ロボボプラネット・タランザでゴー!   作:さわたり

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ボスはメタナイトでゴーと同じでRe:です。


レベル2 レジデンス・ラボラトリー

フロラルドの、女王直下の大陸ロイヤルロードはそれなりに発展した地域だ。帝都セクトラトアとなればなおの事。とはいえ、その技術を支えていたのは魔法である。

ラスタードロードで車を乗り回すワドルディたちを見て、科学技術でここまでできるのかと、一瞬の侵略ふくめタランザは息をのんだ。しかし感心ばかりもしていられない。

 

「えーっと、渡るなってことっぽいのね」

 

赤い信号の間は車が通るという事は、まあ見ていれば察しが付く。律儀に待っていた彼だが浮いた方が速いと少しして発見。自分も乗せてくれればと思いつつ、まあ進行方向が目指す側ではないと諦めて道を通っていく。侵略は困ったものだが、こういった文明はよければ置いて行ってくれなどと思いつつ。

 

さて、道のど真ん中で、突如魔法生物が姿を現す。魔術師タランザには知れた相手、「テレパトリス」だ。黒の個体は強め。

 

「~~~!」

 

「相変わらず何言ってるかよくわかんないねぇ」

 

まあ魔術言語故聞こうと思えば聞けるが、構っている暇はない。どうせハルトマンの手先だろう。放つ光弾を避け、タランザボール、投擲。瞬間移動でかわされるが、跳ね返った弾に今度はヒット。最後は糸でくるんだそいつを思いっきり叩きつけ、撃退。

魔術師の相手ではなかった。町並みを駆け抜けた先、走り抜ける車の一体が目的地側に向かっているようだった。隙を見ってグイっと乗り込み、お隣のワドルディ、驚愕。

 

「お邪魔するのね」

 

「えっ」

 

「まあ、まあ。キミだって、敵?に忠誠誓ってるわけじゃないでしょ?」

 

「ぼくは……えーっと、一応ハルトマン社長に雇われて」

 

「ハルトマン?それがあの企業の名前なのね」

 

「あ、はい。ハルトマンワークスカンパニーと言って……」

 

「じゃちょうどいいのね。乗せてってくれよ」

 

ワドルディ、少し考えるさまを見せ……結論は「まあいっか!」。のんきな者たちである。

 

 

 

 

 

星のカービィ

ロボボプラネット

タランザでゴー!

レベル2

レジデンス・ラボラトリー

 


 

つづく、タランザでゴー!

冒険をはじめたタランザ。

そのきょういを認識した侵略者たちは、

タランザにアーマーを差し向けた。

あやつりは、彼の得意分野などとは知らず。

 

 

 

 

「あれは?」

 

「なんとか基地です。あの、空からの侵入者を排除するっていう……」

 

「乗せてもらえてラッキーだったのね……」

 

見るからに仰々しい砲台を尻目に、悠々と通過。よかったのかなと首をひねるワドルディに、「美味しいモノでも食べてね」とこっそりポイントスター譲渡。跳ねるように喜ぶのだからちょろいものだ。

あとまあ嬉しそうでそんなに悪い気はしない。タランザはそんな車を見送り、目の前の研究施設へ視線を向ける。

 

「……!」

 

研究施設越しに見えたのは、愛しのワールドツリーであった。その奥に色々なものを見ながら、タランザの目に、ふと何かが映る。

 

「……あれ、は」

 

ワールドツリーから去っていく、機械たちらしき影。まさか連中の魔の手が? そんな危惧をよそに、見たところ大きな問題は起きてはいなさそうだ。何より今からまっすぐ向かえば、先ほどの基地……書いてある情報通りなら、ンギュア基地に焼き尽くされるだろう。

そこで、ふとタランザは考えた。ワールドツリーを研究しているなら、その成果が、きっと……。

 

