とある魔術の禁書目録外伝IF〜とあるフレンダの救済計画〜   作:死徒

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仕事忙し過ぎて一カ月ぶりの更新となりました…

いつもより長い代わりに更なる駄文となっている可能性がありますがよろしくお願いします。

とあるニワカな為、間違っている部分があるかもしれませんが、温かい目で見てもらえると幸いです。


輪廻眼

 

神羅天征によって吹き飛ばされたアックア。

 

その余波によって辺りは土煙に覆われる。

 

「オビト、やったの?」

 

「それにその眼はどうしたんですか!?」

 

「分からない。 完全に不意をついたから確実にダメージは与えたとは思うけどな。 それと猟虎、この眼に関しては後で説明する…とりあえず今は奴に集中させてくれ」

 

「わ、分かりました」

 

完全に不意をついての輪廻眼…天道の斥力を使った神羅天征による一撃。

 

流石のアックアでも防御が間に合わなかった筈…

 

「ほう…推測するに、その眼を得たことで新たな技を会得したという訳であるか…面白い」

 

「「「!?」」」

 

静寂に包まれる中、突如アックアの声が辺りに響き渡る。

 

その刹那、瓦礫が崩れ、中から多少の手傷を負っているものの、戦闘には特に支障の無い程度のダメージを負ったアックアが這い出してくる。

 

「不意打ちで神羅天征をまともに食らってその程度のダメージなのかよ…つくづく化け物染みてるな…」

 

「その化け物に傷を負わせた貴様も充分に化け物であると思うが?」

 

「違いないn「「ちょっと(おっさん)(おじさん)! オビト(さん)を(アンタ)(貴方)みたいな化け物と一緒に(すんじゃない訳よ)(しないで下さい)!!」」…フレンダ、猟虎…」

 

アックアの化け物発言に同意しようとした俺だったが、フレンダと猟虎は俺の言葉を遮り、大声で奴に反論する。

 

ありがとう二人共。

 

「…おっさん…おじさん……女子達…私が中年に見えるのであるか?」

 

アックアは化け物という単語よりもフレンダと猟虎の”おっさん”、”おじさん”という単語にショックを受けたのか困惑した様子で二人に問いかける。

 

「当たり前じゃん! そんなガタイと見た目して何言ってる訳よ?」

 

「貴方、鏡見たことないんですか? おじさんにしか見えませんよ?」

 

「……私はまだ29である」

 

「えっ!? 嘘嘘! 明らかに40近いでしょアンタ?」

 

「嘘は良くありませんよ? それに例え本当だとしてもまもなく30歳ということじゃないですか? わたくし達から見れば大差の無い…貴方はただのおじさんですよ?」

 

「!?…………」

 

目を見開いた後、ガックリと肩を落とすアックア。

 

…年若い…しかもこんな美少女達に面と向かって中年と言われ、訂正させる為に自分の年齢を伝えたにも関わらず更に追い討ちを掛けられたらそうなるわな…

 

さっきまでのシリアス展開がどうしてこうなった…

 

だがこの隙は有効活用させてもらう!

 

「うちは火炎陣」

 

俺は印を結ぶと地面に手を置き、火属性の結界を発動させる。

 

「!」

 

それによりアックアは中に封じ込められた。

 

「フレンダ、猟虎。 これから先の戦いは近くに居たら巻き込まれる危険性が高い…逃げろとはもう言わない…でも少しだけ離れていてくれ」

 

「オビト……うん、分かったわ」

 

「……ですが、死なないで下さいね」

 

「君達を残して死ぬ訳にはいかない…必ず生き残ってみせる!」

 

「「その言葉…信じて(るわ)(ます)よ!」」

 

フレンダと猟虎は俺の言葉に頷き、そう言葉を残すと少し距離の離れた場所に移動する。

 

こう言ったからには絶対に生き残らなければならないな…

 

二人を悲しませる訳にはいかない!

