2人だけのオーバードレス   作:黒破リンク

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幻世界編!!!

言うだけならタダ。
幻世界の2人だから喋り方も設定も変わってます!!

一応設定

御薬袋ミレイ(幻影)
由緒正しき道場の生まれ。現実世界のミレイとは違い目が見えている。自己防衛の手段として武術を学んではいるが、本当に自分の危機と感じた時にか振るわないと決めている。
兄であるナダツグのシスコンに嫌気がさしている。

近導ユウユ(幻影)
有名なレストランの跡継ぎ。
ミレイとは幼馴染であり、ずっと同じ学校に通っている。ミレイの実家の道場に通っているが、その理由は「ミレイを守るため」らしい。
食べたり飲んだりした物の批評をすぐしてしまう癖がある。


ユウミレif:幻のあなたと

「ユウユ〜!!」

 

愛しの男の名を叫ぶ少女の名は、『御薬袋ミレイ』。

『現実の世界』では、『ザ・デイブレイク』と言うチームのリーダーを務め、ネット配信でアイドル的人気を誇る少女。しかし、生まれつき目が見えず、それが原因で周りの人間から心無い言葉を浴びせられたりすることもあった。

 

だが、この『幻世界』では違う。

目も見え、『兄』がいて。裕福な家庭の生まれなことに変わりはないが、現実世界と異なる人生を歩んでいた。

──そんな彼女には、愛しの男がいた。

彼の名は『近導ユウユ』。現実の世界では『ブラックアウト』の元リーダーで、今は服飾の勉強をすべくパリに留学していた。

 

そんな彼は『この世界』ではミレイの幼馴染で、彼女の告白を受けて恋人となった。

 

「遅れてごめん!」

 

「もー!遅いよぉ!」

 

「ごめんってばっ。」

 

「早く行こ?」

 

そのまま2人は手を繋いで歩き出す。

ルンルン気分なミレイに、ユウユは声をかけた。

 

「ミレイ、どこか行きたいとこある?」

 

「ん〜……特にないかな!

ユウユと一緒にいれればそれで平気!」

 

「いつも学校で会ってるのに?」

 

「うんっ。昔からずーっと一緒だから安心するの!」

 

「ふふっ、それは良かったっ。

──ミレイ、危ないっ!」

 

「ひゃっ!?」

 

歩いてると自転車がミレイにぶつかりそうになり、ユウユは咄嗟にミレイを自分のの近くに引き寄せた。

 

「大丈夫?怪我とかない?」

 

「う、うん///平気……///」

 

「良かった…。

ミレイに怪我なんかさせたら、ナダツグさんに怒られちゃう。」

 

「お兄ちゃん、いっつも過保護だからね…。

今日も、余計なお節介ばっかかけてきて…。」

 

「ナダツグさんらしいね。

……あ、あそこ行こうよ。」

 

そう言ってユウユが指を指す。

その場所は、少しオシャレなカフェだった。

 

「行こいこ!」

 

2人はカフェの中に入っていき、飲み物を注文していく。

ユウユは、届いたカフェラテを飲みながら呟く。

 

「うーん……なんかちょっと甘すぎる気がする…。

……使ってる物の問題…?」

 

「ユウユ、良くない癖が出てるよ?」

 

「……あっ、ごめん…。

気をつけようとは思ってるんだけど、どうしてもね……。」

 

「別に悪いって思ってるわけじゃないよ?

でも、こういうことはここで言っちゃダメ!」

 

「……うん…、今のは僕が悪かったよ。」

 

「でも美味しいね、これ!

……ユウユが良かったら作ってよ!」

 

「うーん……出来るかなぁ…。」

 

と、ユウユは少し考え呟く。

 

「うーん…。

なんとなーく配合はわかるんだけど…。それぞれの素材の組み合わせが絶妙だから……どうだろ…。」

 

「もちろん無理強いはしないよ!

けど、ユウユが作ったカフェラテ飲んでみたいなー…。」

 

「言ってくれたらいつでも作ってあげるよ?」

 

「えっ!?いいの!?」

 

「うん。

食べたいものあったら言って?いつでも作りにいくから。」

 

「ありがと!!」

 

カフェで過ごし、2人は再び街を歩いていく。

 

「ユウユ、ちょっとあのお店行っていい?」

 

「うん、いいよ。」

 

2人はそのまま服屋に入っていく。

その中でミレイは色んな服に目を輝かせていた。

 

「ねぇミレイ、この服気になるの?」

 

「うん!この服可愛くて好き!」

 

ミレイが見たのは、『現実の世界』でよく着ていた服であり──

 

「すっごい可愛いよね!

