2人だけのオーバードレス   作:黒破リンク

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ミレイちゃん誕生日回!!



大切な人の生まれた日

時は3/18。この日は、ユウユの恋人である御薬袋ミレイの誕生日であった。

ワンダヒルに向かった2人は、ブラックアウト全員による誕生日パーティーが開かれていた。

ブラックアウト全員が、トマリの号令に合わせてクラッカーを取り出していた。

 

トマリ「ミレイちゃん、誕生日〜〜!!」

 

全員「おめでとう(ございます)!!!」

 

ワンダヒルに、クラッカーの音が鳴り響く。

 

ミレイ「わぁ!ありがとう!!」

 

メグミ「ミレイちゃん、誕生日おめでとう!

はい、プレゼント!」

 

メグミが渡した物はオルゴールだった。

 

メグミ「はい、オルゴール!

ミレイちゃんに合うようにって、用意したんだ!」

 

ミレイ「嬉しい!

何の曲聴けるか、今聞いてみてもいい??」

 

そう嬉しそうにミレイは言い、メグミはミレイの代わりにオルゴールを鳴らす。

オルゴールが鳴ると、バイオリンやギターが少しだけゆったりしたリズムを奏でる音楽が流れてくる。

 

ミレイ「いい音……!!嬉しい!」

 

メグミ「ふふっ、喜んでくれて嬉しい。

大切にしてね?」

 

ミレイ「もちろん!大切にする!!」

 

ウララ「あの、ミレイさん!

私からもプレゼントです!」

 

ウララがそう言って渡したのは、髪飾りの入った袋だった。

 

ウララ「ミレイさんに似合うような髪飾りを、お姉様やトマリさんと見てきました!

ユウユさんとのデートとか、普段使いできるようなものを用意してみました!」

 

ミレイ「ありがとう、ウララちゃん!

ねぇユウユ、髪飾り、私につけてくれる??」

 

ミレイの近くにいて、メグミ達がプレゼントを渡している様子を見ていたユウユ。

突如としてミレイに髪飾りをつけてくれと頼まれたことに少し驚いたものの、いつものようにミレイの髪を触っていく。

 

ユウユ「……どう、ですかね?」

 

トマリ「私の見立て通り!

花の髪飾り、絶対似合うと思ったのよ!」

 

メグミ「うんうん!

普段のミレイちゃん、髪下ろしてることが多いけど、結んだりすると新鮮だし可愛くていいね!!」

 

ミレイ「...///」

 

見えないけれど可愛いと言われて照れるミレイを見て、トマリはユウユに対して少しいじるようにミレイについて聞いていた。

 

トマリ「ユウユ、今のミレイちゃんどう思う??」

 

ユウユ「とっても素敵で可愛いです。髪を下ろしてるミレイさんも素敵ですけど、髪を結んでるミレイさんも新鮮味があって僕は好きですよ!」

 

ミレイ「ずるい...///」

 

ユウユの熱いコメントにさらに照れるミレイ。

 

トマリ「ふふっ。相変わらずねぇ。

ミレイちゃん、これ、私とザクサから。」

 

ザクサ「イヤリング、気に入ってくれると嬉しい。

ユウユ。試しにつけてあげたらどうだい?」

 

トマリとザクサが渡したプレゼントは、バヴサーガラのような、紺色をアクセントに入れたイヤリングだった。

 

ユウユ「ミレイさん、ちょっとこっち向いて貰ってもいいですか?」

 

ミレイ「わかった。」

 

ミレイはユウユの方を向き、ユウユはミレイの耳にイヤリングをつける。

 

ミレイ「ユウユ、イヤリング可愛い?」

 

ユウユ「はい!

今のミレイさんももちろん素敵ですよ!」

 

ミレイ「...///」

 

またも惚気ける2人をメグミたちは見ており、とりあえず声をかけていた。

 

メグミ「そこー、惚気けるのはいいけどまだパーティーの途中だからね?」

 

ユウユ「あっ、すみません!」

 

ミレイ「ご、ごめんなさい!」

 

そこからパーティーは進み、本日の主役!と書かれた襷をつけたミレイと共にメグミやウララはファイトをして時間が過ぎていった。

その途中、ユウユの元にダンジとハルカが現れ、何やら話をしていた。

 

ダンジ「ユウユ、ここに居たか!」

 

ユウユ「ダンジさん!?ハルカさん!?」

 

ハルカ「あまり大きい声を出すと、ミレイ様にこの後のことがバレてしまいます。

出来れば内密に、と言ったのは貴方でしょう。」

 

ユウユ「そ、そうですね…。」

 

ダンジ「このあとの段取りを確認しに来たついでにミレイの様子を見に来た。」

 

