あの時、わたしはロストワードを言葉にしなかった。
□□や■■──みんな、全てを賭けてわたしに託してくれたのに・・・わたしの心は揺らいでしまった。
そうして、わたしは月の使徒──唯一の人間となる。
そうだ。あの子の言っていたように全ては見えない糸で繋がっている。
なら、秘封倶楽部の二人と共にした夢だって繋がっているかも知れない。
わたしの選択で全てが終ってしまった世界──ここに本当にまだ、わたしに出来る事があるのだろうか?
《蒼髪の怪獣》「心配?それとも不安?」
気が付けば、あの子がわたしを見ていた。
それから後ろに気付く。私達が立っているその世界は──見る影もなく、バラバラになっていた。
ロストワードを失ってしまった世界──幻想郷という依り代を失った世界は空間の維持が出来ず、折り畳まれて粉々に崩壊し、次元の海をさ迷っていた。
それでも失われずに維持しているものも見受けられる。
例えば、神社などだ。
もっとも、それが本当に失われていないと言えるのかは別なのだろうが・・・。
あなた「・・・これがロストワードを取り戻せなかった世界」
《蒼髪の怪獣》「あんまり、思い詰める必要はないと思うよ。出来る事には限界って言うのがあるものだからね?」
あなた「でも、わたしのせいでみんなが・・・」
《蒼髪の怪獣》「そういう世界だったってだけだよ。取り戻せそうで取り戻せず、別の選択を進んで崩壊してしまった世界軸──でも、あなたがどんな選択をしたからって誰もあなたを恨まないよ。みんな、そういう人達でしょ?」
あなた「・・・」
《蒼髪の怪獣》「赦すだとか、赦さないだとか、そういう次元の問題じゃないんだよ。みんな、あなたを信じて勝手にあなたに託しているだけで、その意思を繋いで欲しかっただけなんだよ。いつだって、あなたの選択に強制は求められないし、みんなは求めてもいない。だから、あなたは自らが後悔しない選択をこれからもすれば良いんだよ──まあ、私に言えるのはこれくらいかな?」
そういうと彼女が笑って、わたしとの距離を離す。
そして、砕けた世界の一角を見据えた。
《蒼髪の怪獣》「まあ、問題は残るかもだけれど、それを消化する為の異界渡りだからね。当然、イレギュラーも出てくるって事」
あなた「え?」
《蒼髪の怪獣》「ちょっと戦い辛いかもだけれど、いまから現れるのはあくまでも影だから、あなたはいつものように弾幕ごっこの要領で戦えば良い。あとの事は私に任せて」
彼女がそう言った瞬間、現れたのは真っ黒い影だった。
でも、そのシルエットには見覚えがある・・・そうだ。これは──彼女達は──
《蒼髪の怪獣》「気をしっかり持って!これはあくまでも影に過ぎないのだから!」
──こうして、わたしは彼女達の影と戦うのであった。
そうだ。わたしは彼女達を知っている。
この動きは□□さんと■■さん。半分人間の彼女と月の兎の脱走兵だった彼女達にシルエットが酷似しているし、動きも彼女達そのものだった。
もしかすると、この影は罰なのかも知れない。彼女達の願いを捨ててまで選んだわたしが身勝手な選択してしまったから・・・。
それでも、彼女は・・・わたしを守ってくれるこの子はみんな、こんなわたしを赦してくれると言うの?
大元となる東方ロストワードが私の三次創作と書いている事が酷似してしまっているので投稿をどうするか、悩み中。解決編が出るまで投稿は控えるべきでしょうか?
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気にせず、投稿!
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解決編が出るまで待って!!
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ロスワをプレイしながら読むので問題ない。
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いまからプレイして確認するから待って!