文化祭でハルヒが歌うだけの話   作:リーグロード

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ただの思い付きです。気に入ってくれると嬉しい。


ただのなんてことないプロローグ

 ハロー♪ 私の名前は涼宮ハルヒ! ピッチピチの女子高生よ!! 

 って、ピッチピチはもう死語なのかな? 

 

 まあ、そんなことは置いておいて! 今の私は本物の涼宮ハルヒではなく、転生した元一般人の涼宮ハルヒなのです!!! 

 

 っていっても、ガワだけのなんちゃってハルヒで、世界を改変するとかそういった凄い能力なんかは持っていませんでした。

 ですが、それでも構わないわ! というか、むしろ好都合よ。

 

 私の知らない所で変な事件が起こったり、いつの間にか私が原因で意味不明な謎の組織や宇宙人関係、果ては未来人なんかが押し寄せてきても困惑するだけだしね。

 

 それに転生したことで得たこともある。それは前世での記憶! 

 ここは地球であって、私の知る地球ではないのだから当然、私の知るアニメや漫画、音楽などの著作権は一切無し! 

 

 つまるところ、大ヒットした宝の山を合法的に売れるという訳なのだぁぁぁ!!!! 

 

「オ~ッホッホッホ! 笑いが止まらないわね!!!」

 

「ああ、ま~たハルヒちゃんの暴走が始まっちゃたわ……」

 

「無視しときなさい。どうせ、誰もツッコまなかったらちゃんと正気に戻るから」

 

「ふぁ~、興味なし……」

 

「ガーン! 皆の反応がいつも以上に冷たい!!」

 

 おっと、説明が遅れたわね。今の私は女子高生となって部活に所属しています。

 それと、一応言っておくけど断じてSOS団なんてトンチキなサークルじゃないわよ! 

 

 常識人たる私が入学式後の自己紹介であんな恥ずかしい台詞を言える訳ないんだから。

 結局、私がどこの部活に入部したかというと……じゃ~ん♪ 軽音楽部でした。

 

 まあ、確かに私には前世の記憶があって色んな知識があるといっても、漫画を描ける絵の才能もないし、小説といっても内容もちょっとうろ覚えだし。

 そんで、私の出来るのは前世でも経験のある歌ってみた動画を撮ったことぐらいね。

 

 これでも、私は涼宮ハルヒのガワを被ってるんですもの。この世界でも美少女と呼ばれるぐらい私は美人なんだから、ちょっと動画にオリジナル曲をアップすれば再生数100万回なんて楽勝なんだから! 

 

 今の私のネットでの名前は『世界最強の歌姫』。我ながら自意識過剰とも言えるニックネームだけど、実際に英語から中国語そしてスペイン語の曲も歌ってるからマジで全世界から注目されてるのよね。

 あっ、このことは部活の皆も既に知っているから。

 

 っていうか、部活中も全力で歌ってるから普通にバレた。

 大抵の漫画とかじゃここで才能の差とか、立場の違いとかで人間関係ギスギスしちゃったりするんだけでも……。

 

「ほら、ハルヒ。ふざけてないでさっさと練習するわよ!」

 

「そうよ。あんたと違って私らはまだまだ練習しなきゃなんだから!」

 

「ねぇ~、さっさと練習しようよ~。早くしないと文化祭が来ちゃうよ~」

 

「OK! そんじゃ早速始まっちゃいましょうか!!」

 

 そういえば、メンバーの自己紹介がまだだったわね。上からベースの三浦、ドラムの小森さん、エレキギターの長門ちゃん、そしてこの私! ギターボーカル担当の涼宮ハルヒが所属する軽音楽部。

 その軽音楽部が文化祭でのライブの為の練習を開始したのであった。

 

 勿論、前世の経験と今世の才能のお陰で高校生ながらにプロレベルの歌唱力と技術力を持っている私は何の不安も心配もないのだけれど、他の3人は普通に上手レベルの実力で、緊張でミスらなければ普通にそこら辺のバンドマンよりそこそこ演奏できるわ! 

 

 なんたって、この私が直々に中学の時から練習に付き合ってあげていたもの。

 よほど才能のない子か、人と協調できないコミ症以外はこのくらい出来て当然よね! 

 

 あっ、けどちゃんとそこまで頑張った3人のことは普通に褒めているわよ。

 なんせ、私は原作と違って気遣いが出来る一般人なんだから! 

 

「あっはっはっは!!!」

 

「ほんと、こういう勝手に自己完結して高笑いするクセさえなけりゃ、ハルヒも美人でモテるのにね~」

 

「でも、そういうのがハルヒの良い所じゃない?」

 

「右に同じく~」

 

 




まずはキャラの人物紹介だけになりましたが、次回はもうちょっと内容が長いので気になる方はお気に入り登録お願いします。
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