2人だけのオーバードレス   作:黒破リンク

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これは……長い長い、夜の夢。



クレイへようこそ!!

2人は目を覚ますと、今までいたはずの部屋ではなく、広い平原だった。

 

ユウユ「ここは……一体…。」

 

ミレイ「私たち、どこかに連れてかれたの……?」

 

トリクスタ「やぁ、ユウユ、ミレイ。」

 

ユウユ「君は……トリクスタ!?」

 

ミレイ「えっ!?」

 

トリクスタ「惑星クレイへようこそ。2人とも。」

 

ミレイ「なんで……私たちを呼んだの?」

 

トリクスタ「それはね、2人が恋人になったから、僕らでパーティーの準備をしていたんだよ。」

 

ユウユ「パーティー!?」

 

トリクスタ「うん。

リノやレイユ達だけじゃなくてね、バヴサーガラとトリクムーンも来てるよ。」

 

ミレイ「ほんとに!?」

 

トリクスタ「そうだよ!

2人のためのパーティーだからね!楽しんでってよ!」

 

そう言ってリノたちのいる方向へと向かうトリクスタを追いかけるためにユウユは、ミレイの手を取った。

 

ユウユ「行きましょう!」

 

ミレイ「うん!」

 

トリクスタが向かった先。そこには小さな社があった。

 

ユウユ「ここは……??」

 

トリクスタ「リノたちの住処!」

 

リノ「トリクスター!何してるの、こっち手伝って……──えっ!?」

 

ユウユ「君は……!?」

 

バヴサーガラ「マイ・ヴァンガード…!?」

 

ミレイ「えっ…?!」

 

リノ「先導者様…!?」

 

ユウユ「えっ、!?」

 

バヴサーガラ「マイ・ヴァンガード、会えるのをお待ちしていました。」

 

ミレイ「あなた、バヴサーガラなのね?」

 

バヴサーガラ「はい。マイ・ヴァンガードミレイ。」

 

リノとユウユ、バヴサーガラとミレイの会話をトリクスタが眺めていると、レイユがトリクスタをその場から移動させようとする。

 

トリクスタ「にしし……。」

 

レイユ「トリクスタ、何をしているの?こっち手伝いなさい?」

 

トリクスタ「あー!待ってよ、今いい所なのにー!」

 

レイユ「……あなたにしてはいいことするじゃない。」

 

トリクスタ「でしょ!だからちょっと離して!」

 

レイユ「それとこれとは話は別です。

リノ、そろそろ戻ってきなさい!」

 

リノ「はーい!

じゃあ先導者様、少し待っててください!」

 

バヴサーガラ「すぐに準備します。」

 

そして2人は作業に合流し、ユウユとミレイは取り残された。

 

ユウユ「先導者様って……なんか恥ずかしいですね。」

 

ミレイ「そうだね。ヴァンガードって確か先導者って意味があったはずだし……間違ってない……よね?」

 

ユウユ「あってる……はずです。」

 

ミレイはユウユが握りっぱなしの手をしっかりと握り…

 

ミレイ「ねぇ、ユウユ?」

 

ユウユ「どうしました?」

 

ミレイ「私にもかまって?」

 

頬を膨らませてユウユの手に抱きつくミレイ。

 

ユウユ「まさか……嫉妬してます?」

 

ミレイ「(。_。`)コク」

 

無言で頷いたミレイを見て、ユウユは素直に謝る。

 

ユウユ「ごめんなさい、ミレイさん。」

 

ミレイ「チューして。

しないと許さないもん。」

 

そう言われたユウユはミレイを抱き寄せて、そのまま唇を重ねる。

 

ミレイ「ありがとう、ユウユ。」

 

イチャイチャしていたら、突然トリクスタが2人の前に現れる。

 

トリクスタ「準備出来たよ、2人とも!ほら、早く早く!」

 

ミレイ「行こ!」

 

また合流し、パーティーが始まった。

リノやトリクスタの話、グリフォギィラとの戦い……ユウユ達も、ユニフォーマーズ……ギィとの戦いがあったことを話す。

 

リノ「まるで私たちと一緒ですね!」

 

ユウユ「はい!」

 

ミレイ「むぅ……。」

 

ユウユ「っ!?ミ、ミレイさん!?」

 

ミレイ「いくらユウユの仲間だとしても、ユウユは私のだもん!

それにリノは私の仲間でもあるでしょ!?」

 

バヴサーガラ「ふふっ、少し妬けますね。」

 

ミレイ「ふぇっ!?」

 

ユウユ「大丈夫ですよ、ミレイさん。僕はミレイさん一筋ですから。」

 

ミレイ「ふふっ、ユウユ、だーい好き❤」

 

トリクスタ「ラブラブだねぇ、2人とも。」

 

共にパーティーの時間を過ごし、リノ達焔の巫女の舞を見たり、トリクスタのオーバードレス、クロスオーバードレスのフォームチェンジを見せてもらったり、ユウユやミレイの今までの話。

そんな話をしていたら、いつの間にか時間が過ぎていき、ユウユ達は惑星クレイから透けていた。

 

ミレイ「あれ…!?バヴサーガラ達の声が…聞こえにくい…!!」

 

トリクムーン「時間が来たみたいだな。」

 

ミレイ「時間……!?」

 

バヴサーガラ「2人が夢から覚める時間です。

同志ミレイ。私はいつでも、共にいます。」

 

トリクスタ「また、現実でもよろしくね!!

ありがと、ユウユ!ミレイ!今日会えて良かったよ!」

 

ユウユ「こっちこそ!ありがとうございました!!

現実でもよろしくお願いします!! 」

 

そのまま2人は、惑星クレイから消えていった。

 

トリクスタ「にしし!イタズラ成功!」

 

レイユ「トリクスタ、またあなた、何をしたのかしら?」

 

トリクスタ「んー?特になーんにも!

今日ここに2人を連れてきたのが、イタズラみたいなものだからね!」

 

現実世界……

夢から覚めたユウユとミレイ。

2人は、抱き合いながら寝ており、布団の下には乱雑に置かれた空き箱があった。

 

ミレイ「ん〜っ……!!

……ん?あれ?なんで私が隣に?」

 

ユウユ「おはようございます、ミレイさんっ…。」

 

ミレイ「その喋り方……もしかしてユウユ!?」

 

ユウユ「えっ、ミレイさん…?!」

 

ミレイ「私、見えてる!ユウユのお家!」

 

ユウユ「えっ、僕は逆に……ミレイさんが見えません…。」

 

ミレイ「まさか……」

 

ユウユ「僕たち……」

 

2人「「入れ替わってる!?」」

 

トリクスタ『にっしし、最後にイタズラしておいたよ!』

 

……To be continued




あ、三部作です。
その後!!クリスマス回!!やります!!!
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