ネタをまいただけでキリがいいので投稿
とりあえず「序の序」て位置づけです。
ここまで書いてみたのですが、
「需要あるんかな」とも思いつつ、少し様子見ようかなと。
【重要】今回の話の前半部分を完全に落としていました。
修正しております。
ごめんなさい
「彼」は光の奔流の中を流れていった。
光の奔流は先ほど逢ったパウロ達の塊のようなものの他に
星の砂のような粒子状のものも多く流れていた。
「彼」は流れの中で方向を決める術を持てず、ただ流れに任せるしかなかった。
故に「彼」はその粒子に幾度となくぶつかった。
光の粒子は「彼」を砕くこともなければ、「彼」の一部になる事もなかった。
ただ重なり、ただ流れ、ただ離れていった。
しかし、「彼」はその粒子と触れ合う度に様々な経験を得た。
触れ合うときは一瞬であったが、「彼」はその都度何かを記憶する事ができた。
それは景色であったり、魔法陣の模様であったり、記憶の「断片」だった。
決して一人の全てではなく、ある人の「記憶の断片」「業績の断片」でしかなかった。
彼に無尽蔵の記憶力と脳の余裕があれば、それを全て自らの糧にできただろう。
ただ、さすがの「彼」もそこまでは万能ではなかった。
その為「彼」は流れてくる断片を斜め読みした。
あたかも本屋にある大量のラノベから、気に入った本を探すように、
数ページパラパラとめくり、自分の琴線に触れるもののみを記憶しようとした。
しばらくして、比較的大きめな粒子と触れ合った。どうもある程度まとまった記憶の断片らしい。「彼」は断片から流れてくる記憶を受け止めた。
「創造神が六つの世界を作った事」
「そのそれぞれに自らの分身を置き、神とした事」
「主は龍神様、主の妻はルナリア様という事」
「自分は主に拾われた事」
「ドーラという女性龍士に師事した事」
「主の養子となり、弟が生まれた事」
「主は他の国との関係も良好で、よく行き来をしていた事」
「行き来の手段は神が持つ神玉で、それがあれば神でなくても他の世界にいける事」
幸せな記憶のようであるが、なんかすごい内容である。創造神、龍神、ドーラ、神玉。うん、戻れたら社長に報告だ。
その粒子から離れる時、その粒子が意図したかのように「彼」は本来の流れから弾かれた。
弾かれた先にはまた別の記憶の断片があった。
「ルナリナ様が何者かに殺された事」
どうも先ほどと同じ者か近いものの記憶のようである。
「主はその凶行に激怒し、他の世界を滅ぼしてしまった事」
「しかし、それを裏で操っていたのはヒトガミであった事」
ルナリア様のくだりは聞いていなかったが、龍神が他の世界を滅ぼしたこと、しかし、それはヒトガミに陥れられた結果であることはオルステッド様から聞いていた内容である。
この段階で「彼」にとって、この者の記憶は最重要機密扱いになった。
オルステッドコーポレーションの「社外秘」の印が必要なレベルである。
今まで寄り添っていた微粒子は勤めを果たし終えたかのように「彼」をまた別方向に押しやった。
新たな行先に同じような粒子があった。あたかも先の粒子が彼に情報を繋げたい、渡したいと思い願ったかのように。
「龍神は魔族、獣族、海族、天族を滅ぼした事」
「五龍将が謀反を起こし、結果龍神の神玉がヒトガミによって砕かれたこと」
「陥れられた事に気づいた主は五龍将の生き残りである彼に次の使命と言伝を残したこと」
「滅ぼした世界の神の神玉の一つで甲龍王ペルギウスを彼の母ドーラが未来に送った事」
「2つ目の神玉を自らの体に取り込み、ヒトガミと決戦を試みた事」
「3つ目の神玉を与え、龍神が敗れた後、ヒトガミを倒す術を研究するよう、指示を受けた事」
「4つ目の神玉にて、息子であるオルステッドを未来に送り、自らの雪辱を果たさせるよう手配した事」
『オルステッドって・・・』
「彼」はもう確信するしかなかった。恐らくオルステッド陣営が手に入れることができなかったオルステッドより前の時代の情報。初代龍神はラプラスより伝えられると信じ、オルステッドに伝える事を怠った過去の事実だ。
「彼」に伝えるべき事を伝えつくした断片は最後にそっと「彼」を推した。
そこには今までの断片に比べると非常に小さいが、明るい断片があった。
「龍鳴山」
「ロステリーナ」
前の断片に比べると非常に少ない、しかし、こと切れる前に必死に伝えるような大事な記憶。
「彼」は必死に考えた。いや、もう死んでいるので必死とは適当ではないか。
非常に大事だが、何か今まで自分が教わってきたものと少しずれる違和感。
同じ者からの記憶でなければ即忘却してしまいそうな些細な地名と人名
「彼」はそれを決して失わないよう包み込むように自身を丸めた。
その時である。
白い光が彼の傍を駆け抜けた。
今までいた場所を天の川と例えるならこれは彗星
もしくは平野を流れる時代の流れを表す大河に対して、その時間の流れを無視して遡っていく龍のように。
白い光は、それ自身が大事なものを守るように、そして何かを探すかのように一気に駆け抜けていった。
「彼」はそれに巻き込まれ、一緒に光の奔流から抜け出した。
光はどんどん進んでいく、どちらに?なんて野暮な事は聞いてはいけない。
空間ではない、地面の中を光速で進んでいくという表現が正しいかのように荒々しく進んでいく。
刹那、光が切り進む方向とは別の場所に亀裂が生じた。
光が砕き進むものとは違い、カッターで紙を切るような細さで
白い光が目的地を違えて飛び出してこないよう繊細に
あたかも「彼」だけを救い出すかのように。
「彼」は白い光から離れ、その裂け目に自らを投じた。
白い光は速度を緩めず更に先を進んだ。後100年は遡る勢いで。
光から離れ、裂け目を通り抜けた「彼」は別の世界に出てきたことを感じた。質量を感じる世界にである。
しかし、地面は見えない。空の彼方にいるようだ。
「彼」は先ほど手にした記憶と自分自身の記憶を守るかのように無意識に土魔術にて自分の周囲を囲った。
「彼」の発動した魔法は周囲を丸く包み、ソフトボール程度の大きさの球体となって地面に落下していった。
「彼」は前世、いや、前々世の記憶にあった、野球ボール程度の隕石が落下し、クレーターを作った話を思い出した。
しかし、「彼」の予想とは異なり、ゆっくりと何かに触れた。
人の手のような柔らかさとぬくもりが・・・
「おかえりなさい、パパ」
ララは「彼」を両手で優しく包んだ。
アスラ王国フィットア領、ララの手のひらの上に彼は見事に帰還した。
この話の「ハードモード」「イージーモード」の分岐点が今回です。
ハードモードを描き切る自信はないし、破綻必須なので
もう、考察ネタを全部ルディの知識にしちゃえ。という「超イージーモード」です。
2023/5/10 意味不明部分を補完しました。
また、需要を心配していましたが、お気に入りに登録してくださる人が増えました。先輩達にはかないませんが、続きが読みたい人がいらっしゃるんだな。と感激しています。
まだまだ補完、修正が耐えませんが、楽しんで読んでいただけるよう、頑張ります。
この話は如何でしたか?
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ありきたりだった。予想の範疇
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構成に難があった、こじつけすぎ
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意外と頷けた、検証としては適切
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文章勉強しろ。
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いや、面白かったよ(棒読み)