短いぶん連投します。お気に入り入れてくれた人がいてすごく嬉しい!
ジュリエット・シーローン
父ザノバ、母ジンジャーの娘、炭鉱族
無論幼女、いや養女
本来はザノバに求愛していたものの、ザノバはあえて娘として迎える。
ザノバ商会の会頭であり、マイスター級の人形師。彼女作のザノバ像はケイオスブレイカー内ペルギウスが懇意にしたものしか入れぬ部屋に安置され、ペルギウスの心を慰めている。
亡き友ザノバを偲び、彼はそこで半日をすごしているのだ。
ザノバがジュリの求愛を拒んでいたもの、そして、敢えて養女として迎えた理由。
即ち彼が神子であった為だ。
神子は類稀なる力を与えられるが総じて短命である。
ザノバは神子の中では長命であった。
それでも50歳を前に彼は世を去った。
彼の人形、魔導鎧への情熱、カノン砦への暴挙とも言える参戦は彼なりの生きた証を残そうとしたのかもしれない。
長命である炭鉱族、更には他の短命な種族の血が混じらぬジュリの寿命は長い。自分の死後、未亡人として生きるのも、他の誰かと再婚することもザノバにとっては許せなかった。
ミリス教徒でないジュリは再婚が可能だ。
ジュリの人生を考えると後添えを探すのが賢明であろう。
だからザノバはジュリを娶らなかった。
娘であれば、ジュリは永遠にザノバの娘だからである。
炭鉱族は他の長命種と比べて成長は速い。
20歳くらいまでなら、人族と差して変わらないだろう。
しかし、そこから衰えるのは途端に遅くなる。
ジュリは既に60歳を超えているが、容姿はそう、オルステッドに立ち向かったエリスと遜色はない。
そんな彼女は一人の少女と黙々と作業をしていた。
少女、そう、多分十人に聞けば十人が子供、せいぜい日本で言えば中学生くらいにしか見えない少女だ。
しかし彼女も既に50を迎えている。
リリ・グレイラット
現代魔法教育の礎をなしたロキシー・グレイラットと七大列強「泥沼」ルーデウス・グレイラットの間にできた次女。
ザノバの魔導鎧の研究を引き継ぎ、中級程度の魔力で稼働させられる魔導鎧「四式改二丁」の発案者である。
二人はザノバ商会の重鎮であり、既に後進育成に力を注いでいる。世の中はこんな天才ばかりではないのだ。
人の寿命は彼女たちより短い。時間は限られているのだ。
そんな二人が黙々と作業をしている。
ジュリは無詠唱土魔術でオートマタの部品作り上げ
リリはその部品に丁寧に魔法陣を施している。
「グランドマスターの年はどのくらいで作る?」
「パパの全盛期は24歳くらいらしいからそれくらいでよくない?」
「マスターとリリの青ママとグランドマスターの3人でマスターの故郷行った時くらいかな」
その当時リリはまだ産まれていない。
姉のララが赤ん坊の頃だ。
リリが産まれたときには既に父は大きな戦いには行っていない。
「たんしんふにん」「シュッチョウ」といいながら家をしばらく留守にしていたくらいだ。
しかし、ジュリにとってその時のルーデウスの記憶は鮮明だ。
愛するマスターを守ってくれた恩人
マスターを無事に連れて帰ってきてくれたヒーロー
ジュリはその勇姿を思い出しながら土魔術で姿を作っていた。
「できたらオルステッド様に献上する」
「ジュリ、オルステッド様、怖くなかったっけ?」
「怖い、というか怖かった。でもグランドマスターとお別れをしていたときのオルステッド様は優しい目をしていた。」
リリはオルステッドの呪いは効かない。
だから怖いオルステッドという思いは分からなかったが優しい目をしていたということには激しく同意した。
「オルステッド様はいつも優しいけど、パパとお別れするオルステッド様の目はすごく優しかったね。」
リリはジュリの思いに応えた。
ジュリは更に続けた。
「オルステッド様、優しい目をしていたけど、それ以上に寂しそうだった。だから、グランドマスターの人形送るの。ペルギウス様にマスターの像送ったように」
「像でなくオートマタ?まあ私も手伝えるからその方がいいけど」
「なんとなくだけどオルステッド様はグランドマスターの像を眺めたいんじゃなくて」
「一緒に戦いたいような気がしたから。」
ジュリは土塊を見ながら呟いた。
わかりやすい伏線です。
この話は如何でしたか?
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ありきたりだった。予想の範疇
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構成に難があった、こじつけすぎ
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意外と頷けた、検証としては適切
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文章勉強しろ。
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いや、面白かったよ(棒読み)