ユウユ「後、数週間したらホワイトデーかぁ。ミレイさんへのお返し用意しないと。」
次の日、ユウユはホワイトデーのお返しを用意するために出かけていく。
ユウユ「ミレイさん、出かけて来ます。」
ミレイ「ユウユ、何処へ行くの?」
ユウユ「それは、後数週間待ってください。そうすれば、答えが分かります。」
ミレイ「分かった、ユウユ気をつけてね?」
ユウユ「はい!
ミレイさん、行って来ます。」
ユウユが出かけていき、家で留守番中のミレイ。
そんな残ったミレイはホワイトデーのお返しを楽しみに待っていた。
ミレイ「ホワイトデーのお返し、楽しみだなぁ!ユウユからのお返し。」
デパートへ到着したユウユ。
既に何を買おうか考えており、それを探しに店に向かっていた。
ユウユ「ホワイトデーのお返し、ミレイさんには、バウムクーヘンを渡そう。バウムクーヘンは、幸せが続きますようにって意味があるって、ザクサさんが言ってましたし。」
店を探していたところに、ザクサが通りかかり、ユウユに声をかけた。ユウユはザクサに気づいて、ザクサの方へと向いた。
ザクサ「やぁ、ユウユ。」
ユウユ「ザクサさん、こんにちは。」
ザクサ「こんにちは、ユウユ。
今日ミレイちゃんは、一緒じゃないんだね。」
ユウユ「ミレイさんへ、ホワイトデーのお返しを買いに来ました」
ザクサ「なるほど、そういう事か。ユウユ、ミレイちゃんへのお返しは、もう決まってるのかい?」
ユウユ「はい、ミレイさんと、この先もずっと一緒に幸せでいたいので、幸せが続きますようにって事でバウムクーヘンを渡します。ザクサさんにこの間聞きましたし。」
ザクサ「なるほど、この間聞いたのはそういう意味だったのか。」
ユウユ「ザクサさんもトマリさんへのお返しを買いに来たんですか?」
ザクサ「うん、そうだよ。」
ユウユ「ザクサさんは、トマリさんへのお返し何を渡すかは、決まってるんですか?」
ザクサ「キャラメルを渡すつもりだよ。」
ユウユ「キャラメルですか?」
ザクサ「うん。」
ユウユ「どうして、キャラメルなんですか?」
ザクサ「知ってるかい?キャラメルは、一緒にいると安心するって意味があるんだ。」
ユウユ「そうなんですね!教えてくれてありがとうございます。ザクサさん。」
ザクサ「どういたしまして。
俺も、トマリを幸せにしないとだからね。」
ユウユ「頑張って下さい。ザクサさんならできますよ!」
ザクサ「ありがとう。ユウユ。またね。」
ユウユ「はいザクサさん。」
ザクサと分かれて、バウムクーヘンともう1つの店でキャラメルを購入したユウユの頭に、1つの問題がよぎる。
ユウユ「メグミさんと、ウララさんに友チョコ貰ったから2人の分のお返しも買おう。何がいいかな?」
しばらく考えるユウユ。
ユウユはスマホでホワイトデーのお返しの意味を調べていた。
ユウユ「クッキーには友達でいようって意味があるのか。2人とは今後とも良い友達でいたいからこれにしよう。」
2人の分のお返しのクッキーを購入したユウユは、外に出て電話をかけた。
ユウユ「もしもし、メグミさん。
今時間大丈夫ですか?」
メグミ「うん、大丈夫だよ。ユウユから電話なんて珍しいどうしたの?」
ユウユ「この間バレンタインの時に友チョコいただきましたから、そのお返しを渡したいんですけど…。」
メグミ「そんな、お礼なんていいのに!」
ユウユ「僕が渡したいんです。」
そう言うユウユに根負けしたメグミ。
メグミ「ありがとうユウユ。」
ユウユ「お礼渡す時、ウララさんも呼んでください。」
メグミ「ウララちゃんも分かった。ところでユウユ確認なんだけど。」
ユウユ「なんですか?」
メグミ「ミレイちゃんにあげるお返しの準備できてるの?」
ユウユ「できてますよ」
メグミ「なら良かった。ホワイトデー当日楽しみにしてるね」
ユウユ「楽しみにしていてください」
メグミとの電話を切るユウユ。
その後デパートを出たユウユは帰宅してミレイの元へと向かった。
ユウユ「ミレイさん、ただいま。」
ミレイ「おかえり、ユウユ。何を買ってたの?」
ユウユ「ミレイさん、その答えは、3月14日まで待ってください。当日になったら分かりますので。」
ミレイ「分かった。当日答え教えてね?」
ユウユ「はい。」
ミレイ「(本当はユウユが買いに行った物の答え分かってる。きっと私へのバレンタインのお返し。
ユウユは、私を驚かせたいみたいだし、黙っていてあげよう。)」
時は流れ3月14日、ホワイトデー当日。