ユウユ「あ、えっと、ダンジさん達は僕がミレイさんを連れて部屋にいる間に、パーティーの飾りつけのお手伝いをお願いしたいです。」

 

ハルカ「わかったわ。

事前に分担はナツコさんから送られてきているわ。それ通りで大丈夫かしら?」

 

ユウユ「はい、大丈夫です。

お願いします。」

 

ダンジ「任せろ。

ミレイの事、頼んだぞ。」

 

ユウユ「はい!!」

 

一度ダンジ達はワンダヒルを後にし、ユウユはミレイの元へと戻っていく。

 

ミレイ「ユウユ、今度は私とやろ?」

 

現在4連勝中でやる気満々のミレイは、デッキを取り出して構えた。

 

ユウユ「はい!!

行きますよ!!」

 

2人「「スタンドアップ!ヴァンガード!!」」

 

2人のファイトが始まった裏で、ダンジとハルカは、飾り付け用の道具を持って近導家へと向かっていた。

 

ダンジ「飾り付け用の物は全部買ったし、あとはあっちで準備するだけだな。」

 

ハルカ「そうね。

灘次、きちんとプレゼントはあるわよね?」

 

ハルカ「あったりめぇだろ!?

ミレイへの誕生日プレゼントを忘れるようなことはしねぇって。」

 

ハルカ「なら良かったわ。」

 

そんな話をしてる間に近導家に着いた2人は、飾り付けやパーティーの準備をしていた。

ワンダヒルでは、ミレイとユウユの白熱したファイトが繰り広げられていた。

 

ミレイ「ヴェルロードのブースト、バヴサーガラでアタック!

ヴェルロードのドレスブーストで前列のパワー+1万!」

 

ユウユ「完全ガード!!」

 

ミレイ「むぅっ……。

ファーストチェック、ノートリガー。セカンドチェック、やったっ!クリティカルトリガー!ドゥイスティーヤのパワー+1万、クリティカル+1!」

 

トマリ「おぉっと、今日のミレイちゃんは光っているぞ!!

相手の5点目からのクリティカルトリガー!!」

 

トマリの実況が響きわたる中、ミレイは攻撃を続けていた。

 

ミレイ「ドゥイスティーヤでアタック!スキルで装備が2枚あるからさらにパワー+1万!」

 

ユウユ「が、ガード!!」

 

ミレイ「もう片方のドゥイスティーヤでアタック!パワー+1万!」

 

ユウユ「ノーガード。ダメージチェック、ノートリガー。

ありがとうございました!」

 

ミレイ「ありがとうございました!

また勝ったっ♪」

 

ユウユがふと携帯を見ると、時計は17:00を過ぎていた。

 

ミレイ「ユウユ、今何時?」

 

ユウユ「もう17時過ぎちゃいました。帰りますか?」

 

ミレイ「うーん、ここにいたいけど、きっとご飯とか用意されてるだろうし……帰ろ?」

 

ザクサ「あれ、もう帰るのかい?」

 

トマリ「ふふっ、気をつけて帰りなさい?

お姉さんとの約束。」

 

ユウユ「はい!」

 

ミレイ「ありがとうございました!!」

 

2人は手を繋いでワンダヒルを出て、近導家へと帰っていく。

到着してすぐに部屋へと向かっていく。

その間にパーティーの準備を済ませるナツコ達。

近導家では、ユウユとその家族はもちろんのこと、ミレイの兄であるダンジ、付き人であるハルカを迎え、ミレイの誕生日パーティーが開かれていた。

 

全員「誕生日おめでとう(ございます)!!」

 

ミレイ「ありがとう!」

 

ハルカ「ミレイ様、こちら私からミレイ様への誕生日プレゼントです。」

 

そう言ってハルカが渡したプレゼントは、写真立てだった。

 

ミレイ「ありがとう!

……何これ?」

 

ハルカ「写真立てです。デートの思い出の写真飾ってください。」

 

ミレイ「ハルカ、ありがとう!大切にするね!」

 

ハルカ「喜んでいただけて嬉しいです、ミレイ様。」

 

ダンジ「ミレイ、誕生日おめでとう!

俺からのプレゼントはカチューシャだ!!気に入ってくれると嬉しいな。」

 

ミレイ「ありがとうお兄ちゃん!大切にするね?」

 

ダンジ「気に入ってくれて嬉しいぜ。

つけてやろうか?」

 

ミレイ「ううん。今色々つけてるから、変に髪いじらない方がいいのかなーって思って。

けど、大切に使うね?」

 

ダンジ「おう!」

 

ナツコ「私たちからはワンピースね!