タランザは意を決して、研究所へと突撃した。彼を迎えたのはレーザーによる防衛システムだ。かわしながら、あたりの研究を手あたり次第見守る。邪魔するなとばかりにウィーリーが突っ込んでくるが構っている暇など無い。糸を絡めて投げ捨てつつ、浮かぶ溶液たちの情報一つ一つを見ていく。

 

「……っ」

 

……成果はない。焦りすぎたかと肩を落とす彼の元に、ウォーターガルボロスが現れる。捕獲したモノか? 身構えてよく見れば、なにやら不気味な紫色。吐き出す液体は明らかに健康に悪そうな色だ。

 

「ポイズンボロスってところかね」

 

こちらを敵だと認識してか、飛び掛かってくる! タランザからすれば、こんな奴がハルトマンたちの手元に居るという事実自体が恐ろしい。いくらでも毒、汚染をまき散らす存在がそこに居れば……。

 

「倒すほかないのね!」

 

「んべっ」

 

「毒を……!」

 

かわした毒が地面に着弾すれば、そこに泡立って残り続ける。ジャンプでかわしつつ、次の毒攻撃は糸でくるんでお返し。追い詰められたポイズンボロスは毒をまき散らして突進を放った。

 

「あぶないっ」

 

糸のトランポリンですぐさまかわし、さらに糸を張って攻撃。繭にくるむとはいかなかったが、引っかかってダメージを負っているようだ。間髪入れず糸を叩きつけ、ポイズンボロス、撃破。

さて、進めど進めど、期待する答えはない。侵入者対策かは分からないが、迷路のようなしかけも多々見られる。律儀に解いて進みつつ、結局タランザは何かを得ることもなく、研究所の出入り口から、名残惜しそうに去るだけであった。

 

すぐ近くにあるのは、カジノである。女王に仕えていたお坊ちゃんとしては縁のないところだが、研究所から出ていくハルトワーカーたちがそこに入るのが見えた。情報収集ついでに息抜きでもするか? 若干やけくそになりながら、タランザはカジノへ。

 

「あ」

 

「あ……」

 

そこで目が合ったのは先ほどのワドルディ。コインスターをいささか大事に抱える彼を一瞥。少し笑いを零してから、「無駄遣いには気を付けるのね」と一言。

ファニーロバッツが芸を披露したり、住民たちがやたらデカいビリヤードで一喜一憂したり。まあ、シュミは悪いようだが賑わいになっている。町並み同様、侵略はともかくこういう施設は残しても、と思ったり。

 

シミラも、なにか芸を披露している。低俗な娯楽なのねと、少し斜に構えて見ていたタランザ。そんな彼の顔が、一瞬鏡の光として写り込む。

 

『こんなに醜い体ではダメ……』

 

鏡に縋りつく、"彼女"の姿が脳裏で暴れる。

 

「う……ッ!」

 

詰まった息のような、そんな声を上げた彼に何事かと振り返る者たち。段々とそれが敵対者タランザであると看破する声に変わっていき、彼の選択肢も逃走に変わる。

 

「待て!」

 

「誰が!……っていうかなんでいちいちこんなにデカいのかね……!」

 

転がる巨大なダイスの隙間を縫って逃走、逃走。ルーレットの上を弾を避けながら駆け抜け、糸を放って大ジャンプ。さらに走り抜ける彼を、金色の鎧ザンキブルが阻む。

 

「倒すしか……って、あれ?」

 

とっさに、ダイスの下を潜り抜けて。……従業員や警備員用だろうか。インベードアーマーを見つけ、悪~い笑みをタランザは浮かべた。

乗り込んで、起動! 予想通り、それはタランザ用のモードに切り替わった。

 

「反撃の時間なのね!」

 

雑魚たちにはなった糸は一気に何人も拘束。鞭ではたけば、かるーくポンポンと飛んでいき。それでもザンキブルは勇猛果敢だ。同族たちの中では強い方という自負だろうか。糸の鞭でボコボコダイスを壊しながら迫るロボボアーマーに放つ巨大カッター。タランザは魔法の光弾をアーマーから放ってはじき返し、さらにその光弾を糸の塊にして、蹴り飛ばす!

