ベネリットグループ御三家の御曹司で、決闘委員会の筆頭で、現在のホルダーだぞ! 作:ボブ
「それでまた決闘するわけ?」
「あぁ、約束だからな。」
「はいはい。頑張ってきなさいよ、グエル」
「いつも通り俺の勝利を待っててくれミオリネ」
ここアスティカシア専門高等専門学園では決闘で全てが決まる。例えば相手の持ち物だったり、権利だったり、花嫁とかだ。
「勝ったぞ」
「ん、お疲れ様」
決闘が終わりいつも通り寮の温室にいるミオリネに勝利を報告しに行く。
「打ち上げは?」
「無論やるさ。やらないとフェルシー達が騒がしいからな」
決闘の後打ち上げに、寮のみんなでバーベキューをするのが恒例になっている。
「あっそ。私はパス。」
これまたいつも通り。打ち上げは今回で12回目になるが一度も参加していないのはジェターク寮でミオリネくらいのものだ。ただし…
「部屋で待ってる…」
打ち上げを早めに引き上げミオリネを待たせている自室へと戻る。
「待たせたか?」
そこには不機嫌そうな顔で、仁王立ちするミオリネが…
「別に!」
それだけ言うとテーブルにつく。これまたいつも通りのことになってきた事の一つだ。この後の俺の行動はミオリネが買ってきたケーキを机に用意し、地球産の茶葉で茶を煎れて、2度目の勝利報告を行うことだ。その間ミオリネが何をするかと言うと気づいたら俺の後ろをついて回るのである。
いや、座っておけよと一度言ったことがあるが、「うるさい」で終わらされたためそれ以降は特段何も言わないようにしている。まぁそんなに時間もかからずケーキを食べ始める。
「で?」
この「で?」には実はいろんな意味が含まれている。そもそも何で決闘になったのか?どのように勝ったのか?バーベキューは楽しかったか?など初見でこの「で?」に対応できる奴は多分いないだろう。かく言う俺も最初の返しは「は?」だったなぁ。
「別に、ただ俺の気に食わないことを言っていたから純粋に叩き潰しただけだ。バーベキューの時、ペトラがそろそろお姉さんにも挨拶をって言ってたがあれはミオリネの事で合ってるのか?」
「なんで私がわかるのよ。あんたが聞かれたんだからあんたが確認してきなさいよ!…気に食わないことって?まぁ別段あんたの器が広いとも思ってないけど」
「なっ!?俺はお前がっ⁉︎… いや、ただ髪型を馬鹿にされただけだ…っ⁉︎」
か、顔が近い!?机を挟んで座っていたのに身を乗り出してこちらの目を見てくる。思わず逸らしてしまう。
「嘘ね。あんたの嘘は顔に出るからわかりやすいのよ。どうせ自分では気付いてないんでしょうけど。」
「なん、だと、、、」
確かに元々嘘をつくのが得意な方だとは思ったことは無いがそこまでわかりやすいのか?明日にでもラウダに確認しなくては!もし本当なら間違って洗濯して尚且つ乾燥機にかけてしまった父さんのスーツや、ハンカチと間違えてパンツを渡してしまったことなど、全てバレていたことに!?
呆れ顔のミオリネがこちらを心配そうに見てくる。
「あんた急に顔色悪くなったけどどうしたの?あ、もしかしてこのケーキ美味しくなかった?」
少し申し訳無さそうな顔でそんなことを聞いてくる。
「あ、いやすまん。少し思い出したことがあってな。後ケーキは美味しいぞ。これどこのやつだ?入ってた箱が初めてみるものだったし、シンプルなチョコケーキも初めてだったが?」
今度はちょっと照れたような顔のミオリネ。珍しいな。
「教えなーい。自分で探してみたら?」
「このくらい教えてくれてもいいだろ。今度は俺が買ってきてやるから」
またまた顔が変化。こ、この顔は⁉︎
「見つかるといいわね♪」
笑顔!?何故だ!?照れ顔以上にレアだぞ!?まさか俺が絶対に見つけられないとでも言うのか!?そんな馬鹿な!俺はベネリットグループ御三家の御曹司で、決闘委員会の筆頭で、現在のホルダーなんだぞ!?そんな俺に見つからないとでも言うのか⁉︎ならば!
「あ、このケーキの事他の人に言うのは禁止ね。」
「っ⁉︎俺の思考を⁉︎」
「何言ってるのよあんた?それよりケーキのおかわりは?」
「貰おう」
「いや、自分で取りなさいよ」
「なん…だと…⁉︎」
そんなこんなで今日も1日が終わるのだった。
需要あれば続きなり書くかもです。日本語はあまり上手く無いです。
本編を進めた方がいいか、このまま平和に過ごして行くか
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俺は止まらねぇからよ…
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平和が1番
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俺じゃなきゃ見逃しちゃうね