取り敢えずGW前に一本書けました(ヽ´ω`)
もう一本早いウチに書きたいですね・・・。
GWが明ければお仕事+試験勉強モードになりますので・・・。
ではでは、諸々紐解かれてくる#4でございます。
「…HEEL?何のことだかさっぱり分からないんだけど…ことりは…」
「はい。そんな訳でここに南ことりさんのプロフィールがあるので読みあげたいと思います。」
「ちょっ!ことりの話を…」
彼は私の話なんて耳を貸さずメモ紙を読み上げようとする。
「南ことり 9月12日生まれ。身長159㎝。スリーサイズはBはちjy…」
「ちょっと待って!伊達君がなんでそこまで知ってるんですかぁ!?」
予想もしてない言葉が出て私は激しく動揺した。
「そんなもん❝ボンクラ新聞部❞さゆりちゃんに調べてもらえばイチコロよ。」
「し、知っててもここで言わなくていいです!」
「つーかさ…」
「?」
「____メッキ剥げてきてんぞ。南。」
「!?」
メモ紙から一度も目を離さなかった彼がそう告げながらしたり顔で目線を私に向けてくる。
「メッキも何もことりは…」
「はーい。プロフィール続き行きまーす。」
「もう!!!」
彼に終始ペースが乱される。彼が何を考えてるのかが全く見えてこない。
「2年前の4月音ノ木坂学院に入学。廃校が決まった2年より廃校阻止の為、高坂穂乃果、園田海未とμ'sを結成。」
彼は淡々と私が歩んできた道のメモ紙を読む。
「初めのLiveは残念な結果に終わるも、その後メンバーが9人となりオープンスクールイベントは成功。廃校阻止の一役を担った。」
「そして、1度留学を決意するが日本に残ることを最終的には選択。その後の第2回ラブライブ!でμ'sはA-RIZEを最終予選で破り勢いそのままに決勝大会で優勝。」
「μ's解散後もスクールアイドル活動を継続。現在は新一年生が加入したユニットでラブライブ!に参加中。予選を勝ち上がり目下、最終予選に向け練習、作詞・作曲、ダンスレッスンと大忙し…ってとこか。」
「このプロフィールをことりに聞かせに来たの?こんなの時間の無駄…」
「このメモ紙にはもう一言書いててな。」
私が話しだそうとするとまた彼は話を遮り話しだす。
「南ことりは卒業と同時に海外へ留学…ってな。」
真剣な眼差しで彼は私を見つめそう言い放つ。
「どうして…その事を知っているのかな?」
今日何度目の動揺だろうか…。
彼が知り得ないであろう情報を伝えられ私は今日1番に動揺した。顔に出てない事を願いながら精一杯の『何気ない顔』顔をしながら…。
「2年勤勉に努めて生徒会の仕事なんかさせてもらうと先生の信頼も厚くてなぁ…」
彼は急に目線を横に向け薄ら笑いを浮かべ『
「『生徒会の資料で使いたいんです。』って言えば個人情報なんてアッサリだったよ。」
少し彼の事が怖くなる。普段の彼はこんな非人道的な事はしない。だけど、今はそれを平気でやっている。
「別に俺もこんなことしたくなかったんだけどなぁ…」
言葉の気持ちなんて感じられない薄ら笑いを浮かべ彼はメモ紙をしまう。
「同級生2人…しかも特別仲が良い、それなりに信頼を置いてる人間に散々な扱い受けてキレちまってなぁ…色々調べることにして今回のこの調査結果だよ。」
私は面倒な人を『敵』に回してしまったんだと少し後悔をした。彼は話すを止めない。
「この調査のもと名探偵フルハタ・ダテ田イチ少年は推理したんだよ。」
「…色々混ぜすぎです。」
自分でも分かる力のないツッコミ。コレ以上彼に踏み込まれるのが怖い。
___カラッポナ ワタシハ ドウナルノ?
「夢を追いかける事を保留していた少女ことりちゃんは遂に卒業と同時に保留を解除して夢を追いかけ直す事を決心しました。」
「ただ、以前の決心で沢山の人に迷惑を掛け傷つけてしまった・・・。」
同じようにに迷惑は掛けられない…
___だから私が大切な人の記憶から無くなればいいんだ…。
「心優しいことりちゃんは自分が嫌われゆっくり記憶からフェードアウトされていく事を選びました。」
「まずは、大事な人と距離を置き、次に大事な人の友人…」
___嫌われて思い出からすら消されるようになればきっとその人は幸せになれる。
「そう心優しいことりちゃんは自分を騙すように言い聞かせて行動を起こしたのでした。Q・E・Dってか?」
終始険しい表情だった彼だが話し終わると心なしか柔らかな表情になる。
「色々混ぜすぎ…ネタも古いし…。」
私は淡々と彼の言葉を受け言葉を返す。
「そんなの妄想だよ…何の証拠もない。」
「そうだな。」
彼はアッサリとした返答をしてくる。
___カラッポノ ココロニ シバシ ウソヲツク
「そんな妄想のためにことりを呼んだなら謝って欲しいな…」
「大学デビューの為にデートくらい体験したいなと思っただけだし…」
「将来は向こうの国のデザイナーさんと付き合って…」
「南。」
___ネツゾウ サレタ キモチ デ ジブンヲ ダマシテ
「別にことりは澤村君なんて好きじゃないし…」
「ミナミ!!!」
「!!?」
彼の怒鳴り声に私は驚いた。
「…どうして邪魔するの…。まだことりが喋ってる途中だよ?」
「どうしてじゃねぇよ…。」
彼はため息混じりにそう呟く。
「___なんでお前はそんなに辛そうに喋ってんだよ…。」
「…えっ?」
彼にそう言われた瞬間…目から涙が溢れてきた。
「お前みたいな純粋で心優しい奴がHEELなんてやるもんじゃねぇんだよ…。」
バツが悪そうに彼は頭をかきながらそっぽを向く。
「…して。」
「ん?」
「どうして!」
気がついたら私は彼に当たり散らすように怒鳴っていた。
「どうして騙されてくれないの!ここまでやっと自分を騙して来たのに…伊達君も騙されて…皆騙されてよ!!」
自分でも意味がわからない子供のダダのような事を叫ぶ。
「残念ながらなぁ…。」
彼は頭をかきながら私をあやすように喋りかけてくる。
「あの『バカ』程じゃないけど俺も南のこと好きなんだよ…勿論、仲間としてな。」
涙で滲んで見えないけど優しい声色で彼の優しい顔は想像出来た。
「南…考え直す気は無いか?」
「…今更無理だよ。」
それでも彼の説得には答えることは出来なかった。
「そっか…。」
彼は溜息混じりに呟き私を見据える。
「お前は俺の親友を騙した…それも結構な大騙しだ。」
「仕返しはさせてもらうから。」
そう一言言い放ち彼は部室を出て行った。
最後までご覧いただきありがとうございます!
スパンが空いてる間にも割りと細かい内容を詰めて居たので
結構書き上げは早かったです。
さてさてここからガッツリ展開していきますよぉ~
厨二宏樹くんはまだまだ続きますw