……でもね、なんかすごい見たことあるの…。」

 

「たしかに…。

でも僕は着てほしいかな。これを着てるミレイが見たい。」

 

「えっ!?」

 

「見てみたい。」

 

「そんなに言うなら……わかった!着てみる!」

 

そう言ってミレイは試着室に向かっていく。

着替え終え、ミレイはヒョコッと顔を出す。

 

「着替え終わったよ!」

 

「みーせて。」

 

「はーいっ!」

 

ミレイは試着室から出てくると、『現実の世界』でよく見たままのミレイがいた。

 

「どう?可愛い?」

 

「うん。すっごく可愛いよ。」

 

「やった!じゃあこれ買う!」

 

「僕が出すよ!

今日ミレイ誕生日だし。」

 

「えっ!?いいの!?」

 

「うん。

……ミレイには、可愛い姿が似合ってるから。」

 

「……ずるい…///」

 

「とりあえず着替えたらまた言って?

僕が買ってくるから!」

 

「うん!ありがと!」

 

ミレイはそのまま着替え終え、試着室から出てくる。

 

「終わったよ!」

 

「はーい。

じゃあお金払ってくるね。先外で待ってて?」

 

ユウユはそのまま会計に向かう。

ミレイが外でユウユが戻ってくるのを待っていると、男2人がミレイにナンパしようと近づいてきていた。

 

「へいへいそこの姉ちゃーん。

俺らと一緒に遊ばな〜い?」

 

「ごめんなさい、今連れがいるので……」

 

「連れの人許してくれるっしょ〜!

ほら行こうよ〜!」

 

そう言って男達はミレイの手を掴もうと手を伸ばす。

 

「や、やめて……っ!」

 

「……すみません、うちの連れに何してるんですか?」

 

会計を終え、ユウユが戻ってくる。

しかし、その声には確かな怒気を孕んでいた。

 

「は?なんだお前?」

 

「僕の連れに何しようとしてるんですかって聞いてるんです。」

 

「ただこの子と遊ぼうって言ってただけなんだけど。

つーかてめぇ誰だよ。」

 

「僕ですか?

……僕はこの子の彼氏ですけど。」

 

「はぁ?てめぇが?」

 

「……人の彼女に手を出さないでください。

僕も彼女も、何をするか分かりませんよ。」

 

「チッ、興ざめ。

おら行くぞ。」

 

「うっす。」

 

そう言ってナンパしようとしてきた男達は去っていく。

 

「……ごめんユウユ…ありがとう…。」

 

「いいよ全然。

……僕の方こそごめん。ミレイを危ない目に合わせちゃって。」

 

「ううん…私がちゃんと振り払ってたらこうならなかったから…。」

 

「……これ、ナダツグさんに怒られちゃいそうだね。」

 

「お兄ちゃんならきっとわかってくれるよ。

……多分…。」

 

そんな話をしつつ、ユウユはミレイの名を呼んだ。

 

「……ミレイ。」

 

「……?」

 

「誕生日おめでとう。

改めてだけどこれ、プレゼント。」

 

そう言って、ユウユは先程の服が入った紙袋を手渡す。

 

「ありがとう…!!」

 

ミレイは嬉しさのあまりユウユに抱きついていく。

 

「わっ!?」

 

「ぎゅぅ〜!」

 

「ど、どうしたの突然…!」

 

「これはね、嬉しいって証のハグ!

あ、久しぶりにユウユのお家行ってもいい?」

 

「いいよ、おいで!

きっと母さん達も喜んで歓迎してくれるよ。」

 

こうして、2人は並んで手を繋ぎながら歩いていく。

……絶対に離さない、と言わんばかりに。




Q:幻世界って文言加えとけば何してもいいと思ってない?

A:はい。思ってますが何か?

……閲覧いただきありがとうございます。
ない知恵を捻って書きました。


感想どしどしお待ちしてます!!!!!!!本当にお願いします!!(切実)
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