いつもありがとうございます。
ミレイ「ユウユ、これから一緒だね!!」
「ミレイさん、なんでこっちに転校を!?」
なんでこんなに驚いているか……それは昨日まで遡る…。
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前日──
教師「明日、ここに転校生が来ます。かなりの有名人ですから、騒がないようにだけお願いしますね。」
担任の先生から明日転校生が来る、そう聞かされた僕は、誰なんだろうと思いながら、ブラックアウトに顔を出しに行っていた。
トマリ「どうしたの、ユウユ?」
「いや、あの…明日僕の学校に転校生が来るんです。かなりの有名人だって言うので…誰かなと思ってるだけです……。」
トマリ「あらー?ユウユったら、ミレイちゃんと言う彼女がいながらそんなこと考えてたのー?」
「何言ってるんですかトマリさん!僕はミレイさん一筋ですから!!」
トマリ「あら、随分とお熱い恋人ですこと。」
そう言って笑いながら言うトマリさん。
突然僕の携帯に着信が入り、見るとミレイさんからだった。
「あれ、ミレイさんからだ。」
トマリ「ほら、私はいいから、出てあげなさい?」
「はい!」
そして僕はみんなとは少し離れて、電話に出た。
「もしもしミレイさん?」
ミレイ「もしもーし!」
「どうしたんですか?」
ミレイ「ユウユの声が聞きたくなっちゃって!」
「ふふ、いつも電話してるじゃないですか?」
ミレイ「毎日聞きたいもん!
あ、それでね、明日からユウユのところ用事あるから、待っててね!」
「明日ですか?僕学校ありますけど…。」
ミレイ「知ってるよ?どんなのかは、明日のお楽しみ!」
「ふふ、なんですか、それ。」
僕とミレイさんは笑いながらしばらく電話を続けていた。
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2人の電話を影から見ていたトマリとメグミは、話をしていた。
トマリ「全く、青春してるわねー、ユウユ。」
メグミ「ホントだよ。でも、いいことなんじゃない?ああやって笑っていられることが、ユウユとミレイちゃんにとっては幸せなんだよ。」
トマリ「あー!私も彼氏欲しいー!!」
メグミ「ザクサがいるじゃない。」
トマリ「あの子はまぁ…いいとは思うんだけど…事案になりそうでね…。」
メグミ「それ言っちゃう…?」
トマリ「そ・れ・に!最近連絡つかないし!!あの子今どこで何してるのよ…。」
メグミ「確かに、最近ザクサ見ないね。
ミレイちゃんのところにいるはずなんじゃないの?」
トマリ「それが、この間電話した時明らかに車かなんかに乗ってた感じの風の音がしたのよ!!だから今、ミレイちゃんのところにはいないと思うわ!」
メグミ「それは心配…だね。」
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ユウユとの電話を終えた私は、明日の準備をしていた。
もちろん、ハルカに手伝って貰ってるけど。
ハルカ「ミレイ様、これ入れておきますね。」
「うん、わかった!」
ハルカ「これが終わったらすぐに出発しますので、自分で出来る支度はお願いしますね。」
「はーい!」
そう言って私は1人で出来ることをしていた。
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翌朝……
教師「皆さんお静かに。それでは、自己紹介お願いします。」
ミレイ「はい、御薬袋ミレイです!よろしくお願いします!」
僕の学校にミレイさんが来た。
自己紹介を終えたミレイさんの席は、僕の隣だった。
クラスメイトA「うぉぉ、デイブレイクのミレイ様だ!」
クラスメイトB「やっぱミレイちゃん可愛い!」
ホームルームが終わり、休み時間になると、クラスのみんながガヤガヤと話しはじめる。
ミレイ「ユウユ、これから一緒だね!」
「ミレイさん、なんでこっちに転校を!?」
ミレイ「なんでって、ユウユの事が大好きなんだもん!」
みんなの前で大好きだって言ったミレイさん。
今僕の顔は恥ずかしくてきっと真っ赤になっているんだろう。
クラスメイトA「近導の奴、ミレイ様とどういう関係?」
クラスメイトB「えっ、気になるー!」
クラスのみんながすごくこっちを見て話しはじめる。
クラスメイトA「近導、お前ミレイ様とどういう関係なんだ!?」
「えっ…と…。」
ミレイ「…私に任せて、ユウユ。」
僕にだけ聞こえるような小さな声でミレイさんは言った。
ミレイ「…あの、私ね、ユウユとお付き合いしてるんだっ!」
クラス「えぇーー!?!?」
「ミ、ミレイさん…!?」
ミレイさんの突然の暴露にクラス中が大騒ぎになる。
ミレイ「ユウユ、手…繋いで?」
「え…は、はいっ。」
僕はミレイさんの右手を握る。
するとミレイさんは所謂恋人繋ぎの握り方に変えた。
「えっと、この通り、付き合ってます…。」
クラスメイトA「お前、今までそんなこと言ってなかったじゃねえか!」
「いや、だって言えるわけないじゃないですか…。」
クラスメイトC「いや、ご最もすぎて笑うしかない。」
ミレイ「ユウユ、これからずっと、一緒だね?」
と耳元で小さく言ったミレイさん。
そのまま僕の頬にキスをした。
「!?!?!?!?
