私は今も、デイブレイクのリーダーとして活動している。かつてはチーム狩りをやっていた。でもその時、私はとある人と出会った。
彼の名前は近導ユウユ。ユウユはブラックアウトのメンバーで、当時の私にとっては敵だった。彼はお兄ちゃんから『
那古野城での戦い。ブラックアウトがハルカやお兄ちゃん達を退けて、頂上にいた私のところまで辿り着いた。
私はその時、ユウユともう一度戦った。前に戦った時は私が勝った。でも那古野城で戦った時、私は負けた。攻め手が枯れ、守る手段もなくなり、最後はかつての相棒だった、トリクスタの一撃を受けた。
それからユウユはブラックアウトのリーダーとなって頑張ってる。
そして今、私はユウユとお付き合いしてる。
ユウユとの時間は楽しいし、すごく満足してる。
でも、一つだけ不満なことがある。それは私はユウユがどんな顔をしているのかが分からない。
ユウユは私が見える。でも私はユウユが見えない。私は生まれつき目が見えないから、ユウユがどれだけかっこよくなっても、私はそれを見ることが出来ない。
それだけが、本当にそれだけが不満。
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日曜日、僕の家にミレイさんが来た。
理由は、僕の家に1度来てみたいから、というシンプルな理由だった。
那古野からここまでかなりかかるけれど大丈夫なのだろうか……。
ミレイ「ユウユ?」
僕はミレイさんに声をかけられていたことに気づいた。
ミレイさんは僕に話しかけてくれる。僕はミレイさんと話す時間がすごく好きだ。
ミレイ「ユウユ、ギューってしていい?」
こんな風に、可愛い言い方をしてくることがあるミレイさん。
僕は許可を出すと、ミレイさんは僕の左腕に抱きついてくる。
ミレイさん曰く、僕の腕は落ち着くとの事。僕から見て、腕に抱きついている時のミレイさんの表情はすごく幸せそうな顔をしている。そんな姿を見ると、抱きつかれてる僕の方まで幸せな気持ちになる。
ミレイ「ユウユ、今幸せ?」
ふと、ミレイさんは僕に質問してくる。
答えはもちろんYESだ。この時間がずっと続けばいい。そう思っていると僕は素直に伝えた。
扉の方向を見ると、お母さんたちが扉の向こうでニヤニヤしながら見ていた。
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リビングに呼ばれた私は、ユウユのお母さんと話していた。曰くユウユは今、とあることのためにお姉さん達と準備しているとのこと。
何をしているんだろうと思っていたら、後ろからユウユの声が聞こえた。
私はその方向を向くと、どうやらユウユは、トリクスタを模した衣装を着ているとのこと。
見たいのに見れない、そう思っていた私に、ユウユのお母さん達が「同じようなの、着てみる?」って言ってくれた。
すかさず私は「着たい」、と答えた。
そしたら、準備に取り掛かったユウユのお姉さんたち。私はそこに向かい、着替え始めた。
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僕はトリクスタの姿を模した衣装を着て、リビングに戻り、ミレイさんを呼んだ。ミレイさんの顔を見て、少し悲しそうな顔をしていた。するとアキコ姉ちゃんがミレイさんに話しかけ、ミレイさんは即答していた。
僕はその間、ここで待っていようと思い、ここで僕は待っていた。
その間、僕は色んなことを思い返していた。
ダンジさんと出会って、ヴァンガードを知り、ブラックアウトのみんなで切磋琢磨して。トウヤさんにリーダーが変わって、トウヤさんとメリーゴーランドを直すためにお金を稼いで。那古野でミレイと出会って、那古野城でファイトして。高校生になって、僕はブラックアウトのリーダーを任された。デラックスに出て、ミレイさんから『Xo-dress』のカードを託され、そのまま優勝して。アメリカまで行ったり、ユニフォーマーズの暗躍を知って。それで今は、ミレイさんとお付き合いしてる。
もっともっと、ミレイさんに相応しいような人になりたい。ファイターとしてもミレイさんの隣に相応しいように、強くなろうと僕は思った。
暫くすると、ミレイさんが帰ってきた。
見るとトリクムーンの衣装を着たミレイさんが立っていた。
ミレイ「どう…かな?ユウユ///」
可愛い……。ミレイさん、トリクムーンの衣装が似合ってる……。
ミレイ「ユウユ?」
「可愛いですよ!ミレイさん!」
ミレイ「あの、アキコさん!これ貰ってもいいですか?!」
と、ミレイさんはアキコ姉ちゃんに伝えると、アキコ姉ちゃんは軽いノリでOKした。
ミレイさんは僕に抱きついて、写真を撮ってもらおうとしていた。
ミレイ「ユウユ、写真撮ろ!」
するとアキコ姉ちゃん達は僕とミレイさんを写真に撮る。その写真を見ると、僕の左手にしっかりと抱きついている写真が撮れていた。
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私はユウユのお姉さん達と着替えていた時、お姉さん達からユウユを女装させたことがある、と聞いた。
私はそのことを知らない。だって、出会う前にしかやってないから。いつか、私の前でもやって欲しいな…と思ってしまった。ユウユはきっと嫌だと言うだろうけど、私は一度でいいから見てみたい…。
そんなことを考えているうちにいつの間にか終わっていた。
後で聞いた話だと、私の姿はトリクムーンの姿をしていたと、ユウユから聞いた。
ユウユ、今度は私の隣で女装の姿で立って欲しいな!