中の人の身体を心配してる自分としては終わるのは残念ですが
膝ボロの人たちが一段落付くという気持ちもあるので複雑な気持ちです。
遂に5話とリンクするお話でございます。
「ソンナこと無い!」
「よほどの自惚れ屋じゃないかぎり自分より他人のほうが可愛いと思うでしょ。」
「違うの!凛は違うの!」
「…凛?」
少しヒステリックに叫ぶ凛ちゃんに真姫ちゃんは少し引いてしまいました。
「引き受けちゃったし、穂乃果ちゃんが帰ってくるまでだからリーダはやるよ…。」
___でも…向いてるなんて絶対無い!
そう言って凛ちゃんは走って帰ってしまいました…。
「もしかしたら…」
花陽は真姫ちゃんに凛ちゃんが昔スカートを穿いた時にバカにされた事を話しました。
「そういえば私服でスカート穿いてる所見たことないわね…。」
「はぁ…」
2年生が沖縄に修学旅行中、絵里ちゃんと希ちゃんは生徒会のフォローで練習にあまり手がまわらないということで絵里ちゃんと穂乃果ちゃんの推薦で凛ちゃんが暫定リーダーをやるということになりました。
しかし、個性豊かなμ'sのメンバーをまとめるのは至難の業で元気な凛ちゃんもリーダーを諦めるような弱気な発言が飛び今日の帰り道の出来事が起きました。
「…しかし参ったわね…。穂乃果が帰ってくるまでだけど…こんな調子だと凛が心配だわ。」
「うん…。」
真姫ちゃんの言うとおりこのままだと明日以降練習にも支障が出かねない状態です。
「私達の意見だけだと埒が明かないわね。」
「え?」
「私は穂乃果とことりに相談するから花陽は海未と伊達先輩に意見貰って来て。」
真姫ちゃんの提案に花陽は一瞬固まってしまいました。
「えぇぇ!?先輩に電話で相談するのぉ!?」
「なんでそんな大声出してるのよ。たかだか相談に乗ってもらうだけじゃない。」
「男の人に電話なんてかけたこと無いよぉ…。」
「だから別に相談意外の他意はないんだからなんでうろたえるのよ!」
結局、今回の出来事を2年生の先輩方に話しアドバイスを貰うということになりました…。
❐❐❐❐❐❐❐
『取り敢えずは様子を見てはどうでしょう?日も浅いのにああしろこうしろというのも可哀想ですし…。』
「うん。ありがとう。」
その日の夜、海未ちゃんとの相談を終え花陽は電話を切りました。
そして、先輩への相談へ…。
なんだか緊張します…別に普段会っている時は緊張しないのに電話になるとハードルが上がるような気がするのはなぜなんだろう?
そんなことを思いながら深呼吸をして先輩に電話をかけました。
『もしもし?』
「も、もしもし!伊達先輩ですか?」
『あ、ああそうだけど…どうしたの花陽ちゃん?』
「い、今お時間大丈夫でしゅか!?」
緊張のあまり思い切り噛んでしまいました…。
『…フフッ、大丈夫だよ。こちとら雨のせいで超暇でさぁ~話し相手欲しかったくらい。』
「あ、そうなんですね…。」
先輩は緊張してる花陽に少し吹き出してましたが、いつも通りでした。
それから花陽は今週の出来事を話しました。
凛ちゃんがリーダになったこと、そして中々上手く言っていないこと、凛ちゃんはリーダーというポジションに弱気であるということ…そして、昔スカートをバカにされた事…。
『う~ん…』
話を聞いた先輩は少し考えてるようで無言になりました。
『結局、花陽ちゃんはどんな凛ちゃんを望んでるのかな?』
「え?」
先輩の質問に即答できませんでした。
『俺が言えるとしたら花陽ちゃんの望んでる形はどうで、どうしたいか?ってことかなぁ…。』
「…。」
『まだ、少しだけ時間があるからそれを考えてみたら凛ちゃんにやってあげれることが見つかるんじゃないかな?』
それから少しだけ雑談をして花陽は電話を切りました。
「花陽が望む形…か…。」
花陽はそう言いながらベットに飛び込みました。
❐❐❐❐❐❐❐
「えぇぇ!?帰って来れないぃ!?」
相談した翌日。大変な事になりました。
台風の影響で穂乃果ちゃんたちはファッションショーの日には帰って来れないとの連絡が入ってきたのです。