 

直後、うちは火炎陣はアックアに破られ、奴は再び姿を現した。

 

「もう出てきたか…やっぱ水の魔術相手じゃうちは火炎陣だと相性が悪かったか」

 

「…火属性の結界で私を封じ込められるなどと貴様も本気で思っていた訳ではないのであろう? 大方今の結界はあの二人をこの場から離す為の時間稼ぎ…そうであろう?」

 

「当たりだよ。 お前相手じゃ出し惜しみなんかしてらんないからな…全力で行かせてもらう! まずは…多重影分身の術!…更に…” 四赤陽陣(しせきようじん)”!」

 

「!…また結界であるか」

 

俺は手始めに多重影分身の術で分身を四体作り出し、四体をそれぞれ東西南北の四方に配置し、広範囲の橙色をした結界を展開、それにより俺とアックアは中に閉じ込められた。

 

原作で不完全体とはいえ十尾を封じていた結界だ…これでこの中でならいくら暴れても問題ないだろう。

 

結界を張り終えると俺は印を結び、そのまま両手を地面につけ…

 

「畜生道” 口寄せの術!」

 

「!」

 

輪廻眼”畜生道”の能力である無制限の口寄せにより、俺は巨大な鳥とカメレオンを口寄せ召喚する。

 

更に

 

「”増幅口寄せの術”!」

 

連続して今度は巨大な犬を口寄せした。

 

「…次から次へと面妖な生き物を…不思議な術を使うものである」

 

「どうだ? 流石のお前でもこの巨体相手は骨が折れるだろ?」

 

「……」

 

俺の言葉にアックアは目を一度閉じると、次の瞬間その目を見開き、眼光を鋭く、殺気と威圧感を更に上昇させ、超速で瞬時に鳥とカメレオンへ近付くと二体をメイスで殴り、吹き飛ばした。

 

相当に強烈な一撃だったらしく、鳥とカメレオンは一撃で戦闘不能に陥り、煙と共に消滅した。

 

「!?」

 

「確かに巨体なことは厄介ではある…が、ただそれだけである。 即座に倒してしまえば何の問題もないのである」

 

「チッ…脳筋理論は勘弁して欲しいぜ…」

 

俺は舌打ちし愚痴を溢すと、唯一残った犬の巨体を駆け上がり、その頭部に乗る。

 

「天道・”万象天引”」

 

「むっ!?」

 

そして、天道の引力を使った引き寄せる術…万象天引でアックアをこちらへと引き寄せる。

 

アックアの引き寄せられる先には俺、そしてその巨大な口を開け、奴を捕食せんとする犬の姿があった。

 

俺のやろうとしている意図に気付くとアックアは抵抗しようとするが…

 

「か、身体が動かん…だと!?」

 

万象天引の引力効果により身体の自由が奪われ、身動きが取れない奴はそのまま大口を開ける犬の口の中に入り、飲み込まれていった。

 

しかしその数秒後、犬の腹部から打撃音が響き渡り、犬が苦悶の表情を浮かべた瞬間、更なる強烈な打撃音が響き渡り、犬はその衝撃により頭部を幾数にも増やしながら激しく嘔吐する。

 

すると、その中の一つの頭部からアックアが吐き出されてきた。

 

「やっぱりこんなんじゃ倒せないか…」

 

「酷い真似をしてくれる…危うく全身が嘔吐物にまみれる羽目になるところであった」

 

水の魔術で身体全体にバリア張っていたらしく、奴は犬の嘔吐物まみれにはならなかったようだ。

 

というか犬に飲み込まれたことよりもそっちを気にすんのかよ!?

 

フレンダと猟虎に中年呼ばわりされてショックを受けていたことといい、アックアってこんなキャラだったか!?

 

知らなかったアックアの一面に内心驚く俺だったが、次の瞬間には奴は俺の目の前にメイスを振り上げ、超速で迫って来ていた。

 

マジで速すぎだろ!?

