ルディ転生~魔導人形は人神打倒の夢を見るか   作:迷宮の迷子

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昼前に投稿したものの続きとなります。


再会

先程まで、見えていた視界が瞼を閉じたときのように塞がれていき暗くなった。

先程まで、聞こえていた音が手のひらで抑えられたときのようにくぐもり聞こえなくなった。

リリが俺をオートマタのコアの部分に収めた際に、視力はオートマタの目に、

聴覚は耳に繋がれたようで、魔石自身で感じられた感覚は閉じられてしまった。

今は、闇と静寂の中に俺はいる。

 

「目覚めよ、我が友」

友、、、私の事を友とよんでくださるのですね。

「ルディ」

生前、オルステッド様は俺の事をルーデウスと呼んでくださっていた。

エリスだけは違うが、シルフィやロキシーが俺を呼ぶ名、

パウロやゼニスが俺を呼ぶ名。

オルステッド様が私をその名で呼んでくださった。

その時の、周囲の音が蘇り、閉じられた瞼には光を感じることができた。

俺が目を開けようとしたとき、その目から間違いなく涙が一筋、流れたのである。

 

リリとジュリはハイタッチ

ララはドヤ顔でサムズアップ。

オルステッド様はまっすぐ俺の目を見た。

 

「只今戻りました。オルステッド」

俺は戻ってこられたのだ。

 

 

(オルステッド視点)

 

俺はリリとジュリに感謝の言葉を告げると、ララとレオを伴い自分の部屋に戻った。

どうしてもララに聞き出したい事があったのだ。

「ララ、あのコアの魔力は何だ。非常に大きいのだが」

ララはやはり気づかれたか、という表情をした。

「オルステッド様はやはりお気づきになられましたね。」

他人の魔力を測る際に、自分の持つ魔力量を物差しとする。

例えばルーデウスの生前の魔力量を把握できたのは

俺とペルギウスぐらいだった。

ララも少なくはないがルーデウスに比べるとやはり劣る。

しかしこのオートマタの魔力はやはり巨大だ。

まるでルーデウスのように・・・

 

それを汲んだかのように、オートマタは俺に向かって畏まり話し始めた。

「ララにはこの件は内密にする旨頼んでおりました。

申し訳ございません。そして友とお呼びくださりありがとうございます。」

「ルーデウス・グレイラット、今一度オルステッド様と共に戦うべく舞い戻りました。」

 

「もしや、とは思ったが・・・」

正直に言うと非常に強力な援軍である。

しかし・・

「俺はお前にゆっくり休めと命じた。お前が残してくれた力と俺だけでは勝てぬと思うか?」

オルステッドは一見、心と真逆の言葉を発した。

ここまで尽力してもらったのだ。もう十分ではないか。

 

「畏れながら申し上げますが、足りませぬ。」

意外にも足りぬと言い出したのはララだった。

それにルーデウスが更に続けた。

「私が戻りましたのは、死後、私が知り得たことをお伝えするためです。」

 

 

 

 




以降ようやく考察回となります。
今までは区切り優先でチョコチョコ投稿しておりましたが、
ここからは少し長めに書いていきます。

お気に入り、評価ありがとうございます。
基本カテゴリー的には自分の考察を垂れ流す自己満足な話のようにも思いますが、思いのほか、お気に入りにいれてくださり感謝します。

この話は如何でしたか?

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  • 構成に難があった、こじつけすぎ
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  • 文章勉強しろ。
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