歌い踊るマリアに転生しました。次こそはドームライブを成功させます!   作:MaguroN

3 / 5
改稿版2話 B小町

 

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆昼・室内・ドキュメンタリー撮影★☆★☆★☆★☆★☆

 

 

 

 

カメラ目線の紫がかった黒髪のアイドルは語る。

 

「B小町の顔合わせの日、今でも覚えてる」

 

「興奮しちゃって、1時間くらい遅刻しちゃったの」

 

「しっぱいしちゃったなー」

 

「高峯先輩におこられてさー」

 

「そうそうその時からいっつもおこられてたなぁ」

 

「高峯先輩はみんなのおねぇちゃんって感じだったしニノ先輩はなんか小悪魔ってかんじで渡辺はなんだろ、唯一の同じ年齢だったしライバルって感じだねー」

 

 

 

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆星野アイSide★☆★☆★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

顔合わせをしてそのあと宣材写真撮影やらレッスンをしながら数日が過ぎた。

 

私が初日に遅刻したことは高峯先輩とニノ先輩は初日こそ怒っていたが、翌日からは普通に接してくれた。

 

この業界は変人が多いし、細かい事を気にしていたら身が持たないっていうのが、高峯先輩とニノ先輩の認識らしい。

 

あとは、先輩方ではないが、気に入らない仕事だと遅刻やドタキャンを繰り返して、仕事が減ったり、ブッキングされたりするらしい。

 

だから挨拶は基本だし、時間にルーズなのはだめだよっと高峯先輩におしえてもらった。

まぁアイのロールプレイをしているのでしばらくは直すつもりはないが。

 

ちなみに、高峯先輩は運悪くその人と仕事がブッキングして真なるモデル対決をしたと、ニノ先輩に武勇伝を教えてくれた。

 

真なるモデル対決?と疑問に思った。

おそらく、能力をそれぞれ出し合って、戦う俺の能力TUEEEバトルでもしたのだろうか?

さすが、小学校低学年からジュニアモデルをしていた2人だと感心した。

 

B小町は【4人】のアイドルグループだ。

ここからあと3人入ってきて7人グループになるのだろう。

ただ、原作の小説45510でのアイはあくまで、初期メンバーの高峯、ニノ、アイ、渡辺の4人が好きなようではあるが。

そうでないとわざわざ携帯の暗証番号を45510にするとは思えない。

 

この初期メンバーは原作でも描写されていなかったが、かなり実力が高いメンバーで、斉藤社長もそう思ったからこそのベストメンバーだと思える。

 

まず1人目高峯先輩、2学年上の中学3年生。最初は事務所の先輩だし高峯先輩と呼んでいたが、アイドルとしては同期だから呼び捨てにしろと言われて以後も高峯先輩と呼んでいる。

 

彼女は天性の歌声でオーディエンスを惹きつける、一番年上だし暫定のリーダー。

 

「アイ・・・・・・えーっとアイって音痴だね・・・・・・・」

 

って目を合わせずに言われた時はすっごい申し訳ないし恥ずかしい気持ちになった。

 

レッスンが終わった後に他の3人にカラオケボックスに拉致られて歌わされたなぁ

 

カラオケの採点は赤点だったけど。この点数は墓までもっていこう。

 

それからはレッスンが終わったら、カラオケボックスに連れていかれて練習したなぁ。

 

高峯先輩は音痴なわたしを聞ける程度まで練習に付き合ってくれた面倒見の良い先輩だ。

 

2人目は二ノ宮ことニノ先輩、中学2年生。彼女の演技力は抜群で感情表現がとびぬけている。

 

ニノ先輩はとにかく表情が豊かだ、うれいしいことはうれしい。悲しい事は悲しいと表情と全身からつたわってくる。

 

「アイちゃんていつも微笑を顔に張り付けてるよね。あたしが男どもを虜にする表情を教えてあげるね」

 

そう言い出したニノ先輩と完璧な笑顔の練習に付き合ってもらった。

 

「この表情ね、覚えたゾー」

 

まだ、感情がのってないけど完璧な笑顔だと思う。

 

「やっぱりアイちゃんは表情が豊かになるとかわいいなぁ、まぁあたしには負けるけど」

 

「他にもかわいく見えるしぐさや表情はあるんだけどそれは観察して盗んでいきなさい。あたしの武器だしね」

 

「わかりました二ノ宮先輩」

 

二ノ宮じゃなくてニノで良いわよって顔を真っ赤にしながら言ってたニノ先輩はすっごくかわいかった。

 

最後は渡辺、中学校1年生で小学校ではダンスをしていたらしくダンスのキレがいい。

 

渡辺は高峯先輩やニノ先輩とは違ってわたしと同じスカウト枠だ。

 

あまりの音痴さに落ち込んでたところに

 

「アイさんは絶対にトップアイドルになれます!これは自然の摂理ですっ私には負けますが!」

 

とか

 

「アイさん!小顔で美人ですっ!私の方が可愛い系ですが!」

 

とか

 

「アイさんみんなの技術を吸収していって、すっごいですっ!わたしもがんばりますっ!」

 

っていつもよいしょしてくれる。すっごく、褒め上手な子だ。

 

ていうことが顔合わせからここ数か月のうちにあった。

 

今日はグループ名が決定したらしく、その発表のために事務所に集合している。

 

「グループ名が決定した【B小町】これで行く」

 

わたしたち4人は真剣な表情でうなずく。

 

「目標はこんな弱小プロダクションだが、【B小町】でのドームライブだ」

 

そしてわたしたちは、合同ライブやビラ配りとレッスンの日々を送るのだった。

 

 

★☆★☆★☆★☆★☆星野アイSide END ★☆★☆★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

 

NEXTSCENE アイドル

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。