 

「っ!? 神羅天征!」

 

「ぐっ!?」

 

俺は咄嗟に神羅天征でアックアを吹き飛ばし、奴は瓦礫の中に突っ込んでいく。

 

正直間一髪だった…

 

後少し反応が遅れていたらやられていたな…

 

「……!? ぐはっ!?」

 

態勢を立て直そうとした俺だったが、突如血を吐き、腹部を押さえて蹲る。

 

どうやら先程のアックアの一撃自体は奴を吹き飛ばすことで防ぐことが出来ていたものの、その余波までは完全には防げなかったようだ…

 

つくづく規格外な強さをしてるな…

 

完全にかわしたと思ってもその余波でダメージを受けるとか…何処の凶戦士だっての…

 

「修羅道」

 

俺はチャクラを全身に巡らせることで柱間細胞を活性化させ、その回復治癒力を上げて無理矢理身体を動かすと、印を結び、肉体に絡繰の鎧を口寄せして両手にエネルギーを収束させる。

 

アックアは瓦礫をメイスで破壊しつつ、姿を現すと俺にその鋭い眼光を向け、再び襲い掛かろうとする。

 

「! まだ動くか」

 

だが頭部を六つに増やすという異形の姿へと変貌し、復活した犬に妨害され、こちらに来ることが出来ないようだ。

 

これなら最大までチャージ出来る!

 

レーザーキャノンをマックスパワーまでチャージした俺はそれをアックアに向けて放った。

 

それと同時に犬の口寄せを解除する。

 

「科学兵器であるか? !! こ、この威力は!?…」

 

レーザーキャノンをメイスを盾にし、防御したものの、予想以上の威力だったらしく、アックアはジリジリと後退させられていく。

 

マックスパワーまで溜めたんだ、そう簡単に防がれてたまるかっての!

 

「ぐっ!……うおぉーー!!」

 

アックアが雄叫びを上げたかと思うとレーザーキャノンは奴のメイスによって遂に受け止められ、そのまま軌道をズラされたそれは明後日の方向へと飛んでいった。

 

「おいおいアレをあっさりと防ぎきるのかよ…」

 

唖然とし、俺はふと声が漏れる。

 

「…今の一撃はまともに食らったら不味かったのである…私が此処までの力を使わせられるとは…正直予想外であった…」

 

「神の右席のお前にそう言わせることが出来たのなら、俺もまだまだ捨てたもんじゃ無いな」

 

「…だが、私も生憎と貴様にだけに時間を費やす訳にはいかないのである…私の目標…獲物はあくまで幻想殺しなのであるからな」

 

「…そうか。 なら、次の一撃で終わりにするってのはどうだ? 互いに最高の技で!」

 

「…良かろう…THMIMSSP(聖母の慈悲は厳罰を和らげる)」

 

俺の言葉に同意するとアックアは魔術により、四赤陽陣の結界の上部限界の位置まで一瞬で飛び上がる。

 

「天道・”地爆天星”」

 

それを確認すると俺は引力をもつ黒いチャクラ球を放ち、それを核として周囲を無差別に引き寄せる術である地爆天星を発動させる。

 

これは強力過ぎて、本来学園都市内部ではとてもじゃないが使用出来ないが、四赤陽陣の結界の内部でなら問題なく使用出来る!

 

「TCTCDBPTTROGBWIMAATH(時に、神の理へ直訴するこの力。 慈悲に包まれ天へと昇れ)!!」

 

黒いチャクラ球に吸い込まれ始めていることなどお構いなしにアックアは詠唱を終えるとそれ目掛けてメイスに魔力による炎を纏わせ急降下してくる。

 

俺もチャクラを更に込めて地爆天星の引力を底上げし、アックアに対抗する。

 

そして、遂にアックアのメイスと俺の地爆天星の黒いチャクラ球がぶつかり合った。

 

それだけで四赤陽陣の結界内は凄まじい衝撃波が巻き起こり、轟音が響き渡る。

 

「うおぉーー!!!」

 

「アックア…大人しく封印されろ!!!」

 

黒いチャクラ球を起点とした地爆天星の引力による影響で結界内の瓦礫や建物に徐々にその身を包まれながらも雄叫びを上げ、更にメイスへ魔力を注ぎその威力を高めるアックアに、俺も鼻や口から血が出る程にチャクラを限界まで込めて引力を最大まで上げる。

 

互いに一進一退の攻防を繰り広げる俺とアックア。

 

