ベネリットグループ御三家の御曹司で、決闘委員会の筆頭で、現在のホルダーだぞ! 作:ボブ
「うぉー!グエルー!」「信じてた!信じてたよ兄さん!」「当たり前だろぅ!俺の息子だぞ!」「俺の晩飯がぁ!?まぁ勝ったから許してやるか!」「やっぱりグエル先輩はすごいっす!」
「心配させないでよね。」
「ん?グエル先輩なんか通信で話してない?」
「音量あげなさい!」
「はい!」
〜〜
「な、これは!?」「不味いよ兄さん…」「あーぁ俺しーらない。」「…」
すごい形相で端末を操作しだすミオリネ。
あぁ兄さん。いつもならここにはいない義姉さんが今日はここに居るんだよ…。
〜〜
ミオリネに何て説明すれば良いんだ…
「あの、グエルさん。」
「ん?どうした?」
決闘から2日。祝勝会とスレッタの歓迎会を同時開催することにしたため、いつもならその日の内に行うが日にちをずらす事にした。なおその間一度もミオリネに会えていない。いや、会えていないと言うより…避けられてる?
「その、良いんでしょうか?私なんかが…」
こいつは謙虚なのか、自己嫌悪でもしてるのか?
「何度も言わせるな。誰も文句は言わんさ。」
「ほ、本当ですか?実は、あの後からずっと誰かに見られてる気がするんです。」
「何?なら尚更寮に入れ。そうすれば大概の事はうちでどうにかしてやる。」
ストーカーか?いや、こいつにそんなの付くか?良く見たら確かに可愛い気がしてきたな。何と言うか動物感がある。て言うか眉太いな。でもこれはこれで愛嬌もある「グエール!」!?
「ミオリネ…やっと「決闘よ!」は?」
ようやく顔を見せたかと思ったら何を言い出すんだこいつは。
「誰と誰が?」
「私と!こいつが!よ!」
ビシッとスレッタを指差す。
「えぇぇぇぇ!?わたし、ですかぁ!?」
「そうよあんたよ!あんたねぇ!人の花婿に!近づき過ぎなのよ!私が勝ったらグエルの半径3メートル以内に近づかないで!わかった!」
「はな、むこ?グエルさんが、あなた、さまの?」
「そ、う、よ!」
ずんずん近づいて行くミオリネ。
「何であんたいつもグエルにくっ付いてるのよ!好きなの!?」
「うぇっ!?ちが、ちがちが、違い、ます!その、私、初めての、お友達で、その、うれしくって…ごめん、なさい。」
泣き出しそうなスレッタ。
「ミオリネ…」
「何よ…」
「勘違いしているようだがここ最近こいつと居たのは寮の案内と顔合わせをさせてただけだ。別段やましい事は何もない。俺を信じてくれないのか?」
「…信じてるわよ。でもね、信じる事と、不安になる事は両立するのよ!わかる!?決闘が終わった後に一番最初にする事って言ったら普通私への報告でしょ!?なのに何でそいつをスカウトしてるのよ!?花嫁を優先しなさいよ!しかもその後も積極的に私に会いにも来ないし…帰る。」
「何でだよ!」
「なんか馬鹿らしくなってきた。」
「駄目だ。帰さん。」
がしっ。引きずって連れて行こう。
「ちょ、離しなさい!変態!馬鹿!あほ!」
「あわわわわ。こ、これが、しゅらば…ゴクリ」
「そう言えばミオリネ。何でスレッタが俺に付いて回ってたのを知ってるんだ?」
「…ぷいっ」
こいつか…
「今日は大事な話が二つある。」
今日はバーベキューではなく、立食パーティースタイルだ。スレッタの歓迎会も兼ねているのもあるが実はもう一つ。
「それってミオリネさん関係でしょー?」「ひゅーひゅー」「キスか!?キスなのか!?」「もう一つはスレッタちゃんでしょ!」「まぁあんだけ大々的に誘ってたらな」「て言うか今日歓迎会するって言ってたし」
「みんな察しの通りだ。まずはこれから俺たちの仲間になるスレッタマーキュリーだ。壇上まで来てくれ。」
えぇぇぇ!?き、きいてないですぅ!
「お、スレッタちゃんだ。」「壇上あっちだよ」
「あ、ど、どう、も、です。」
「かっこよかったぞー!」「次は俺と決闘しようぜ!」「やめとけMSが勿体無い。」「言ったな?」
あうぅぅ。人がいっぱい。クラクラしてきました。
「それでは、スレッタから一言貰おうと思う。」
こう言う場に慣れていった方が個人と話すときに気が楽になる…はずだ。
え!?
ぎょっとした顔で手をクロスさせて頭ブンブン。何やってんだこいつ?
「名前と出身と趣味か特技を言えば良いんだよ。あんまり気負うな。」
はぁはぁはぁ。すぅー
おい何でこっち向いたままなんだ。
「ス、スレッタ•マーキュリー、です。ふつ、つかもの、ですが、よろ、よろしく、お願い、します!」
頭を下げて手を差し出す。確か異性へのこう言った場での挨拶はこうだって何かで見た気がする!多分エアリアル!