イベントは6人で参加することになりました。
そして…
「それで、センターなんだけど…」
「…えっ?!」
絵里ちゃんが見つめた先には凛ちゃんがいました。
❐❐❐❐❐❐❐
「うにゃぁぁぁぁ!!!」
ショーでセンターを踊るメンバーはウェディングドレスを着るという説明を受けるなり凛ちゃんは壊れて逃げ出してしまいました。
数分後、屋上で凛ちゃんは捕まったのですが…
「とにかく!μ'sのためにも凛じゃないほうがいい!」
「かよちんなら歌も上手いしピッタリにゃ~!」
「わ、私は…」
「やった方がいいにゃ!かよちん可愛いし、センターにぴったりにゃ!」
「でも…凛ちゃん…良いの?」
「良いに決まってるにゃ!」
「…本当に?」
「…もちろん!」
こうして、屋上への逃亡劇からなし崩し的に花陽がセンターをすることになりました。
「うわ~!かよちん綺麗!」
「そ、そうかな?」
「やっぱり、かよちんが一番綺麗にゃ!凛応援してるからね!」
「アンタも歌うのよ」
「そっか!あはは…」
念願のセンターでしたが、花陽が着ている衣装を見つめている凛ちゃんの表情を見た花陽の心は晴れませんでした。
❐❐❐❐❐❐❐
___Prrrrrrr
その日の夜、穂乃果ちゃんとの通話が終わった花陽の携帯がまた鳴りました。
「伊達…先輩?」
思わぬ人からの電話に少し驚きながら電話を取りました。
「…もしもし」
『もしもし。今大丈夫?』
「はい。大丈夫ですよ。」
『海未から聞いたよ花陽ちゃんセンターになったんだって?おめでとう!』
「えっ!?え~っとその…」
穂乃果ちゃんとの会話を知らない先輩は私がセンターであることが納得していないことを知りません。当然の連絡でした。
『…な~んて!意地悪なこと言ってごめんね。』
「えっ?」
『花陽ちゃんのことだからこのなし崩し的なセンターに納得してないんじゃないかなぁ~って思ってさ。』
先輩は変なところだけ鋭い。希ちゃんと真姫ちゃんが言っていましたが、全くその通りみたいです。
「穂乃果ちゃんからも電話がかかってきて…あはは…。」
『やっぱりそうか。アイツ今日、1日中上の空だしさっきはベランダで誰かと電話してるし…』
穂乃果ちゃんも凄く心配してたんだ…。
『まぁ、ぶっちゃけ高坂との話で腹はくくってると思うけどさ。』
「あはは…」
そこもお見通しされてました。
『お節介な先輩的に言葉を送るなら…』
__Now or Ever…だよ。
『今変わらなかったら二度と心境の変化もチャンスも来ないかもしれない。だから今あるチャンスを信じて。』
『選ぶのは花陽ちゃん。笑うのも、憂うのも、他の誰でもない花陽ちゃんだから』
「…はい。」
先輩の言葉は凛ちゃんに背中を押してもらった花陽には凄く響くものがありました。
「先輩。今日はわざわざありがとうございました。」
『いやー、ただのお節介だから気にしないで。ただ、』
「ただ?」
『可愛いウェディングドレスでおっぱい揺れてる花陽ちゃんをみたk』
先輩のセクハラ発言を聞く前に花陽は通話を切りました。
「先輩は最低です!」
そう言いながら花陽はベットに飛び込みました。
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「あ~、9人でやるファッションショーのパフォーマンス見たかったなぁ…」
「仕方ないではありませんか。流石に天候には勝てません。」
無事修学旅行から帰ってきた俺は海未と一緒に帰り道を歩いていた。
「おや?」
海未の携帯がなり海未は携帯を取り出し、笑顔になる。
「ファッションショー成功したみたいですね。」
海未が笑顔で見せてきた携帯には綺麗なウェディングドレス姿の凛ちゃんを満面の笑顔の1年生二人が挟んでいる楽しそうな写真だった。
最後までご覧頂きありがとうございます。
ここからオリジナル展開なので大変ですわ(^q^)
気がつけば年の瀬ですね。MUSIC BOXを書き始めて2度目の年越しも近いですな。
かよちん編年内に終わらせたいけどMHX面白すぎて無理かもです(^q^)