朝食を済ませ、ワンダヒルへ行くユウユとミレイは、ワンダヒルへと向かった。
メグミ「やっほー、ユウユ。」
ウララ「ユウユさん、ミレイさん、お久しぶりです。」
ユウユ「久しぶりですね。」
ミレイ「久しぶりだね、ウララちゃん。」
ウララ「ユウユさん、私が今日呼ばれたのってなんですか?」
ユウユ「バレンタインの時に友チョコいただきましたから、そのお返しを渡そうと思って。」
そう言って、ユウユはウララにクッキーを渡すと、ウララは嬉しそうに受け取った。
ウララ「ユウユさん、ありがとうございます!」
ユウユ「ウララさん、これ受け取ってください。」
ウララ「これってクッキーですよね!」
ユウユ「クッキーの意味は、友達でいようって意味があるって見ましたから、僕、ウララさんやメグミさんとは、これからも友達の関係が続いたら良いなと思ってクッキーを選びました。ウララさん、これからもよろしくお願いします。」
ウララ「はい、こちらこそよろしくお願いします。」
ユウユ「メグミさん、これ僕からのクッキーです。受け取ってください。」
メグミ「ありがとうユウユ。」
ユウユ「メグミさん、これからもおねがいします。」
メグミ「うん、こちらこそ。」
そんな2人を見て、ミレイはユウユに若干嫉妬していた。
ミレイ「むぅ…ユウユ、私には?」
ユウユ「ミレイさんには、違うもの買ってますよ。」
ミレイ「ユウユ、はやくー!」
ユウユ「家に帰ってからのお楽しみです。」
ミレイ「むぅ…わかった。」
ユウユ「メグミさん、ウララさん、それじゃあこの後また夜に!」
メグミ「またね、ユウユ。」
ウララ「また後で〜!」
ミレイ「バイバイ!」
ユウユとミレイは帰宅し、リビングでナツコにバウムクーヘンを切り分けてもらった。
ユウユ「ミレイさん、このバウムクーヘンがミレイさんに渡すお返しです。後もう一つ、ミレイさんにお返しを用意してあります。後で渡しますね?」
ミレイ「ありがとう、ユウユ。」
ユウユ「喜んでくれて嬉しいです。ミレイさん」
ミレイ「ユウユ?」
ユウユ「なんですか?ミレイさん」
ミレイ「ユウユは、どうして私にバウムクーヘンを選んでくれたの?」
ユウユ「バウムクーヘンには、幸せが続きますようにっていう意味があるんです。
……僕は、この先もずっとミレイさんと一緒に幸せでいたいですから。ミレイさんと結婚して僕と、ミレイさんの子供が生まれてって思っています。」
ユウユに自分との子供と言われ照れて顔を赤くするミレイ
ミレイ「ふふっ、嬉しい。
けど、さすがにまだ子供ははやいよ。」
ユウユ「そうですよね。」
ミレイ「でもね、ユウユがそれほどまでに私の事を真剣に考えてくれてるって事が分かったよ。」
ユウユ「ミレイさん。これからもよろしくお願いしますね?」
ミレイ「うん!もちろんだよユウユ。」
ナツコ「はい、切ってきたから2人でどうぞ?」
ユウユ「ありがとう、お母さん。」
ナツコが切ったバウムクーヘンを食べる2人。
ユウユ「ミレイさん、バウムクーヘン美味しいですか?」
ミレイ「うん、美味しいよ。
けどただ美味しいだけじゃなくて、ユウユが私を思ってくれる、ユウユの優しさが伝わってくる。」
イチャイチャしながらもバウムクーヘンを食べ終わった2人。
部屋へ戻って、もうひとつのお返しを渡すユウユ。
ユウユ「僕がミレイさんに渡すお返しキャラメルです。」
ミレイ「ユウユありがとう。けどどうして私の為にキャラメルまで用意してくれたの?」
ユウユ「こザクサさんに聞いたんですけど、キャラメルの意味は、一緒にいると安心するって意味があるらしいです。」
ミレイ「そうなんだ…!(ってことは、私と一緒にいて安心するってことなんだ…!!)
ユウユ、大好き❤私もユウユと一緒にいると安心する。ユウユキャラメル半分こしよ!」
ユウユ「えっ、ミレイさん、良いんですか?」
ミレイ「いいよ。だってせっかくのユウユからのお返しだから、一緒に食べた方がもっと美味しいもん!」
ユウユ「ミレイさん、ありがとうございます!
ミレイさん、大好きです。」
ミレイ「ユウユ、何か言った?」
ユウユ「はい。」
ミレイ「なぁに?」
ユウユ「ミレイさん、大好きですって言いました。」
ミレイ「私もだよ!大好き 」
部屋でキャラメルを半分こして食べ始め、嬉しそうな顔を浮かべる2人を、ナツコは部屋の外で見ていた。
ナツコ「(ミレイちゃんもユウユも嬉しそう。
ふふっ。夕飯は何にしようかしら?)」
ミレイ「ユウユ、ほんっとにありがと!」