だがこの攻防も唐突に終わりを告げることとなった。

 

「むっ!? ぐっ……ぐあっ!?」

 

次から次へと自身の身体に纏わりつく瓦礫と建物によってアックアは遂に限界を迎え、抵抗虚しくそれらによって押し潰された。

 

上空に出来たその物体は形状も相まってさながら隕石のようだった。

 

「はぁ、はぁ、はぁ……何とか…倒したか?…」

 

チャクラの使い過ぎと疲労により、俺はその場に倒れ込む。

 

そんな俺に呼応するように影分身達も煙と共に消滅し、それにより維持出来なくなった四赤陽陣の結界も解除され、辺りは元に戻る。

 

とはいえ四赤陽陣のあった場所はさながら更地の様相を呈していたが…

 

これはアレイスターから何か言われるかもな…

 

地面に仰向けで倒れながら後のことを考えげんなりする俺。

 

そこへ

 

「「オビト(さん)ー!!」」

 

フレンダと猟虎が駆け寄ってきた。

 

「二人共……悪い、心配掛けたな…」

 

「ほんとよ! こんなボロボロになるまで戦うなんて…アンタが死んじゃうかもしれないって思って…ヒヤヒヤしたんだから!…」

 

「その点においてはフレンダさんに激しく同意します!…わたくし達をあまり不安にさせないで下さい!…でもオビトさんが生きていて…本当に良かったです…」

 

「だから言っただろ? 君達を残して死なないって……でも泣かせてごめんな…」

 

俺が無事だったことに安堵したことで泣きじゃくる二人に俺はそう声を掛ける。

 

するとフレンダと猟虎は泣きながら俺に左右から抱きついてきた。

 

そんな二人を俺も優しく両手で抱きしめる。

 

二人がこんなに俺のことを想ってくれるなんてな…

 

俺も今回のことで二人のことがとても大切だと気付かされた。

 

オビトの身体…いや、うちはの身体になった影響からか大切な者への愛がかなり強くなっていると感じる。

 

二人からの告白に答えるとは言ったものの…どうしたら良いのか分からない…

 

正直フレンダも猟虎も大切な存在過ぎてどちらか一方を選ぶことなんて出来そうにない…

 

優柔不断で最低な男だというのは自覚しているが、本当にどちらも大切過ぎて選べないんだ…

 

どうしたものか……

 

でもまあ…今は二人が泣き止むまでこのままでいたい…

 

フレンダと猟虎と一緒にこうしていると凄く幸せな気分なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…大した術である…私に死を予感させるとは…認めよう、貴様は我が好敵手であると!」

 

「「「!?」」」

 

上空に浮かぶ隕石を彷彿させる球体以外は辺り一面更地となり、静寂に包まれていたこの場に響く筈の無い人物の声が不気味に響き渡った直後、上空の球体が激しく罅割れ、崩壊し、中から全身に大小違いはあれど先程までとは違い、目に見える傷を負ったアックアが再び姿を現した。

 

「…アックア…」

 

俺はフレンダと猟虎に支えられながら立ち上がり、臨戦態勢に入る。

 

「…オビト、こっからは私達も戦うからね!」

 

「…オビトさんが何と言おうとわたくし達は貴方様に加勢します!」

 

「…フレンダ…猟虎………分かった、一緒に戦おう!」

 

再び俺と共に戦うことを告げるフレンダと猟虎を俺は止めようとするが、二人のその強い意志を持った目を見て共に戦うことを決める。

 

「待つのである…私は今宵貴様達とはもう戦う気はないのである」

 

「「えっ!?」」

 

「…どういうことだ!?」

 

しかし決死の覚悟を見せる俺達とは裏腹に、アックアはメイスを地面に突き刺すと、両手を挙げこれ以上戦う気がないと宣言した。

 

これには俺達は皆驚きを隠せない。

 

威圧感と殺気を完全に霧散させているのを見るに嘘ではないようだ。

 

「どういうこととは可笑しなことを言う。 先程貴様は”次の一撃で終わりにするってのはどうだ? 互いに最高の技で!” と言ったのではないか?」

 