 

「さらに!」

 

調子に乗ったタランザは止まらない。糸を大量に放ってザンキブルを絡めとり、蹴っ飛ばしてフィニッシュだ。

 

「くふふ、負ける気がしないのね!」

 

そのままずんずん進むが、どうも出口が小さい。押しのけて壊せるような質感でもない。ため息を吐きつつ、結局無駄足だったとばかりにカジノをあとにした。

さて、杭の前で歓迎してくれるのはウイスピーボーグの時と同じらしい。開いた扉の奥は先ほどと似たような研究施設であり、浮遊した装置が、ホログラムを放った。

 

「おっとっと……」

 

ホログラフ防衛システムズ、そいつが真っ先に向けてきたのはホロ・クラッコ。かつてカービィと戦ったクラッコを知る身としては、身構えしまう。

しかし、そいつはデカくなったり一帯に雷を落としまくることもなく、簡単にタランザの放った衝撃波にひるむ。怒り任せに雷撃を放つが、タランザの放った糸によって、すぐさま撃破。防衛システムも破損。

 

「ま、これで終わらないのは予想通りなのね」

 

次に繰り出してきたのはホロ・ローパーズ。彼は首を傾げ、すこし特徴と照らし合わせて思い出す。そういえば、異世界を飛ぶという鳥がこんな姿なのだと。二体の鳥に挟まれつつ聞いた話を思い出す。

 

「こんなデータどこで手に入れたのだか……」

 

炎をまとって突撃する攻撃を糸のジャンプで避けると、分かってたとばかりにもう一方がブラックホール展開。吸い込まれる! アワアワと焦りつつも、空中に張ったクモの巣で自身を保持。

エネルギーを溜めてタランザバーストを放ち、同時に二体撃破。だんだんわかってきた。四つの装置が連なって、今一個こわれた辺り……。タランザが残りの戦いの数を踏んでいると、次のホロ・アイスドラゴンの接近。

 

「なんだかちょっとかわいいのね!」

 

そうは言ってもまあ、相手はホログラム。突如の突進を喰らって、タランザもまあ油断できる相手ではないと思い知る。間髪入れず、ツララを降らせて来るアイスドラゴン。どうせあるなら活用する方がいい。タランザはかご状にした糸を操り、ツララたちをホールド。アイスドラゴンの前で解き放つ。

 

ひるむアイスドラゴンへ間髪入れず、再びかご……タランザウェブホールドで、衝撃波の星たちを囲み入れ、解放! やはりオリジナルに比べれば大したものではない。しかし敵はもう一体だ。次はデデデでも出してくるか?それともカービィ?

身構える彼の前に現れたのは、ホロ・ガラーガ。……元をたどれば、フロラルドで崇められていた石像だ。そこまで調査の手が及んでいる事実を確認し、タランザは少し険しい顔をする。何より、タランザが魔法で動かした石像だ。

……裏を返せば、魔法で理解した相手という事でもある。

 

「何をするかは分かってるよ」

 

激しい尻尾の攻撃をかわし、車輪になって突撃する技もかわし。驚愕こそしたがタランザの敵ではない。放った魔法で、簡単に撃破してしまった。

バチバチと電気を漏らして暴れる防衛システムも、張っておいた糸に自ら突っ込んで爆破。戦いは終わった。

 

「ま、お安い御用なのね」

 

立て続けに爆破する杭。構っている暇はない。タランザは、いままさに焦りの渦中であった。

行く先は次の杭。そこは、オクターンオーシャンである。

 

 

 

 

 

 

 

ワドルディカーズ

 

 

 


 

ワドルディが運転するクルマ。

交通マナーも覚え、信号で止まる

あたり、じゅんのうは早いようだ。

しかし、ものすごいスピードで飛ばすので、

危険な運転としてけねんされる。

 




ポイントスターとハルトマニーの両替所があるんだと思う
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