静まり返る会場!フリーズするグエル!そこに現れたるわ!
「は?」
鬼のような形相のミオリネ!
「決闘よ!」
あぁ。この流れさっきも見た気がする。
「えぇぇぇぇ!?」
「一応確認だが誰と誰が?」
「こいつと私よ!勝った方がグエルを貰う!文句無いわね!」
「いや、あるわ。何で俺が景品なんだよ。」
「わかり、ました!その、勝負、受けて、たちます!」
「悪いなスレッ…?」
今こいつなんて言った?わかりました?何でだ?
「決闘はデザート作りよ!まさか、女の子なのに甘い物作れないなんて事ないわよねー?」
い、イビリネ!?小さい頃はちょくちょく見た覚えはあったが最近は一切見ていなかったな。と言う事はよほど自信があるのか?
「え、ええ!もち、ろん、です!デザート、くらい、ちょいょいの、ちょい、です!」
「言うじゃ無い!」
…何だこれ。
「「勝敗は道具の性能のみで決まらず、料理人の腕のみで決まらず。ただ、結果のみが真実!!」」
「あーふぃっくりりーす…はぁ」
「センパーイ。楽しそうな事やってるらしいじゃないですかぁー」
「セセリアか…悪いがお前の揶揄いに付き合えるほどの元気はないぞ。」
そう。こいつはいつでも俺を煽ってくるクソガキなのである。
「いやいやいや!純粋な興味っすよ!だって〜自分が景品にされるってどんな気持ち、ですかー?」
「…どこで聞いてきた?」
アホらしすぎて決闘委員会への報告なんか勿論していない。
「どこでって。…はいどうぞ」
そう言って端末の画面を開いて渡してくる。その画面には…
『あの、グエルジェタークが景品に!?』『勝つのは正妻か!?愛人か!?』『今度の決闘は料理対決!?流石ジェターク!そこは痺れる!憧れるぅ!』
なん…だ…これは…
「新聞部のやつですよ。大概の寮には居ますし、今回みたいにクソ面白い情報をゲットできる時もありますからね。そ、れ、で、グエルセンパイ的にはどっちに勝って欲しいんですかぁ〜?」
出来たわ!私お手製のチョコケーキ!見てなさいグエル!
で、できたぁ!やっぱりデザートはプリンですよねぇー
「両者作り終わったようです。」
…何で学内テレビまで来てるんだよ…
「おや、審査席が設置されたみたいですね。では早速取材に行ってみましょう。失礼します。本日の決闘の審査員のセセリア•ドートさんですね。」
「はーい。決闘委員会所属、セセリア•ドートでーす。」
「今話題のスレッタマーキュリー氏、対するはグエル先輩の花嫁、ミオリネ•レンブラン氏の決闘との事ですが詳しい経緯などは…」
「知りたい?知りたいですよねぇ。実はさっきグエルセンパイ本人から聞いてきたんだけど何でも正妻争い見たいですよー。」
「なんと!?あのグエル先輩を巡っての正妻争い!?これは目が離せませんね!あ、どうやら両者サーブの準備が完了したようです。」
はぁ…疲れた。帰りたい。
「あーと!先行は真正なジャンケンのもとスレッタマーキュリー氏だぁ!」
「ぷ、プリン、です!」
「ぷ!ぷりんだぁぁ!これはポイントが高いぞぉ!小さくて甘い!しかも言うほどカロリーも気にならない!女子だ!これは女子が作ったスイーツだぁぁ!」
「それじゃあいただきまーす。」ぱく
!?「あ、甘い!ただひたすら甘い!しかも口溶け悪い!水!水頂戴!」
あわわわ、水星では大好評だったのに…
「はぁはぁ。これ匙加減は…?」
「え?ドバッと」
「ドバッと!?」
「はい!栄養はいくらあっても足りないって!」
「はい次〜」
「えぇ!?お、お替わりも、ありますよ!?」
「それはグエルセンパイまでお願いしまーす。」
「あ、それもそうですね。」
「では、大体結果が見えてしまいましたが後攻、ミオリネ氏サーブをお願いします。」
「ふふん!私の一番なデザートはこれよ!」
「こ、これはぁ!?…チョコケーキですね。」
「そうよ!私の1番の自信作!さぁ!食べなさい!」
「それじゃお手並み拝見っと。」ぱく
「んー普通。」
「…え」
「さぁ両選手のデザートが出揃いました!果たして勝負の行方は!?」
「だららららららだん!」
「勝者〜ミオリネ•レンブラン〜わーぱちぱち」
「…っ!当たり前でしょ!私はグエルの幼馴染で!花嫁で!一番なんだから!」
「え、えぇぇぇぇ!?また、私の、負け、ですぅ!?」
一方グエルは胃が痛くなって医務室で休んでいた!!
スレッタの噛んでるのは仕様です。
書く予定だったものは全く別物だったんですけど気付いたらこうなってました。なんか自分でも何書いてるかわからなくなったんです。許してください。多分前話までが予定してたよりシリアス寄りだったせいです。
本編を進めた方がいいか、このまま平和に過ごして行くか
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俺は止まらねぇからよ…
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平和が1番
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俺じゃなきゃ見逃しちゃうね