「そうだが…普通は厄介な相手にはトドメとか刺すんじゃないのか?」

 

先程の俺の言葉を律儀に守るアックアに俺は唖然し、そう口にする。

 

やっぱコイツ性根はめちゃくちゃ良い奴だわ。

 

そりゃかの騎士団長も気に入る訳だ。

 

「…確かにそれはそうであるな。 私に死を予感させた貴様の力は厄介だ…更に強力になる前に潰しておくのが普通であろう…だが実際に貴様と戦ったことで私の直感が告げるのだ…貴様はいずれこの世界に変革をもたらすと…」

 

「アックア…お前…「”ウィリアム=オルウェル”」!?」

 

唐突に自身の本名を語るアックアに俺は呆然とする。

 

「私の真名である…私が好敵手と認めた者にいつまでもアックアと呼ばれるのは些か不快である…」

 

「分かったよウィリアム。 なら俺も名を教える。 俺の名はうちはオビトだ」

 

「うちはオビトか。 ならば私も貴様のことはオビトと呼ばせてもらうことにするのである」

 

そう言うとアックア…ウィリアムは踵を返し、この場を後にしようとする。

 

「何処に行くんだ?」

 

「随分と分かりきったことを聞くのであるな…本来の獲物である幻想殺しの元へ向かうのである」

 

「そんな状態でか?」

 

「この程度の傷ならば戦闘を行うことに特に大きな問題はないのである…むしろこれぐらいのハンデがあって丁度良いだろう?」

 

「なんていうかお前…常識人だけどやっぱ神の右席だな…良い性格してるよほんと……まあそれは置いといて…お前と戦えたこと誇りに思う」

 

「フッ…傭兵崩れのゴロツキである私と戦えたことを誇りに思うか……面白い男だ」

 

ウィリアムは小さく笑うと再び歩き始める。

 

だが、不意に立ち止まるとこちらに背を向けながら再度話し出した。

 

「そうだ、一つ言い忘れていたのである。 貴様のその大切な女達…最後まで守ってやるのだぞ?」

 

「ああ、分かってる」

 

「後もう一つ…次に会う時は敵では無く、背中を預けられる味方であることを願うのである…さらばだ我が好敵手…うちはオビトよ」

 

「それはこっちの台詞だ。 じゃあなウィリアム=オルウェル」

 

「うむ…また会おう」

 

そう言葉をかわすとウィリアムは三度歩き出し、今度こそこの場を後にした。

 

気配が消えたのを見るに気配遮断の魔術を使ったらしい。

 

「…っ!?」

 

「「!?」」

 

気を抜いた瞬間激しい立ち眩みに襲われた俺は倒れ込みそうになるが、左右から支えてくれているフレンダと猟虎に受け止められ、地面に倒れることは無かった。

 

「オ、オビト!? 大丈夫な訳!?」

 

「大丈夫…と言いたいけど大丈夫じゃないなこりゃ……チャクラの使い過ぎとダメージ…そしてこの眼を開眼したばっかで無理し過ぎたからだな……あっ…ごめん二人共…意識飛び…そう……」

 

限界を超えていた俺はその言葉を最後に意識を失った……

 

 

「ちょ!? オビト! しっかりする訳よ!!」

 

「フ、フレンダさん! び、病院! と、兎に角、病院に行きましょう!」

 

「そ、そうね! そう決まれば早く行く訳よ!」

 

「そうですね。 早く行きましょう!」

 

オビトが意識を失ったことで動揺するフレンダと猟虎だったが、まずは病院に行くのが一番だと考え、二人はオビトを互いに支えながら例の病院へと歩みを進める。

 

こうしてオビト達暁と神の右席後方のアックアとの戦いは終わりを告げた。

 

この戦いで開眼したオビトの輪廻眼…これがこの先どういった影響を齎すのか?

 

それは正しく神のみぞ知ることである。

 





という訳でアックア戦が終わりました。

上手く描写出来ているか不安ですが、これでも面白いと思っていただける方は今後とも読んでいただけると幸いです。
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