タグに独自解釈を加えました。だって妄想だもんね
よくよく考えたらララは20歳過ぎに旅に出たから、40年は旅してないよね。
と気づきました。
なので一部修正
「レオ、パパ死んじゃったよ」
ララは満天の星空を見上げながら4旅を共にした成犬に声をかけた。
数十年前、彼女はレオと共に生家を後にした。
彼女は占いをよく使う。むしろ占いというよりは未来予知に近い。
占いというルーチンを行う事によって、彼女の脳裏に未来の図が浮かぶ。
占いの対象が今までの行動の結果から、将来起きうる最も可能性の高い未来が見えてしまうのだ。
これは本人を前にしなくても可能だ。更に付け加えるなら、その占いの対象が生まれている必要すらない。もし必要であれば魔法大学卒業をしたばかりでまだ、グリモフと交際すらしていないルーシーの時分に、彼女のまだ生まれていない子供がどんな未来を迎えるかまで予見してしまう。
さすがにやらないけどね。
しかし、その未来は確定ではない、例えば朝起きたときに占った結果と、朝ごはんで白ママが出してくれたスープが美味しかったので思わずおかわりをしてしまった後で占いの結果が変わってしまう。
ララがスープを余計に飲んだために、シルフィがお昼に回そうと思っていたスープの残りなくなり、卵を一個余計に消費する。
その卵を使うつもりだったパンケーキにありつけなかったララが機嫌を損ねてルーデウスに八つ当たりして、その結果云々と、、、
タイムマシン物で、過去に行って枝を一本持って帰ってしまったら森が一個消えていた。そんな理屈である。
それだけで未来の結果は容易に変わってしまうのだ。
そんな確実で且つ不確かな、そんな予知で皆を振り回したくはなかった。
彼女は本能的にその本質を隠した。
我が家には天然ぽいのにやたら気づいてしまう青いママ、
野生の勘なのか、思い切りがよいのかやたら本質を見抜いてしまう赤いママ
そして、嘘をついても一発で見抜いてしまう白いママがいるのだ。
占いにかこつけて未来を予見し、家族を導いてしまった場合、その誰かに気づかれる可能性が高かった。
なので、彼女は昼寝といたずらに明け暮れて見せた。あくまでカモフラージュである。
嘗て、オルステッドにいたずらの予告状を忍ばせ、彼を奔走させた。
後で赤ママにそれこそ、お尻が赤ママの髪の毛の色になるくらいまで叩かれたけど、あの日事務所に社長がいるのはまずかったのだ。既に理由は忘却の彼方だが、彼女が行ったいたずらのうち、いくつかは、未来に悪い影響が起きるのを排除するために行ったものである。
無論、全てがそれであれば前述の三ママに見破られる可能性がある。
その為、まったく意味がないいたずらの中にほんの少し、未来を改変できるイベントを忍ばせたのだった。
オルステッドの引き出しにバッタを入れたのとかは、その意味のないいたずらの一つである。
そんな中、本当にやばい予知をしてしまった。しかも二つ同時に。そしてこれは今のままでは確実に起こってしまう予知だった。
一つは、未来のヒトガミ戦において必要なピースであるナナホシの関係者が召喚されなくなる未来。
もう一つは、自分自身が父、ルーデウスに依存してしまい、父の死後自堕落の限りを尽くし、救世主足りえなくなる未来である。
「娘離れしようね」ララがルーデウスに告げた言葉は、なんのことはない。自分が父離れできていないことの裏返し、彼女なりの照れ隠しだった。
「ヒトガミ戦に必要なピース」と「父からの自立」
彼女がこの旅で探し求めているものであった。
ララはルーデウスが旅した街を逆順に回っていた。
ビヘイリル王国でルイジェルドとノルンと話し
ミリス教国ではクリフや神子に礼を言い
ドルディア族の村では十年の奉公の予定で送り出したプルセナの安否を聞かれた。
レオのお世話係として十年奉公する事が族長候補復帰の条件だったらしい。本人も忘れていたようだし、その約束等当時生まれているかも危うい私にはわからない。
魔大陸ではおじいちゃんやおばあちゃんと会った。
シーローン王国は今回パスした。
レオと一緒の旅は快適だった。輸送手段として、防寒毛布として、半端な盗賊や魔獣レベルはレオを見るだけで近寄ってこない。最強のボディガードであり、獣族の村ではVIP待遇を約束された生きるゴールドカードだった。さすがに赤竜に喧嘩を売るようなことはしなかったけどね。
それだけに父ルーデウスと母ロキシーの偉大さを痛感せざるをえなかった。旅が快適な理由はレオのおかげだけではない。行く先々で父の名は、ある場所では歓迎され、ある場所では恐れられた。彼女の旅は、言わば父が歩んだ足跡の上をなぞっていたに過ぎないと、
母は私と同じような姿でレオに頼らず一人で旅をしていたのだと。
それでもララは行く先々で「実験」をしていた。
ここは、という場所を見つけては魔法陣を広げ、魔力を注いだ。ナナホシが描き、父が魔力を込めた魔法陣が書かれたスクロールにである。
欠けてしまったピースを再度呼び出せる場所を
失ってしまった、ナナホシの大事な人を呼び出せる人物に替われる存在を。
結果は芳しくはなかった。
何も呼び出せない事が大半だった。
「やった」
彼女は「ぺっとぼとる」を握りしめ、レオに笑いかけた。
彼女はようやく目的の地を発見したのである。
アスラ王国フィットア領 ロア街跡だった。
その時彼女は父の死を感じ取ったのである。
勢いで説明不足な部分を補完しました。
この話は如何でしたか?
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ありきたりだった。予想の範疇
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構成に難があった、こじつけすぎ
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意外と頷けた、検証としては適切
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文章勉強しろ。
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いや、面白かったよ(棒読み)