ユウミレのハロウィン回!
「私の知らないユウユ」を見たらよりわかるかもしれません。
アキコ「ユウユー、ミレイちゃーん!ハロウィンパーティーやるわよー?準備できたー?」
「ちょっと待って、アキコ姉ちゃん!」
ミレイ「ユウユ、まだかかりそう?」
「すぐ終わりますよ。ちょっとだけ動かないでください!」
ミレイ「うん。わかった。」
僕はパーカーを羽織らせ、ボタンを止める。
ミレイさんの綺麗な髪の毛を上手く中に入れて、フードをかぶせる。
「はい、出来ましたよ。」
ミレイ「ありがとう、ユウユ!」
そのまま僕は手を握って、ミレイさんが転んだりしないように階段を降りる。
ユキコ「あら、似合うじゃない!」
アキコ「やっぱり、私達の見立て通り!
って言っても、この間見せたヤツ使ってるんだけどね。」
ミレイ「〜♪」
隣に立ってるミレイさんは、笑顔で僕の手を抱きしめていた。
いつもミレイさんは僕の手を抱きしめていることが多い。目が見えなくて不安、というのもあるみたいだけれど、僕の手を抱きしめていると近くに感じれて安心する、との事。
ナツコ「準備出来てるわよ、入ってらっしゃい?」
ミレイ「はーい!
ほら、ユウユ、行こ!」
そのままリビングへと向かい、いつもの席に座る。
いつもと変わらない日常。けれど、ミレイさんが家に来てから、かなり変わった。
お母さん達は僕だけじゃなくミレイさんにも愛情を見せるようになった。本当の娘みたいに、ミレイさんを溺愛していた。
もし、ミレイさんが僕の妹だとしたら……ベッタリして来そうだな…と思いはじめた。
ミレイ「ユウユ?どうしたの?」
ミレイさんの一声で意識を戻すと、僕はミレイさんの頭を撫でていた。
ナツコ「あらー、青春ねぇ。」
ミレイ「急にどうしたの?ユウユ。なんで私の頭撫でてるの?」
「あ、いや…その…。」
ミレイ「なぁに?」
「ミレイさんが、妹だったら…って考えてたら、気づいたら頭撫でてました……。」
ユキコ「あはははっ、ユウユってばそんなこと考えてたの?」
ミレイ「ユウユお兄ちゃん?」
突然ミレイさんが僕のことをお兄ちゃんと呼ぶ。
アキコ「おーい、ユウユー?しっかりしてー?」
「えっ、う、うん……。」
ミレイ「ユウユ、可愛い…。」
「えぇっ!?」
ナツコ「ラブラブなのはいいけど、ユウユも並べるの手伝ってー?」
「あ、はーい!
じゃあ、ミレイさん、ちょっと待っててください。」
ミレイ「うん。」
そのまま料理をテーブルに並べ、そのままパーティーが始まった。
ミレイ「美味しい……!」
「ですね!」
ナツコ「ふふっ、もうすっかりミレイちゃんも馴染んできてるわね。
お嫁に来ればいいのに。」
「何言うの、お母さん!?」
ミレイ「???私、ユウユのお嫁になるって決めてるけど…ユウユは嫌なの?」
「そんなことないですっ!!
けどっ、今のは突然すぎて……。」
アキコ「ユウユってば見せつけてくれるわね〜!
あー!!私も彼氏欲しい〜!!」
ユキコ「まーた言ってる。」
アキコ「だってそうでしょ!?弟のユウユが彼女作ってて、私らだけ独身なんて〜!!」
ミレイ「あははは…。」
パーティーも終わり、僕たちは部屋に戻った。
そしたらミレイさんがハロウィンでよく聞くあの言葉を投げかけていた。
ミレイ「Trick or Treat!お菓子をくれなきゃイタズラするぞー!」
「……やばい、下に置いてきちゃった…。」
ミレイ「じゃあ、イタズラするね?」
そう言ってベットの上でミレイさんは僕に抱きついてきた。
「あれ…?ミレイ…さん?」
ミレイ「ふーっ。」
突然耳元で息を吹きかけるイタズラをしてきた。
「うわぁぁぁっ!?」
ミレイ「ねぇ、ユウユ?私お菓子持ってないけど、イタズラするの?」
「お返しですっ!」
そのまま僕はミレイさんの耳元で息を吹きかける。
ミレイ「ひゃぁぁ!?」
「あっ、ちょっ、ミレイさん──」
僕に抱きついた状態だったミレイさんは、このイタズラを受けて抱きつく力を強くして、そのまま僕を押し倒す形になった。
「ミ、ミレイさん……!!大丈夫ですか…?ごめんなさいっ…!」
ミレイ「だ、大丈夫…だけど、ユウユ、どこ触ってるの…?」
「えっ……?
あっ、ごめんなさいっ!!!」
僕はミレイさんが怪我をしないようにと掴んだけれど、どうやら掴んだところがミレイさんの胸だったらしく、指摘されて気がつく。
ミレイ「……ユウユのえっち。」
「えっ!?あのっ、不可抗力……なんです…。」
ミレイ「……別にユウユになら、えっちなことされても、いいんだけどな…。」
「えぇっ!?ちょっ、ミ、ミレイさん!?」
ミレイ「何時でも……いいよ…?
……なーんてね!えへへ、ユウユ、驚いた?」
「そりゃあ驚きますよ!!突然そんなこと言われたら……。」
ミレイ「えへへー、イタズラ大成功!
……今言ったこと、嘘じゃないよ?///」
「えっ!?///」
ミレイ「もうお兄ちゃん達からも認められたし、別に何時でもいいんだよ…?」
「で、でも……。」
ミレイ「まだ心の準備が出来てないって、思ってる?」
「そうです…。」
ミレイ「心の準備が出来てからでいいよ?
私、何時でも待ってるからね。」
「わ、わかりました。」
ミレイ「ふぁぁ…。なんだか眠くなっちゃったな…。
お風呂ももう入ったんだし、もう寝るね…?」
ミレイさんは眠たそうにしながら僕の隣に寝転がる。
ミレイ「おやすみ…ユウユ…。」
「はい、おやすみなさい。」
ミレイさんが寝た隣で、僕は1人つぶやく。
「……本当は心の準備は出来てます…。ミレイさんのこと心配して手を出さなかった、だなんて言えるわけないじゃないですか……。」
そのまま僕はミレイさんの隣で眠りについた。
ミレイ「……ユウユのバカ…///」
なんかすみません。
なんか甘すぎたかもしれないですね。