ベネリットグループ御三家の御曹司で、決闘委員会の筆頭で、現在のホルダーだぞ! 作:ボブ
「見なさい!」
目の前には丸い建物。
「何だこれは?」
「流石のあんたでもこれが何かわかんないかぁ〜」
出たなドヤミネ!俺は負けん!考えろグエルジェターク。俺はベネリットグループ御三家の御曹司で、決闘委員会の筆頭で、現在のホルダーだ。
まずヒントになるのはこの独特な形状だろう。丸に棒。ふむ。
次のヒントは大きさだな。モビルスーツは入らない。モビルクラフトも入らない。となれば?
最後に場所だな。林道の途中にある建物。これらのヒントから得られる答えとは。
「ふっ。あまり俺を舐めるなよミオリネ。」
「なっ!?わかったって言うの!?あんたに!?」
そうだミオリネ!その驚いた表情。俺に不可能はない!
「答えは…別荘だ!」
「…あんた馬鹿?それともアホ?好きな方選んで良いわよ。」
「おまっ!他に何だって言うんだ!この大きさ!奇抜な形!立地!よーするに他人に邪魔されたくない場所って事なんじゃ無いのか!」
「呆れた。あのねぇ私たちはまだ子供なの。なんで私が別荘なんて建てるのよ?まぁ邪魔されたく無い場所ってのはあってるけどね。」
間違ったのか…この俺が…なら一体この建物は?
「私が好きなものは?」
「…地球?」
「そうね。まぁなにかを育てるのも好きなわけだけど?」
なるほと。そう言う事か。
「温室か。だが何故わざわざ建てたんだ?ウチの寮にもあるだろ。それにどうやって建てた?」
「まだまだ私の事がわかってないわねあんたは。そりゃもちろん寮で皆でやるのも悪く無いわ。でもね、他人に手伝ってもらわずにもやってみたいの。それとこれはクソ親父に建てさせたわ。」
「呆れたやつだな。別の部屋を使えば良かったと思うが。何にせよ1人ってのは流石に大変なんじゃ無いか?」
「は?」
「え?」
「何で私が1人でやる前提なのよ。あんたも手伝うのよ。とりあえずは必要な物をまとめるの手伝いなさい。何の為に呼んだと思ってるのよまったく。」
いや、何を言ってるんだこいつは。さっき1人でやりたい的な事を言っていただろ。それで何故俺が手伝う事になるんだ。
「待てミオリネ。1人でやるんじゃないのか?」
「誰も1人でやるとは言ってないでしょ。あんたは他人?」
「いや、お前の花婿だ。なるほど。俺たち2人でやるって事か。」
「…嫌だった?」
心配そうに見上げてくるミオリネ。作る前に聞いて欲しかったものだ。
「別に。面白そうだ。俺たちの初めての共同作業ってやつだな」
「あんた意味わかってるの?」
決闘打ち上げ後の自室にて…
「そう言えば聞いた?転校生の話。」
「あぁ水星から来るらしいな。それがどうした?」
「女の子らしいわよ。」
「そうか。」
えい
「あんた意外とほっぺ柔らかいわね。まぁ私の方が柔らかいけど」
「…どうしたんだお前?」
「何がよ」
えい えい
「だから!何で俺のほっぺをえいえいしてくるんだ!」
そう。いつもなら対面に座っている筈のミオリネが珍しく隣に座ってきて尚且つ、隙を見せるとほっぺをえいえいしてくるのだ!
「別に…私の勝手でしょ…」
「勝手なわけあるか!お前がその態度なら俺にも相応の考えがある!くらえ!」
えい えい
「なっ!?」
「確かに俺より柔らかいな。それにつやつやだ。」
「勝手に私のほっぺをえいえいするなぁ!」
般若ミオリネ現る!だがしかし
「先にやってきたのはお前だろうが!」
「私は良いのよ!あんたは駄目に決まってるでしょーが!!!考えたらわかるでしょ!」
「めんどくせーな!もう帰れよ!俺は疲れてるんだよ!」
「いーやーでーすー!だいたいあんたはねー!」
どうしたんだミオリネ!日頃のストレスで壊れてしまったのか!お前はそんなキャラじゃない筈だ!と言うかよく見たら顔が赤いような…まさか!
「なぁミオリネ…」
「なによぉ〜私がまだ話してるでしょーがー。人の話は最後まで聞きなさいよ〜」
このフニャけたかんじ!感じるぞ!飲み会が終わった後の父さんと同じ波動を!
「今日は何で飲み物を予め用意してくれてたんだ?いや、それが悪いってわけじゃないんだが」
そう。いつもなら俺がコーヒーを準備する筈なのに珍しく飲み物を準備していたのだ。しかもジュースと言っていた。ここから導き出される答えとは…
「何でって、ペトラがこれ飲めば素直になれますよ!って言うから…別に私はいつも素直だけどね!!!まぁ!めいしん?みたいなもんでしょ!ハァ…ハァ…あれ、なんかつかれるわね。あついし」
ペトラァァァァァ!!!!まて!やめろ!胸元をパタパタするな!
「まてまてまて!服を脱ごうとするなぁぁぁ!!」
「えぇ〜だってあついも〜ん どうすればいいのよ〜 ひーやーしーてー」
どうする!どうする!グエルジェターク!!!お前は漢を見せるのか!?…否!
「わかった。お前今日はこの部屋で寝ていけ。そうすれば服を脱ぐのを許してやる。ただし部屋から出るなよ?」
「いやらし〜!きゃー!オオカミがいるぅーあはははは!」
くそ頭が痛くなってきた。
「うるさい!誰がオオカミだ!俺は出て行く!」
「え…なんでよ…私の事置いて行くの?」
だぁぁぁ!!!何なんだこいつ!!本当にミオリネなのか!?急に泣きそうな顔になるなよぉ!?落ち着け。俺はグエルジェターク。現在のホルダーで、ベネリットグループの総裁で、ジェターク家のグエルだぞ!?よし。落ち着いたな。
「良いかミオリネ。お前は今正常な判断ができていないんだ。普段のお前であればこんな事は言わないし、やらない。長い間お前を見てきた俺が断言する。だから頭を冷やす時間が必要「うるさい!さっきからごちゃごちゃと!私が聞いてるのは私の事が好きかどうかって事なのよ!わかった!?」
…は?
やっぱり水星の話終わりはこうかなと思うんですよね
本編を進めた方がいいか、このまま平和に過ごして行くか
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俺は止まらねぇからよ…
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平和が1番
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俺じゃなきゃ見逃しちゃうね