「オジョーダ」
「オハイソダ」
「ウチ、こんなん乗ったら死んでまうかもしれん」
「大袈裟だってオチャコ、ほら乗れ」
「アー!!」
全員を詰め込んだ爺やは私の家に向けて車を出す。楽しい楽しいお泊まり会の開幕だ!!
心操ファンには申し訳ないですけど本作は心操くんの扱いは基本酷いです。まともに活躍させてあげられるのは二学期入ってからかなー。
感想返しやらないのってリアル側の友人に聞かれましたけど、やる予定は無いです。て言うのも私にお漏らし癖があるので…感想もらえると嬉しくなって本来言わなくていい設定やら今後のネタバレなんかをうっかり嬉ションしちゃうので……。本当に申し訳ないですけどぽん防止のために一括で返信はやりません。でも感想は見てるので嬉しいのでじゃんじゃんコメントしてください。