ミレイちゃん、可愛いからたまには新しい刺激も必要だと思って。」

 

ミレイ「ありがとうございます!」

 

ユウユ「ミレイさん、お誕生日おめでとうございます。僕からのプレゼントは、バヴサーガラの抱き枕です。」

 

ミレイ「嬉しい、ありがとう!大好き❤

けど、なんで抱き枕?」

 

ユウユ「これがあれば、あんまり寂しくないと思って…。」

 

ミレイ「うん、大切にするね!」

 

その後もパーティーは続き、ミレイはもちろん、ユウユやダンジ達は楽しんでいた。

パーティーも終わり、ユウユとミレイは部屋に戻って2人だけで話していた。

 

ユウユ「ミレイさん!」

 

ミレイ「ユウユ、どうしたの?」

 

ユウユ「生まれてきてくれてありがとうございます。ミレイさん、僕の大切な人。」

 

生まれてきてくれてありがとうと言われ、嬉しさに顔を赤くするミレイ。

 

ユウユ「どうしました?ミレイさん。」

 

ミレイ「ユウユが嬉しい事言ってくれるから...///」

 

ユウユ「そうですか?

僕は、ミレイさんが笑顔でいてくれたら嬉しいので。」

 

そう言い、ミレイのハートを撃ち抜くユウユ。

 

ミレイ「(ユウユ、どうしてこんなにサラッとカッコいい台詞が言えるんだろう。さっきの私に対しての生まれてきてくれてありがとうって台詞とか、私の彼氏カッコよすぎ///)

私、ユウユの彼女になれて良かった。」

 

ユウユ「僕もですよ、ミレイさん。」

 

ミレイ「ホント?

嬉しい。ありがとう。」

 

一息置いて、ミレイはユウユを呼んだ。

 

ミレイ「ねぇ、ユウユ。」

 

ユウユ「何ですか?ミレイさん。」

 

ミレイ「さっきのお返し!!

ユウユ!生まれてきてくれてありがとう!!」

 

同じくユウユのハートを射抜くミレイ。

ユウユとミレイのやりとりを、ハルカ、ダンジの2人と、アキコ達近導家の3人が見ていた。

 

ユウユ「ダンジさん!お母さん達なんでいるの!?」

 

アキコ「いやぁ、どんな会話してるのかなーって気になちゃって。」

 

ユウユはダンジたちの元へ行き、話をしていた。

 

ダンジ「ユウユ、いつの間にあんなカッコいいセリフ言える様になってんだよ。

ユウユ、ミレイの事頼んだぞ?」

 

ユウユ「任せてください。ミレイさんは、僕が守ります」

 

ハルカ「ミレイ様を幸せにできるのは、貴方だけね。

ミレイ様の事泣かせたら、許しませんからね。」

 

ユウユ「ハルカさん、僕は、ミレイさんを泣かせる様な事しません。ミレイさんの涙に、僕弱いので。」

 

ユキコ「もう、ユウちゃん、いつの間にあんなカッコいいセリフ言える様になったのね。我が弟は。」

 

アキコ「ホントだよユウユ。これもミレイちゃんって彼女ができた影響かな?」

 

ユウユ「あははっ、そうかもね。」

 

ナツコ「ユウユ、貴方いつの間にあんなカッコイイセリフ言える様になっていたの。

母さんがいないところで貴方も成長していたのね。ユウユ、お母さんからもう一つ。これからも私達と貴方でミレイちゃんの事守るわよ?」

 

ユウユ「うん。お母さん、絶対にミレイさんは守るよ。ミレイさんは、僕の大切な人だから。」

 

ユウユは部屋の扉を閉めて、ミレイの方へと戻っていく。

 

ミレイ「ユウユ、何をお兄ちゃんやハルカと話していたの?」

 

ユウユ「ミレイさんを守らなきゃって話です。」

 

ミレイ「ユウユ、私の事幸せにしてね?」

 

ユウユ「もちろんですよ、ミレイさん。」

 

ユウユはいつの間にかミレイの手を握っていた。

 

ミレイ「何、ユウユ?」

 

ユウユ「今更ですがこれからも、僕のそばにいてください」

 

ミレイ「もちろんだよ。ユウユ大好き❤」

 

ユウユ「僕もミレイさんの事大好きです。」

 

そう言ってユウユはミレイの唇にキスをした。

 

ミレイ「あのさ?

誕生日プレゼント、もう1個貰ってないよ?」

 

ユウユ「ぇ…?な、なんですか?」

 

ミレイ「私、ユウユが欲しい!

今日はいーっぱいギューってして?」




ミレイちゃん誕生日おめでとう!!!
オルゴールの曲はMorfonicaのFatefull…ってことで。
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