ミ、ミレイさん!?何するんですか!?」
ミレイ「ふふ、ユウユ、今顔赤いんでしょ?何となくわかるよ?」
「さ、流石ですね…。」
クラスメイトD「おーいユウユ、こんなとこでイチャつくなー!」
クラスメイトE「そーだそーだ!」
その時、僕は思った。
(恥ずかしくて今この場から逃げ出したい…!!
ミレイさんを連れてこの場から逃げたい…!)
ミレイ「ユウユ、授業の場所に連れてって欲しいな?」
「は、はい!」
僕は準備をして、ミレイさんと授業の教室へと向かって行った。
ミレイさんが僕の左手を抱きしめながら。
「ミ、ミレイさん、みんな見てるから…。」
ミレイ「嫌。今ユウユと離れたくない。」
とキッパリ言うので僕は諦めるしかなかった。
けれど、ミレイさんの顔を見ると、すごく嬉しそうな顔をしていた。
(そうか、これからミレイさんと一緒に学校に行けるのか…。)
僕は心の中で嬉しくなっていた。
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夜のワンダヒル──
私とユウユは学校を下校してすぐ、ワンダヒルへ向かった。
「ふふ、なんだかここも久しぶり…!」
ユウユ「ですねっ!」
メグミ「あれ、ユウユにミレイちゃんだ。一緒に来るなんてどうしたの?」
トマリ「あら珍しいわね?」
ユウユ「あの──」
「私、加賀に引っ越して来ました!」
トマリ メグミ「「ええっ!?」」
ユウユ「そうなんです、昨日連絡が来た時は知らなかったんですけど、今日からこっちで生活するって言うので…!」
「ユウユと同じ学校なんだー!」
トマリ「ユウユってば、幸せ者ねっ!」
メグミ「そうそう。」
ユウユ「ちょっ、トマリさん、メグミさんっ!!」
また顔を赤くするユウユ。
けど、隣に私がいるのに楽しそうにしてる……
「むぅ…。」
ユウユ「ミ、ミレイさん!?」
私は左手に抱きついていた。
トマリ「あらあら、ミレイちゃんってば大胆ね。ユウユの顔真っ赤じゃない。」
「ぎゅーっ。」
ユウユ「ミ、ミレイさんっ。」
「ユウユ、楽しそう。」
ユウユ「それは…その…。」
「浮気?ユウユ、私に嘘つくの?」
ユウユ「違いますよっ!僕はミレイさん一筋ですからっ!」
「...///」
私一筋って言われて、私の顔はきっと真っ赤になってるんだろうな…。
ユウユがそんな風に思ってくれてたなんて…!!
トマリ「もうっ!2人だけ青春してるのズールーいー!お姉さんも青春したいー!!」
メグミ「また言ってる…。」
「ほら、ユウユ!行こっ!」
ユウユ「はい!」
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ミレイさんに連れられて僕はワンダヒルでファイトした。
その帰り道、ダンジさんとハルカさんに会った。
ダンジ「ユウユ!!」
「ダンジさん!?ハルカさんまで!?」
ハルカ「お迎えに上がりました、ミレイ様。」
ダンジ「ユウユ、ミレイ連れてワンダヒル居たみたいだけど、メグミやトマリとは何も無かったよな??」
圧力をかけて来るダンジさん。
ハルカ「ミレイ様を悲しませるようなことをするならばすぐにあなたをミレイ様から離しますから。」
「わかっています。僕はミレイさん一筋ですから。」
ダンジ「それ聞けて安心したぜ。お前にならミレイは任せられる。」
ハルカ「帰りましょう、ミレイ様。」
ミレイ「……嫌。」
ダンジ「嫌って言ったって──」
ミレイ「私、今日ユウユのお家に泊まる!」
「えっ、ミレイさん!?」
ミレイ「いいよね、ユウユ?」
「え、まぁ…全然大丈夫ですけど…。」
ミレイ「やったー!」
ハルカ「それじゃあ灘次、帰るわよ。」
ダンジ「へいへい。
んじゃ、ユウユ、ミレイは任せたぞー!!」
「はい!
それじゃあ、行きましょうか?」
ミレイ「うん!」
僕たちは手を繋いで、家まで向かって行った。
今回の2人、とてつもなくイチャついてた……。
時系列なんてものは知りません!けど、ザクサがここにはいないってことは…。って感じで少し匂わせてます。
ではまたっ!